公務員面接で社会人経験者によくされる質問とは?僕も質問されました

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※当ブログは、ライフコーチの私が主に40代以降に様々な転機を乗り越えてきた経験をもとに書いています。
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スマホで公務員試験対策・人気国家資格対策は【スタディング】受講者数20万人超

(2022年12月1日更新)

「民間企業出身者の公務員転職面接ってどんな感じなの?民間とはやっぱり違うよね、、」「公務員面接の対策ってどんなこと?よくされる質問くらいは知っておきたいな。」

おはようございます。【ネクストキャリアサポーター】でライフコーチのがみさんです。

年に一度の待ちに待った公務員試験。

それも面接まで進んでしまった!ここまででも「よくやった!おれ!!」と言いたいところではないですか?

確かに公務員転職の面接まで進んだあなたはすごい。よく頑張ったね!と言ってあげたい。

しかし、最後の選考である「面接」が、

「あなたを合格させるか落とすか」

「他の人と比較してどうなのか?」

「うちに来て頑張ってくれそうな人なのか?」

「そもそも公務員という組織に向いているのか?」

「周囲との協調性はあるのか?」

などなどいろいろな角度から他の候補者と比較して相対評価されてしまいます。

そこで今回は、公務員転職面接でよくなげかけられる質問について書いていきます。

聞かれる可能性が非常に高い質問です。

知っておくのと知らないのでは、本番では全然違いますので、是非心得ておいてくださいね。

公務員面接で社会人経験者によくされる質問とは?僕も質問されました

このページの流れ
  • 社会人経験者の公務員試験の面接で、ほぼ全員にされる質問はこれ。
  • 社会人経験者が公務員面接で余計な質問をされないための戦略とは?
  • まとめ
  • 公務員転職シリーズ

社会人経験者の公務員試験の面接で、ほぼ全員にされる質問はこれ。

結論から言いますと、「あなたがクレームを受けたらどう対処しますか?」「今までクレームを受けた経験はありますか?どのように対処してきましたか?」という質問です。

意外!?と思われるかもしれませんが、公務員は行政サービスを行うのが仕事です。

施策など様々な活動や給与などの財源は、すべて税金です。

住民に対して当たり前のように、よく整備された快適なサービスを公平に公正に提供するのが仕事です。

今回の10万円の給付金騒動でも問題になったように、困っている人に早く確実に提供できないと、当然罵声のようなクレームが飛んできます。

受けて当たり前のものを受けられないとなれば、財源を担っているあなたも怒りますよね?

公務員はそういうことの矢面に立っています。

担当によっては、たった1人で窓口になり、すべてのクレームを受けている公務員だっています。

そのような環境から、公務員はうつになって病院に通ったり休んだり、長期入院する人が多いのです。辞める方も数多くいます。

既存の公務員は新卒や既卒など、学校を卒業してそのまま入庁した人や、少し社会人をかじって、あまり社会人経験がないまま入庁した人が圧倒的に多いのは、あなたもご存じの通りです。

そんな世間知らずの人が、住民のひと回りもふたまわり以上も年上の大人から、罵声や脅しのようなクレームを受けたらどう感じるでしょうか?

あなたも社会人になりたての頃に感じたような、ド緊張とびびりまくり、汗だらだら、挙句には泣き出す、、、このような心境になっているのです。

今のあなたのようにクレーム応対の経験者で、ちょっとやそっとの脅しや罵声には微動だにしない状態ではないのです。

そこで、社会人経験豊富なあなたには、既存職員のメンタルヘルスのためにも、クレーム応対の考え方を聞いておきたいという切実な背景があります。

ここで現職の公務員採用官が執筆している書籍から抜粋したものを紹介します。

【求められるクレーム対応力】

社会人経験者に求められるのがクレーム対応です。社会人経験があれば、クレーム対応についてもやはりある程度はできるものと判断されます。

最近はどこの自治体でも、クレーム対応力は必須となっています。住民と直接対応する窓口は当然、学校で起こった問題を教員に相談せず直接教育委員会に苦情が入ったり、事業者が許認可をめぐってクレームを言ってきたりなどは、今や当たり前になってきました。

