転職面接練習の重要性:賢い事前準備をすると面接は怖くない?

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転職面接 練習

(2022年3月31日更新)

「初めての転職だし、面接では何を聴かれるんだろう?」「どんな風に答えたら、面接官にしっかり伝わるのだろう?」

おはようございます。【ネクストキャリアサポーター】でライフコーチのがみさんです。

今回は当サイトのテーマである公務員転職に限らず、転職活動する人の全てに共通する面接準備について書いていきます。

あなたは初めての転職に挑む今、このように悩んでいませんか?初めてなので無理もありません。でも安心してください。

面接慣れをするという点で、事前に【賢い面接準備とロールプレイング】を行うことで、そのような不安は一気になくなります。面接ロールプレイングを行うことで、エントリーシートも採用側に伝わるように作成できるようにもなります。

ちなみに公務員の面接は、数名の面接官がいます。本当に写真のようなイメージですよ。

別に相手に圧迫面接をしようなどの他意はないのですが、いわゆるお役所感覚で、このような雰囲気になるようです。

しっかり準備して、雰囲気にのまれないようにしましょう。

転職面接練習の重要性:丁寧な事前準備をすると面接は怖くない?

転職活動はじめの頃に「練習のつもりで」と、1,2社の面接をぶっつけ本番で受けるのは、お勧めできません。

賢明な人はそのようなことはしないものです。しかし、結構何も考えずに第一候補の面接を受ける人が多いのも事実です。

なぜなら、最初の頃に受ける会社が、第1志望や第2志望など本当に入りたかった会社である可能性が高いからです。

そこで、あなたが戦略的に事前準備を行い、本当に入社したい会社から早い段階で内定を勝ち取れる様、【面接準備とロールプレイングの効果的な方法と意味、ポイント】について紹介します。

ここで紹介する方法は、公務員転職・民間企業転職を4回成功させるために、僕が実際に行ってきた方法です。

このページを読み正しくロールプレイングするとこで、あなたは余裕を持って内定を勝ちとれることができるようになりますよ。

ここから下の流れ
  • 面接ロールプレイングの準備:自分自身を知ろう!マインドマップはとても有効
  • 面接ロールプレイングの効果的な方法1:第一印象はやはり超重要!
  • 面接ロールプレイングの効果的な方法2:最初の質問の王道はこれ!
  • 面接ロールプレイングの効果的な方法3:キャリアのハイライトにフォーカスしたらどうなる?
  • 面接ロールプレイングの効果的な方法4:ほぼ来る質問「なぜ退職したのか?」
  • 面接ロールプレイングの効果的な方法5:「なぜ当社で働きたいのか?」
  • 面接ロールプレイングの効果的な方法6:エピソード質問
    ・・・あなたの人物像を探られていると心得えること!
  • 面接ロールプレイングの効果的な方法7:★超重要!面接中にここは見られている!!
  • 他のよくある質問
  • 面接ロールプレイングの効果的な方法まとめ
  • 公務員論文試験対策の方法まとめページ

  • 公務員転職サイトおすすめ2選とは?ココは登録しなきゃ大損かも!

  • 社会人の失敗しない公務員転職術のこと・使い方 

それでは順番に解説していきます。POINT!も添えていますので、頭にしっかり入れておいてくださいね。

■面接ロールプレイングの準備:自分自身を知ろう!マインドマップはとても有効

※面接のロールプレイは、仲の良い友人や家族と、ただ何となく始めるのは失敗の元です。

なぜなら面接官役のあなたの友人は、たくさんの応募者の面接を経験してきたプロではないからです。

面接官役の人は、あなたが受ける業界に精通していない可能性が高いものです。

そして、一番肝心な「あなた自信があなたを売りこむ材料を整理していない」という状態です。

これでは、面接を受ける前から負け戦に挑むことになります。

本番さながらに自分の棚卸をして、面接を受ける側・面接官役共に内定を勝ち取れる面接のロールプレイングを行ってください。

①面接ロールプレイング前に【自分のキャリアの棚卸し】をするメリット

面接ロールプレイングをする前に、マインドマップを使って【自分のキャリアの棚卸し】を行ってください。

【自分のキャリアの棚卸し】をすることで、あなたは気持ちに余裕ができ、どのような質問が来ても堂々と答えられるようになります。

言い換えれば【自分のキャリアの棚卸し】は、行えば最大の武器・メリットとなり、行わなければ残念な結果に繋がるとも言っても過言でありません。

②【面接ロールプレイングのマインドマップイメージ】

面接練習・ロープレを(公務員・民間企業共通)の想定枠組みを作ってみました。

今ではマインドマップを使う人が増えてきました。

僕も何かをする時・・例えばこの文章を書く前やこのサイトそのものを始める前にもマインドマップを使っています。

サラリーマンとしても使ってきましたが、今は無料のアプリもあったりして本当に便利です。(以前は手書き)

