(2022年5月16日更新)
『え?リストラ?30年以上この会社一筋で頑張ってきたのに、、』『あなた、マイホームローンの残り15年もあるのよ。どうするの?』『お父さん、僕大学いけるの?』
おはようございます。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。
最近【50代バブル入社組の大量リストラ】が世間をにぎわせていますね。
プレジデントオンラインにこのような記事がありました。(一部引用)
30年前のバブル期(1988~1992年)に大量採用された世代が、今年48~52歳という「リストラの適齢期」を迎えはじめた。
30年前のバブル期に大量採用された社員が、「リストラの適齢期」を迎えはじめた。希望退職者に退職金を上乗せする手厚い企業もあるが、減給・降格で転職に追い込む企業もある。「お荷物社員」について企業はどう考えているのか。数百人の希望退職を実施した大企業の人事部長に匿名で話を聞いた。
実際、バブルは1988年以前が最盛期だったので、現在55歳以上の方も戦々恐々。もうすぐ定年なのに!
当事者は不安と不満でいっぱいですよね。私も50代ですからよくわかります。しかし、お荷物社員とは、、、
ひどい言われ方ですね。ブラック労働が当たり前の中、滅私奉公で残業、休日出勤当たり前、TVでは『24時間戦えますか?』という栄養ドリンクのCMが話題に。
それほど頑張って、会社を支えてきた人たちに、今になってお荷物とは、、。残念な国になってしまいました。
詳しくはこちらから。興味がある方はご覧ください。
バブル入社組を30年放置した企業のツケ/プレジデントオンライン
いつもは40代の方が中心に読んでくれていると思うのですが、今回は50代の方も読んでいただけたらと思います。
50代バブル入社組大量リストラ!いま50代の私の実態と取った対策は?
①40歳・45歳・49歳で経験した私の経験と、そのための対策。
②50歳になってからの転職応募事情。
③50代・アラフィフでも、いま募集している仕事。
④もっと過酷になる60代に向けて、私や既に脅威に気づいている50代がおこなっている対策。
●50代起業は無謀?副業からがいい?失敗できない世代の賢明な起業は?
上記について書いていきます。是非参考にしていただき、今後のあなたとご家族の幸せな生き残りにお役立てください。
①40歳・45歳・49歳で経験した私の経験と、そのための対策。
ずっとお読みになっていただいている読者様は、私の最初の転職が40歳だったことはご存知だと思います。
その後、45歳、49歳と割りと好条件で転職したのですが、私を救ってくれたのは勉強(自己投資)とコネ(会社員時代の同僚、僕を覚えてくれていた転職エージェント)でした。・・この2点だけは、はっきりしています。
そこで、私が取った40代の時の転職について、まず書かせていただきます。
50代でもこれらの方法を使える方がいると思います。参考にしていただくと嬉しいです。
それでは順に紹介します。
40歳で転職:日本マクドナルド⇒佐賀県庁正職員(公務員)
39歳で家族の状況も考えて、たまたま大手転職サイトのリクナビネクストに掲載されていた【佐賀県庁・民間企業出身者の経験求む!5名採用】という求人を見て、公務員転職にチャレンジしました。
このサイトは民間企業から公務員に転職したい方が読みに来ることが多いので、対策などは別にまとめています。
実はいま、民間企業で真面目に専門性を磨いて来た社会人経験者を、公務員として各地方自治体や国家公務員が求めています。
たまに年齢不問や(2022年時点で)昭和34年生まれまで募集しているところもありますので、興味があれば確認してみたらいかがでしょう。
(公務員にご興味があればリクネビネクストに100件以上求人が載っています。「公務員」で検索してみてください。)
リクナビNEXT
私の公務員転職の時は、自分の専門性の棚卸しと、公務員試験(教養対策)、国内・国際時事や受験する地方自治体の特産品や人口推移、テクノロジーなどを中心に、インプットとアウトプットの習慣を毎日続けたおかげで合格できました。
公務員の場合、収入は年功序列で決まっていましたので、40歳主査で入庁した私は、年収650万ほどでした。