こうしたクレームに対応できず、メンタルの問題を抱えてしまったり、職場を長期間休んでしまう自治体職員も少なくありません。

新卒の公務員の場合、社会人として経験がないことなどから、案外こうしたクレーム対応に弱い職員もいます。

こうした背景から、社会人経験者には適切にクレーム対応をすることが求められています。

引用・参照書籍

公務員試験 現職採点官が教える!社会人・経験者の合格論文&面接術/春日文生著

このように、現職の採用官が言っているほどクレームに対する取り組みは、公務員の重要な課題になっています。

だから、結構高い確率であなたに質問される可能性は高いのです。もちろん僕も質問されました。

採否に関係あるかどうかは疑問ですが、しっかり答えられないと、あなたの本番でのメンタルに影響してきます。

【クレーム応対】に対する、社会人経験豊富なあなたならではの答えをしっかり用意しておいてくださいね。

それでは、面接でクレーム応対以外の余計な質問をされないための戦略について紹介します。

社会人経験者が公務員面接で余計な質問をされないための戦略とは?

次に、余計な質問をされないための準備、言い換えれば【あなたが聴いてほしい得意分野】に質問が集中するための準備について紹介します。

まず、社会人を採用しようとしている公務員面接の背景について、今まで書いてきたことを少し整理します。これを知っておくと、あなたにも余裕が生まれますよ。

以前書いた「公務員の面接って圧迫面接なの?」という記事でも述べましたが、非常に重苦しい雰囲気の中で行われるのが公務員面接です。

住民から徴収している税金を使っていること。または、面接官が日頃お固い仕事をしていることからくる「採用側の緊張」から圧迫面接っぽく感じてしまうのですが、決してあなたを落とそうと考えて行われるものではありません。

つまり、先方はあなたに対して圧迫面接しようとはかけらも考えていません。(入庁してからそれは分かりました)

むしろ、あなたのキャリアや論文などを見て、「どんな人なんだろう?」と、とっても興味津々でいるわけです。会うのが楽しみ!という状態であなたを迎えます。

面接官は複数のことも多く、県や市・区の本部長や地元のキーマン(プロサッカーチームの社長・地場産業の社長など)がいます。

場合によっては副市長などが面接することもあります。大体複数の面接官がだだっ広い部屋で複数人:あなた1人という割合で行われます。

これでは緊張するな!という方が無理です。

だからこそ、職務経歴書や論文で、質問されやすい(質問が集中する)あなたの得意分野をアピールしておく戦略が必要となります。逆に、この戦略を取っておかないと、あなたは面接には進めません。

【興味を持たれる人材】として相手に感じさせないといけません。

同じ仕事内容を長年やってきた人でも、入り口の戦略で何も考えていない人と、よく戦略を練った人では大きな差が出てきます。

あなたのキャリアと、受験する地方自治体や国が抱える社会問題、受験する地方自治体で生かせそうな産業や特産品、地の利などを、あらかじめ論文やキャリアシートでアピールしておくことが、あなたが公務員転職を有利に進めるカギになります。

だからこそ、転職活動のスタートは【自分のキャリアの棚卸し】からスタートしましょうと、このサイトでは伝えています。

余計な質問をさせないこと。あなたの得意分野に質問を集中させること。あなたの人物像をイメージしてもらいやすくすること。これらを戦略に組み込んでおくことで、あなたには余裕が生まれます。

公務員転職のために準備しているあなたも、余計な質問をされずに、得意なことに興味を持たれるような準備を是非してほしいと思います。

社会人経験者の公務員転職面接まとめ

僕も同期もそうでしたが、みんな働きながら勉強して公務員試験の本番に挑んでいます。

一般教養対策と同様に、忙しいあなたには余計なことをする暇はないと思います。

面接対策も、あなたの
①得意分野(あなたがいくらでも答えられること)に採用側の意識を持っていくこと。
②クレーム応対はかなり高い確率で聞かれるということ。

これらを念頭において効率的に準備して本番を迎えてくださいね。

 

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