あなたも面接準備(自分のキャリアの棚卸し・面接想定質問と対応)に是非使ってみてください。

XMindが使いやすくておすすめです。無料版で十分です。

XMind(ダウンロードページ)

転職面接 練習

公務員面接に限らない質問や、見られている点なども網羅的に繋げてみました。

あなたも上で書いた目次【内定を得られる面接ロールプレイングの方法・・ここから下の流れ】の各項目を大きな見出しにして、マインドマップで自分棚卸しをしてみてください。

POINT!

※マインドマップが出来たら、面接官役とも必ず共有してください。

おすすめのマインドマップはこれ!・・XMind・・無料です。とても使いやすいですよ。

XMind無料ダウンロード

面接官役からもアドバイスをもらい、マインドマップを肉付けしてくださいね。

※面接官役の人は、最初はマインドマップの流れで、態度や職種などを変えながら質問をして進めてください。

■面接ロールプレイングの効果的な方法1:第一印象はやはり超重要!

あなたもよくご存じの通り、人は第一印象で相手を判断します。

当然、転職面接の際も、この第一印象はとても重要になります。

第一印象を舐めたらとんでもない損をしてしまうことになりかねません。第一印象は可能な限り最高の状態にできるよう、面接ロールプレイングの段階から意識しましょう。

POINT!

※面接官役も、第一印象の指摘は厳しいくらいでちょうどいいと思って指摘してあげてください。

【あなたの仕事ぶりが容易に想像されてしまう】のが第一印象だということを、肝に銘じておいてください。

①第一印象であなたが判断されていること

例えば面接官はあなたから受ける第一印象で、このような点を判断しています。

①第一印象であなたが判断されていること

  • 明るくポジティブな人柄か?
  • 笑顔で相手の目を見て話せる人か?
  • クライアントや社内で好印象を与えられる人物か?
  • クライアントや社内の人とコミュニケーションが取れる人物か?
  • 重要な場面で冷静な判断ができる人か?
  • 重要な場面には清潔感のある服装で行くと心がけている人か?
  • 爪や髪、肌などのケアをし、相手に不快感を与えない人か?

これらが一瞬で判断されてしまいます。

今はひと昔前のように、見た目はぼさっとして服装やケアに無頓着で不潔そうでも、プログラミングだけ黙々と職人のように書ければ良いというような時代ではありません。

面接ロールプレイングの段階から、第一印象が好印象になる様、あなたも面接官役も心がけてください。

②第一印象でハロー効果が起こる

第一印書が良ければ良い方に、第一印象が悪ければ悪い方に、どちらにせよハロー効果は起こってしまいます。

POINT!

★面接におけるハロー効果とは?・・第一印象の評価が、あなたが相手に与えた顕著な部分で他のことまで評価されてしまう(誇張され仕事ぶりまで想像される)バイアス現象のこと。

言い換えれば、良い第一印象を与えることができれば、あなたの人間性や仕事ぶり、誠実さなど色々なことで良い印象で受け止められるということです。

「この人絶対にうちに欲しい!」と、面接の最初で思ってもらえることだってできてしまうのが第一印象です。

POINT!

※ハロー効果はよく起こるので、それを良い方に出そう!だからこそ第一印象はとても重要。

それでは引き続き、面接ロールプレイングの中身に入っていきます。

■面接ロールプレイングの効果的な方法2:最初の質問の王道はこれ!

転職の面接(特に一次面接)の場合、大体の流れは決まっています。

絶対に質問することは、会社側でも公務員の面接官側でも用意しています。

中でも最初に向けられる質問はこれが圧倒的に多いものです。

①転職面接でほぼ間違いなくされる最初の質問とは?