マクドナルド時代の1000万前後からは大きく下がりましたが、手当てもしっかり付いて、生活レベルは安定していました。
事情があって、公務員は2年ほどで辞めましたが、それはここでは触れません。
今まで真面目に仕事してきた方は、それだけで社会人経験者枠の公務員採用の可能性がありますよ。
45歳で転職:東証一部上場日系企業の海外事業推進部
44歳~45歳の時の私は、人生どん底にいました。
公務員を辞めてまで42歳から自営業をはじめたんです。カフェ事業でした。
結果大失敗して、大借金と所持金60円まで落ちたこともあります。
そこから年収960万円まで一気に復活できた理由は、当時日系企業(外資系も)から多くのニーズがあった英語力を磨いたことです。
私の社会人はマクドナルドと言う外資系がスタートでしたが、英語の財務諸表やレポートなどは読めても、英会話と言う点では全然駄目。
そこで危機感を感じ、まだマクドナルド現役時代に駅前留学NOVAに3年通って、文法とリスニング力、会話力はそこそこ身につけていました。
中学生レベルの英語力がある人は、私みたいなことはしないでよいと思いますが、私は大借金を抱えていましたので、再び英語を猛勉強しました。
どん底時代はお金が全然なかったので、ユーチューブにある外国人CEOのインタビューやニュースなどを再生リストにまとめて、大量に聴いてビジネスレベル程度ですが英語を使えるようになりました。
流暢とは到底いえないレベルでしたが、、
それでも、マクドナルド時代の同僚がある大手の会社におり、私が転職活動をしていることを知っていたので、ちょうど良いタイミングで電話をくれました。
いわゆる『社長に紹介しようか?』というコネです。
・・この点は40代の転職では非常に重要で、今までいた会社で信頼される働き方をしてきたあなたなら、使わない手はないと思います。
何より一般入社より条件が全く違います、月とすっぽんです。収入が倍ほど違いますよ。
彼からの条件は『海外にも行ける?』・・たったこれだけでしたが、英語の特訓をしてきて良かったと心底思いました。
これで家族が救われたのですから。
今でも英語力が高い日本人は少ないです。
英語を本気で勉強している日本人は、非常に少ない。
・・もしあなたが、今からでも英語力を身につけたら、海外に進出している、あるいは海外進出や海外取引を考えている日系企業で、好条件で採用される可能性は高いですよ。
49歳で転職:海外レストランチェーンの日本上陸責任者
私は45歳で転職した会社の仕事があまりにも面白く、社長から直接、色々な職務を任されていました。
海外事業推進だけでなく、国内マーケティングとCM製作、全国のブランドキックオフミーディング責任者。PMO、新業態立ち上げなどですが、4年に及ぶかなりの激務で、ついに過労でダウンしてしまいました。
面白いからと言って、何でもかんでも引き受けてダウンする私もアホですが、積極的に取り組んだ初体験でエキサイティングな仕事がその後に生きたのです。
私は転職してからも、【40代以降は、いつまた転機が来るかわからない】ことを、自分の経験や同僚の話で聞いていましたので、登録しているリクナビネクストやビズリーチ他10サイト以上の職務経歴は、常に更新していました。
経験したことやプロセス、成果などを追加していたのです。
過労でダウンして、1ヶ月は傷病手当で暮らしていましたが、まだまだ静養が必要と感じたことと、会社と社長に悪いという思いから、退職して地元鹿児島に帰りました。
そして、自宅静養を2ヶ月ほど続けて快復した後に、地元のほっともっと(お弁当)のFCで、契約社員として、月給20万円(ボーナスなし)で4ヶ月ほど働きました。
そこでまさかのことが起こったのです。
以前ビズリーチで知り合ったヘッドハンターが、私のことを覚えていてくれたんです。
そのヘッドハンターに、外資系企業の社長から直接、『今度、六本木に海外レストランチェーンを持ってくるんだけど、責任者候補として良い人知らない?』という依頼が入ったらしいのです。
そこで弁当屋でノリ弁を作っていた私に、突然電話が入りました。『いま何をされていますか?』『このはなし、興味はありませんか?』
二つ返事で『とても興味があります』と答えた当日に、社長から直接電話がありました。
翌週には東京本社に面接に行き、とんとん拍子に好条件で内定。
