(2022年11月27日更新)
「公務員試験の勉強って、みんな働きながらやってるの?」「膨大な量の勉強が必要みたいだけど、現役社会人はどうやってるの?」
おはようございます。【ネクストキャリアサポーター】でライフコーチのがみさんです。
民間企業で勤務している人は、公務員に限らず忙しい中で勉強するのは大変ですよね?
でも実際、忙しい中で勉強して公務員に転職している人がほとんどです。
僕や僕の同僚、入庁してから先輩や後輩に聞いても、働きながら公務員対策して合格した人が圧倒的に多かったです。
社会人の場合、家族もいるから生活費稼がないといけないし、みんなどうやって試験対策してるのでしょう?
今回は、あなたも気になるその点について実例を元に紹介します。
公務員試験は働きながら準備しても可能?社会人はその方が良いの?
今回はこの流れで紹介します。
- そもそも何故民間企業出身者から公務員を採用するのでしょうか?
- 働きながら公務員試験の準備をする理由:お金の面
- 働きながら公務員試験の準備をする理由:キャリアの面
- 公務員試験を働きながら準備する賢い方法は?
- 働きながら公務員試験対策お役立ち記事
(一般教養試験対策・論文試験対策・面接対策) - 公務員転職成功するために登録した方が良い転職サイトは?
そもそも何故民間企業出身者から公務員を採用するのでしょうか?
あなたは何故、各地方自治体や省庁が民間企業から社会人経験者を採用したいと考えているか分かりますか?
そうです。あなたのノウハウや経験、仕事の進め方や仕事に対する姿勢、あなたの民間企業出身者らしい(既存の公務員にはいなさそうな)キャラが欲しいからです。
そんなあなたから、民間企業出身者ならではのアイデアを出してもらって、実際にリーダーシップを発揮して、色々な人を巻き込んで行動してほしいからです。
大学や高校から新卒や浪人して入庁した公務員には、そのようなことができる人が非常に少ない。僕が県庁で見たところ皆無でした。
実際、僕も入庁1日前まで前の職場に所属していましたし、同期も先輩も後輩も全員が何らかの仕事をしていました。
つまり、あなたのキャリアが新鮮なうちに採用したいので、現役で働きながら受験してくれる方が選考する方も有難いのです。
いくら社会人経験者といっても、5年以上前の経験を語られても、変化が早い現代社会の現状とかけ離れた発想を持ち込まれたり、体育会系のノリを持ち込まれても、あまり欲しい人とは思われません。
民間企業出身者を採用する背景について、まずはしっかり考えて挑むのが王道です。
働きながら公務員試験の準備をする理由:お金の面
もうひとつ、日々の生活費を稼がないといけない現実的な問題がありますよね?
1年間何もしなくても家族が食べていける貯金があれば良いのですが、そうじゃない人がほとんどでしょう。
特にコロナの影響下では、そういう訳にはいかないですよね?
それに、1年で一発合格できるのかどうかは分かりません。よほど賢明な準備をしないと、3年かけても受からない…そしてキャリアも消滅…また民間企業…ということになりかねません。
このような点から、稼ぎながら働きながら賢く準備するのが賢明な社会人だといえます。
働きながら公務員試験の準備をする理由:キャリアの面
採用する側は、あなたのキャリア(ノウハウ・経験・行動力・実績・キャラ)がほしいわけですから、現役のままの方が良いのは理解していただけたと思います。
しかし、これをお読みの方の中には、コロナショックでリストラに遭ってしまった方もいらっしゃると思います。
いま無職で一所懸命、正社員の仕事を探している方もいらっしゃると思います。
僕がおすすめしたいのは、
- 今の会社で自分の時間がしっかり確保できるなら今の会社で働きながら公務員試験の準備をする。
- 今の会社が残業や休日出勤だらけで自分時間が確保できないなら、いったん自分時間が確保できる会社(派遣などでもOK)に移ることも考える。
- いま無職なら、正社員より1,2年後の公務員合格を念頭に置いて、自分時間が確保できる肉体的に楽な事務系
(コールセンターなど)の派遣社員をする。しっかり確保した自分時間で集中的に勉強する。
何が言いたいかというと、自分時間を確実に確保して集中的に勉強するということです。
派遣じゃキャリアが旬じゃなくなるじゃないか?と思われるかもしれませんが、1~2年くらいなら大丈夫です。何も問題ありません。
公務員試験を働きながら準備する賢い方法は?