「●●さん(あなた)の経歴を簡単に教えていただけますか?」

・・私の3回の転職活動でも、受けた会社で必ずされた質問が、この「●●さんの経歴を簡単に教えてください」でした。

日系、外資系関係なく最初にされることが圧倒的に多かったです。

僕自身が企業の面接官をしていた時も、面接の際は必ずこの質問を最初にしていました。

公務員の場合は、アピール論文を上手く使うことで楽になります。質問があなたがアピールしたいことに集中するからです。

それでは、なぜ最初に「●●さんの経歴を簡単に教えていただけますか?」という質問をするのでしょうか?

それにはこのような意味が隠されています。

②「●●さんの経歴を簡単に教えていただけますか?」に隠された採用官の意図とは?

  • しっかり自己紹介出来る人か?

  • あなたがどんな人物か知りたい。
  • 自分のキャリアを簡潔にまとめられる人か?相手に伝えたいことをしっかり伝えられる人か?

  • 実績など強みは何か?・・キャリアハイライト

  • キャリアと自社との相乗効果を出せる人か?

  • どのような目的で自社を受けているのか?

採用官はあなたの最初の説明で、次にどのようなことを質問していくかを探っています。

彼ら面接官も、ただ自分が聞きたいことだけを聞こうとは考えていません。

ここであなたの【一番のキャリアハイライト】を強調して簡潔に説明できれば、あなたは興味を抱かれる存在になります。

POINT

※見せられる成果物などがあれば、見せられる状態にして持っていくとよいでしょう。

あなたが関わったプロジェクトネットや制作物が新聞などで話題になった記事等があれば、印刷して持参するのも非常に効果的です。

そして、興味を持たれたら、あなたが最も成果を出した仕事や会社に貢献できると感じてもらえた部分を中心に話は展開していくことになります。

※ここの注意点は、エントリーシートに書いてあることを全て話そうと思わず、強調したいキャリアにフォーカスを当てることです。

POINT!

※全てを伝えようとしないこと。一番伝えたいキャリアにフォーカスすること。

③相乗効果を想像させることができる。

あなたの説明次第で、結果的に面接官にあなたのキャリアが会社に与える相乗効果と、あなたも気づいていないあなたの可能性を想像させることもできるようになります。

例えば、あなたが全くの未経験でITエンジニアに応募し面接を受ける場面でも、あなたの持つキャリアや人脈、ノウハウなどが、IT業界と相乗効果を出すことはたくさんあります。

面接官はそのような相乗効果にもイメージを膨らませているものです。

「実は募集している部門では枠が埋まってしまいました。しかし、あなたの得意な業界のDXで、あなたの力が必要かもしれません。その業界は当社でも精通している者がおらず、DXがあまり進んでいないんです。」

このように、面接中に先方からあなたの可能性を打診してくることだって大いにあり得ます。

DXとは?

DXは「デジタルトランスフォーメーション」のこと。

現在は人々の様々な日常や仕事のシーンでDXが加速しています。DXが進められない産業・業界は皆無だといえます。

公務員だって全く同じです。官公庁や自治体も、こぞってDXを勧めています。

あなたが育ってきた業界や培ったノウハウや知識も、もはやDXとは無縁ではいられません。

むしろ、面接ではあなたの得意な業界にプラスしてエンジニアスキルを学ぶことで得られる相乗効果を、面接官はイメージするものです。

私も実際に、募集している枠ではなく、他の考えてもいなかった部門の部門長として採用された経験があります。

面接官はあなたを採用して得られる会社・組織のメリットを常に考えています。

そのことを意識して、あなた自身や会社側の可能性が広がるように、あなたの一番伝えたいキャリアにフォーカスしましょう。

POINT!

※未経験でも他の業界出身なら特に、あなたが加わることで得られる相乗効果をイメージさせること。

 

■面接準備とロールプレイングの効果的な方法3:キャリアのハイライトにフォーカスしたらどうなる?