翌月には、移動や引越し、住居の初期費用までもらって、東京でGMとして働いていました。
これも以前知り合ったヘッドハンターとのコネが転職できた要因です。
これは自慢でもなんでもなく、転職サイトを更新し続け、自分が転職活動をしていると言うメッセージをしておくこととコネは大いに使うことが重要という一例です。
英語力に限らず、プログラミングなどの知識を身につけると、40代後半でも好条件転職は可能なのです。
少々長くなりましたが、ここからが興味深いので続けてご覧ください。
②50歳になってからの転職応募事情。
49歳の転職まで比較的順調だった私も、さすがに50歳になった途端に、企業やエージェントからのオファーはこなくなりました。
本当にぱったりこなくなったのです。
49歳で転職した外資系企業は、親会社の不信が理由で日本から撤退。
日本支社の全員が解散したわけですが、その時の私は50歳と数ヶ月。いわゆるリストラです。
そこでまた転職活動。。。『これまで同様なんとかなるだろう』と考えていたら、全然うまくいきませんでした。
20社以上は書類選考に応募したでしょうか。
結果はことごとく全滅でした。
受かったのはタクシー会社くらい。
そこでタクシー事情も色々調べて、タクシー免許まで取得したのですが、タクシー免許に必要な深視力で仕事にはならず、結局入社は断念。・・ちなみに東京のタクシーは、月収50万はいくのは本当みたいです。
『もう煮詰まった!』と思ったのですが、ある方法を私は考え付きました。
③50代・アラフィフでも、いま募集している仕事。
最初にわかっておいて欲しいことがあります。
50代はCEOやCFOなど要職を経験して、かなりの実績があるなどない限り、【年齢】【健康面の不安】【親のこと】【ハイスペックな人は必要ない(逆も)】などの理由で、アルバイトでも合格しないことが多いものです。
部長などの中途半端なキャリアは、あまり有利になりません。
会いもせず、露骨に【50代だから】と言う理由で採用しない会社も数多くあります。
それに転職先では、【一回りも二回り以上も年下の上司や先輩】から、指導を受けたり、時には叱られたりします。
このことは40代でも同じで、面接でも先方が結構気にする部分です。
私の知人は、それが嫌で転職先で耐えられなくなり、3ヶ月で退職したほどです。
また、収入も今までみたいな高収入ではなく、(ロスジェネ世代には普通)の25万~30万というのが相場です。
(ITエンジニア・英語力など特別なスキルや、看護師や薬剤師など国家資格があれば別)
それをわかった上で、喜んで働きますと言う方は、続けてご覧ください。
それではリクナビネクストで見てみます。
50代でも可能な、社会人経験者の公務員求人
一般の公務員求人は20代などの若手が中心ですが、社会人経験者を求めている場合は、30代、40代、50代など、経験と専門性が評価されます。
これは2019年8月に確認して、当サイトで紹介したものですが、2022年の現在まで毎年同様の求人が行われています。
国家公務員も、毎年社会人経験者を募集しています。
年齢は明記されていませんが、当時52歳の私にオファーが来たほどです。
50代なら問題ないでしょう。
公務員なんて難しそう・・そう思いましたか? 鹿児島の三流大学卒の私でもなれたくらいですし、実はそうでもないんですよ。
大事なことは、民間企業で培った自分の武器です。スキル、ノウハウ、そしてあなたの仕事のキャラクター。
それに、こんな求人も出ています。
こういう【地域おこし協力隊】みたいな求人は、各地方自治体が積極的に出していますし、難しいテストより移り住んでくれることが最優先の条件だったりします。
リクナビネクスト以外にも、ビズリーチに登録しておくと、このようなオファーが地方自治体から届いたりします。
これは私に届いたオファーです。
社会人経験者なら、1年もあれば十分準備できます。
公務員に興味があれば、当サイトの公務員転職成功のまとめページから、読みたい記事をご覧ください。
下にリンクを貼っておきます。
引き続き他の求人も探してみました。
40代、50代だけど、ITエンジニア・プログラマとして、今から教育してくれ、給料までくれるような、一見虫が良いような求人はないものでしょうか?