このように自分時間を確保しても、働きながらではどうしても的を絞って集中的に勉強するしかありません。
旬なキャリアが欲しいけど、でも試験には合格してもらわないと…というのが採用側の本音です。合格する人はそれを乗り越えてきています。
合格できる人は、やはり的を絞って無駄な努力はしていないという共通点があります。
同じ3時間勉強するのでも中身が全然違うんですね。
ここで自己投資できるかどうか?が、大きな分かれ目になります。
僕の場合は、一般教養は塾。論文対策はインプットとアプトプットの訓練で1年未満の準備で合格できました。
他の小論文対策で書いていますが、インプットとアウトプットはこのようなことを1日3テーマで行うことをお勧めします。
●受験する地方自治体の問題点、機会点(生かせる強み)、地の利、特産品、人口と人口推移etc
●最新テクノロジー、時事、社会情勢、最新ビジネスワードetc
●ご自身の専門分野と生かせるキャリア、スキル、ノウハウ、業界事情etc
合格できた最大の要因は、無駄なことは省いて、やるべきことに集中できた成果だと思います。同期や先輩、後輩も口を揃えたように、「的を絞って大正解だった」と話していましたので、これが賢明な方法だと思います。
塾は30万円ほどでしたが、入庁してすぐに年収600万以上が確定できたので、元はすぐに取れました。
他に英会話に96万円、USCPAに68万円使ったりなど、僕は自己投資が好きで、それが後々元を取れることは経験から分かっていたので、躊躇はしませんでしたが、30万円で公務員になれたのは安すぎる自己投資だと今でも思います。
独学で3年以上、塾で1年。僕なら迷わず後者を選びます。キャリアも旬なうちが勝負。
賢明なあなたにおすすめするのは、実績のある塾で一般教養対策をしながら仕事もし、論文試験対策もしっかり行うこと。これに尽きると思います。
●2022年11月27日追記:現在は各地方自治体の「一般教養試験」はSPI3が多いようです。
取り組み方に寄りますが、SPIなら独学で十分いける人も多いと思います。
リクナビネクストに登録(無料)して、「公務員」で検索したら、各地方自治体(国家公務員や都庁も)の教養試験や小論文、求める人物像などが分かります。早めに確認しておくことをおすすめします。ちなみに僕もリクネビネクストで公務員求人を見つけました。
リクナビNEXT
追記終わり。
働きながら公務員試験対策お役立ち記事(一般教養試験対策・論文試験対策・面接対策)
他のページに、一般教養に適した塾と、論文試験対策を載せていますので、本気の方は是非ごらんください。
【一般教養対策】
【公務員一次一般教養試験科目】・・下記が主な一般教養試験の内容です。専門分野によっては異なる場合があります。これらを考えると、社会人は一般教養対策に、あまり時間はかけられないですね。独学3年より塾1年が賢明かもしれません。
一般知能 | 数的推理 | 数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈の4分野で構成されます。教養科目の中で最も出題数が多く、教養全体の約4割を占めます。 |
一般知能 | 文章理解 | 現代文と英文が中心です。試験によっては古文が出題されることもあります。数的処理の次に出題数の多い科目です。 |
一般知識 | 人文科学 | 日本史、世界史、地理、文芸・思想といった高等学校までの「社会」の中で、地理や歴史、倫理・社会の各科目がこれに含まれます。 |
一般知識 | 自然科学 | 物理、化学、生物、地学、数学といった高等学校までの「理科」と「数学」に該当する理系科目がこれに含まれます。 |
一般知識 | 社会科学 | 政治、経済、法律、社会、国際などの科目がこれに含まれます。高等学校までの「公民」や「現代社会」に該当する科目です。 |
一般知識 | 時事問題 | 時事問題も一般知識の一部として出題されるのが一般的です。また、時事に関する知識は小論文を書く際や集団討論などでも重要となります。 |
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