あなたの強調したいキャリアに面接官がフォーカスを当てることの重要性を上では述べました。

ここからは強調したいキャリアにフォーカスすることを、更に深堀していきます。

強調したいキャリアに相手がフォーカスしてくれるようになると、あなたはその後の面接を余裕で進めることができるようになります。

なにしろ面接官関心は、「どんな人物か探る」⇒「この人を採用できる可能性はないか?」に移るからです。

①キャリアのハイライトにフォーカスすれば、面接官の次からの質問が良い方に変わる

あなたが最初に答えた「あなたの経歴の簡潔な説明」で、面接官に【あなたの売り】が伝わらなければ、次の質問も当たり障りのないものになってしまいます。

言い換えれば、あなたのキャリアの強みに次の質問がフォーカスされれば、面接官はあなたのことを、より具体的に知りたいと思うようになります。

あなたの最も強調したい(伝えたい)キャリアのハイライトは、KPIを含めて具体的に面接官に伝えてください。

ここまでくれば、あなたが苦労することは、あまりありません。

②キャリアのハイライトにフォーカスすれば面接官の態度も激変する。

「●●さんの業界についてもっと教えてください。」「もっと色々教えてください。とても勉強になります。」などと、雰囲気はどんどん良い方向に進むようになります。

激変です。

民間企業では、場合によってはその場で二次面接をする上司も呼んで、同席してくれることも多いのです。

私も採用側の時に、一次面接をする人事部の担当に「いい人が来たらすぐに呼んでください。」と伝えていたものです。

③面接ロールプレイングでは【第一印象~最初の質問まで】を徹底的に行うこと

最初から「その場で二次面接まで」を望むべきではありませんが、面接のロールプレイングをする際は、この最初の質問「あなたの経歴を簡潔に教えてください」を、徹底的に練習してください。

そしてロールプレイングで面接官になる側の人も、最初の質問で応募者側がしっかり答えられるかを徹底的に見て評価してあげてください。

 

POINT!

※面接ロールプレイングでは、面接官役も「最初の質問で、応募者が相手に簡潔に伝わるようにキャリアを説明できているか?」を徹底的に評価してあげること。

ここまで読んでいただいて、あなたも「最初の質問」までの段階で、面接のほぼ90%が決まると感じて頂けたと思います。

つまり、【第一印象の良さと最初の質問に対する答え方】で合否はほぼ決まるということです。

後でいくら取り繕っても、ここまでの印象を覆すのはよほどの売りを隠していない限り不可能だと思ってください。

POINT!

※第一印象と最初の質問で勝負は90%決まると心得る!

ここまで満足に進めることができるように、面接ロールプレイングは進めてください。

それでは、面接でよく質問される他の項目についても解説していきます。

実際、これらはよく質問されます。覚えてロールプレイングしておきましょう。

■面接ロールプレイングの効果的な方法4:なぜその会社を退職したのか?

面接が進むにつれ、面接官が「あなたに興味があればあるほど」、これらの質問はほぼ間違いなくされます。

まず代表的な質問が、「●●さんは、なぜその会社を退職したんですか?」または「なぜ退職したいんですか?」という質問です。

「そんなに大活躍して、あなたにはとても向いている業界に(聞いている限り)思えるのに、なぜあなたは辞めたいの?」

という素朴な疑問です。

この質問は、私も何回もされました。

大きな成果を出した経験に面接官も興味を抱き、質問はそれに集中し、あなたも熱く語った…でも、なぜにあなたは辞めたいの?そこに居た方が良いと思うんですけど…

もっともすぎる質問ですが、あなたにもあなたがその会社を受ける目的や理由があるはずです。

この「なぜそこを退職したいのですか?」という質問は、答えを用意しておかないとドツボにハマりかねません。

実際、公務員採用側は、あなたが「どうしても公務員になりたい!」とは思っていません。

「公務員にしてあげようか?」などとも全く思っていません。

公務員自身は公務員を特別とも良い職場とも思っていないのです。

「民間企業の方がいい。」「民間企業でバリバリやっていた人が、本当にうちなんかに来てくれるのかな?」・・本当にこのように思って、結構控えめなんですよ。

でも、そうはいってもなかなか気の利いた答えは思いつかないですよね?