50代未経験でも可能な、ITエンジニア
実は、、、全国規模でありました。
募集要項を確認したところ、、、年齢・性別・学歴・経験不問で20名募集しています。
これから大いに生かせるスキルなので、ご興味があれば、収入などを確認してみてはいかがでしょうか?
ちなみに所在地は、【本社】大阪市北区【支社】東京都23区・札幌市中央区・福岡市博多区・仙台市青葉区・長野県長野市・石川県金沢市・鳥取県米子市・岡山県倉敷市・愛媛県松山市・鹿児島県鹿児島市・沖縄県那覇市など全国に拠点があります。
それでは、健康面に不安があったり、ご両親のことが心配な方はどうでしょう?
実はいま、在宅でコールセンターオペレーターとして働く人が増えているんです。
その背景は、外資系企業を中心に在宅オペレーターの仕組みを作り、積極採用している背景があります。
50代でも可能な、在宅勤務
このような在宅オペレーターの求人は、いまでこそ数件ですが、今後ますます増えるでしょう。
在宅勤務に興味があれば、チェックを欠かさないほうがよいと思います。
がっつり大きく稼ぎたい、でも特別なスキルを身につけるまではしたくないなら、東京のタクシードライバーなどは良いと思いますが、そうでなくても25万~30万ほどで良ければ、このように50代でも可能な求人が、色々出ているんです。
これらが多く掲載されている転職サイトと、効果的な使い方を載せておきます。
●40代の転職進め方:サイト登録と効果的な使い方②ビズリーチ編
それでは、53歳の私がどうやって老後をにらんだ働き方をしているか紹介します。
個人的には、これを一番おすすめします。
④もっと過酷になる60代に向けて、私ともう危機に気づいている50代がおこなっている対策
私は現在、WEBマーケティングとWEBライティング、パーソナルコーチングの仕事をしています。
このサイトも、その1つです。
またそれと並行して、地元のインフラ企業で契約社員として働いています。
【今の生活のための本業+将来の経済的不安をなくす副業】のジョブスタイルです。
理由は60代(早ければ今年から)以降の過酷過ぎる状況でも、資産として構築したWEBサイトから収入が入り続けるようにするためです。
きっかけとなったのは、東京にいた頃に、ある70代くらいのおじいさんが、同じ電車内で【アルバイト情報誌】を食い入るように見ていたことです。
地元鹿児島に戻っても、全く同じ光景を3回見ました。
近所のコンビニでは、深夜でもおじいさん達が働いていますし、日中はおばあさん達が働いています。
『このまま中途半端なサラリーマンで食いつないでも、そのうち自分もこうなる』と、背筋が凍るほどの衝撃を受けたのです。
幸い私は、転職には詳しい人間です。
自分も採用側にいたことも長年あります。
その経験を中心に、今の40代の転機を迎えた方に向けて情報発信しています。
他にもサイトがありますが、これらが今後の自分を救ってくれると考えています。コーチングセッションのお申し込みもブログ経由で来たりします。
なぜなら、継続力は自身があるし、今でもそこそこ収入を得ているからです。
40代、50代のあなたがいま、どんな仕事に就こうとも、私のような情報発信のオウンドメディアを構築することは、あなたの近い将来を救うことになります。
あなたもご家族とご自身の将来の経済的安定のために、賢明な判断をすることをおすすめします。
最後に余計な忠告かもしれませんが、店舗ビジネスやFCは避けておいた方が賢明です。
あっという間に借金地獄に陥ることを、私の経験や、たくさんの元同僚の話からお伝えしておきます。
50代起業は無謀?副業からがいい?失敗できない世代の賢明な起業は?
50代起業は無謀?副業からがいい?失敗できない世代の賢明な起業は?
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