私が考える無難な答え方の例を以下に紹介します。(あなたが他業種からITエンジニアに転職したい場合・・公務員面接でも応用できます。)

★「なぜそこを退職したいのですか?」の【答え方例】しっかりロールプレイングしておこう。

「私は長年飲食業界にいました。飲食業界はご存じの通り競争が激しい業界です。中でも原材料費、人件費、広告宣伝費の削減は、生き残っていくうえで必須事項です。

しかし、味などの質を落とすと淘汰されてしまいます。

加えて飲食業界では、経費削減を行いながら効果的なマーケティングが求められています。

そこで私は、ITエンジニアとして経費削減とWEBマーケティングをDXの観点から仕組化し、飲食業界や同じような問題点を抱えている業界の役に立ちたいのです。

このような考えを実現するのに、慣れた飲食業界にこのまま居ても実現はできないと考えています。そこで様々な業界(企業)のDX化を推進する担い手として御社に強く興味を抱きました。」

上記はあくまでの答え方の例ですが、このように前向きな答え方をすることで、面接官は、あなたの熱意や信念を感じることができます。

本音ではブラック企業から抜け出したい。安定したいという気持ちが最優先であっても、決して今までいた会社を悪く言うのはやめてくださいね。

POINT!

「何故その会社を退職したのか?」「何故その会社を辞めたいのか?」に対する質問では、慌てずに面接ロールプレイングの通りに答えられるよう練習しておこう。

続けて、これもよくある質問です。

「何故その会社を退職したいのか?」から繋がる質問です。

■面接ロールプレイングの効果的な方法5:なぜ当社(公務員として)で働きたいのか?

あなたがこの業界に入りたい信念と熱意はしっかり伝わりました。

「でも、業界にも同じようにDXを進めている会社はたくさんあるのに、なぜ当社に入りたいのですか?」

話の流れからして、面接官が当然聞きたくなる質問ですね。

業種に関わらず、転職に挑むからには、同じ業界の中でも複数社の情報を調べているのは当然です。

ここで重要視してほしいのは、受ける会社の特徴や売りをしっかり調べておくということです。

中でもこれらはしっかり調べておきましょう。↓

①何となくじゃNG!受ける会社の見るべき情報

  • あなたが受けるその企業が他社と比較して差別化していること。
  • 競合他社より強い部分。
  • 他社では学べないこと。

面接官が知りたいのは、あなたが「当社のどこに惹かれているのか?」という点です。

あなたが的確に答えられれば、「なるほど!この人はうちの売りをよく分かってる!!」と嬉しくなるものです。

②かなり重要!面接を受ける企業の製品を使ったことがある。サービスを知っている。

これは民間企業の多くが当てはまります。

また、受ける企業が販売しているアプリやその他製品をあなたが使っているのであれば、その感想も聞きたいと思ってくれます。

むしろ、入社したい会社の製品を知らないのでは、そもそも採用候補にすら上がらない可能性も大きいものです。

「口ではいいこと言ってるけど、うちの製品知らないの???」・・これでは、これまでの苦労が水の泡です。

面接ロールプレイングでは、面接官役もなかなか思いつかないのがここで述べた質問です。

でも考えてみてください。入りたいのであれば、純粋に「うちの製品やサービスどう思う?」って企業側も思いますよね?

この「受ける会社の製品やサービスを使っている。知っている。」ということは、他の候補者との強い差別化になります。

是非この機会に、(使ったことがなければ)使ってみてくださいね。

■面接ロールプレイングの効果的な方法6:エピソード質問

面接で会話も弾み、あなたもかなりリラックスしている段階です。

しかし相手(面接官)は採用責任という重大な任務を抱えていることを忘れてはいけません。

ここまでであなたの人物像は、ある程度把握されていると思います。

リラックスした会話の中でも、あなたの態度や話し方、リラックスした時の変化、癖などをよく観察しています。

この段階まで来て、次のようなエピソードを絡めた質問をされることもよくあります。

このエピソード質問は、あなたの人間性や仕事への向き合い方を判断するために行われます。

面接ロールプレイングでも、面接官役の人もこのエピソード質問を投げかけてあげてください。重要ですよ。

面接でよくあるエピソード質問とは?しっかりロールプレイングしておこう!

面接でよくされる【エピソード質問】にはこのようなものがあります。

 Q1:今まで経験した中で逆境はありましたか?

 Q2:仕事において自発的に自己投資して学んだことはありますか?

このようなエピソード質問をする面接官の意図は分かりますか?ちょっと想像してみてください。

実は上記の質問には、以下のような質問が続いたり、あなたの人間性や仕事に向き合う姿勢を探る意図が込められています。

Q1:今まで経験した中で逆境はありましたか?

社会人を10年以上やっている30代以上の人は、仕事の中で数々の試練に立ち会ったことも多いと思います。

そこで「はい。私が30歳で営業部の課長になったばかりの頃、私の指示漏れで納期に間に合わないという、取引先を巻き込んでの大事件に遭遇した経験があります。」と答えたとします。

そこで続く質問がこれです。

「あなたはその逆境をどのようにして乗り越えましたか?」

この質問に対するあなたの答えで、あなたの仕事に対する向き合い方が分かってしまいます。

答え例A:「1週間徹夜して、エリア内の取引先に頭を下げ、何とか1人で乗り越えました。」

答え例Aの人は、「自分の責任として受け止め、何とかして目的を達成する人。でも、自分一人で抱え込む他人に頼れない人。」・・コツコツと1人や少人数で業務を進めることが得意。プログラマ向き?

 

答え例B:「課内の全員と取引先に頭を下げ、全員で協力してギリギリ納期に間に合わせました。」

答え例Bの人は、「自分の非をすぐに認め、自分の評価より、会社の目的や会社が受ける今後の評価を真っ先に考え行動することができる人。」・・リーダーシップがあり、PLやPM、クライアントとの交渉に向いている人物?

もちろん乗り越えて解決したという【責任感】や【諦めない態度】は大いに評価されますが、ここで面接官が知りたいのは、あなたがどうやって乗り越えたか?という点です。

Q2:仕事において自発的に自己投資して学んだことはありますか?

人には自燃(じねん)型・他燃(たねん)型・不燃(ふねん)型の3種類のタイプがいると言われます。

  • 自燃型は、自ら問題意識を持ち、何も言われなくても自ら行動を起こす人のことです。
  • 他燃型は、上司から指示されたり、会社の決まり事であれば行動を起こせる人のことです。
  • 不燃型は、自ら問題意識を持とうとせず、上司から指示されても行動できない人のことです。

変化のスピードが激しい現代。特にDXが加速する現代では、当然自燃型の人が一番求められます。

しかし、そのような自燃型の人は、全体の1割程。ほとんどが他燃型です。不燃型は論外となります。

それを判断しやすい代表が、「自発的に自己投資して何かを学んだ経験がありますか?」という質問です。継続性もアピールできれば尚良いです。

このように、答え方次第であなたの入社後の仕事ぶりや、配属される部署などがイメージされてしまいます。

良いとか悪いとかではなく、これらの質問では【あなたの仕事に取り組む姿勢】が問われていることを忘れないでください。

したがって、意図を知って、面接の時だけ繕うのはやめておいた方が無難です。

なぜなら、入社してから本来の自分とは適性が合わない仕事をすることになりかねないからです。この面接ロールプレイングでも、自己分析をしっかり行ってください。

■面接ロールプレイングの効果的な方法7:超重要!面接中にここは見られている!!

転職面接 練習

ここからは、面接対策本などでもよく紹介されている内容です。簡単に触れますが、よく紹介されているということは、面接で見られている可能性が高いということです。

しっかり答えられるように、あなたも面接官役も意識してロールプレイングしてください。

  • 面接中のあなたの態度の変化・・特に慣れてきてから。

  • 自分のメリットだけ考える人ではないか?

  • 自分1人で進める人か?チームを巻き込める人か?

  • 傾聴(アクティブリスニング)できる人か?

  • クライアントのニーズを正しくキャッチ出来る人か?

  • 社内に提案できる人か?

    正面を向いて目を見て会話できる人か?

    コミュニケーションのレベルは?

このような点は、質問こそされないものの、あなたの様子や言動で観察されています。

知らず知らず採用・不採用の判断になりますので、気を配って癖付けしておきましょう。

【他の面接でよくある質問】

  • 逆質問:「何か質問はありますか?」・・必ず用意しておいてください。企業研究をしていれば、そんなに難しいことはありません。
  • 「他社への応募状況を教えてください」・・正直に答えて問題ありません。複数社受けているのは、面接官も当然分かっています。
  • 公務員の場合、最初に提出するアピール論文など小論文が、合否の大きな鍵を握っています。

 

■面接準備とロールプレイングの効果的な方法まとめ

ここまで【面接ロールプレイングの効果的な方法、意味、ポイント】を説明してきました。

これらは効果実証済みの方法の数々です。

実際に面接に挑むあなたも、面接官役の方も、ここまで紹介した内容を面接ロールプレイングに組み入れ、漏れがないように何回も繰り返し練習してください。

そして、ライバルに差をつけ、希望する企業への早期転職を叶えてくださいね。

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