公務員に民間から転職するリスクは何があるの?元公務員が解説

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※当ブログは、ライフコーチの私が主に40代以降に様々な転機を乗り越えてきた経験をもとに書いています。
主に、
・民間から公務員転職
・公務員から起業や民間へ転職
・40代以上の転職・副業・起業
など生き方のヒントになると思います。ぜひブックマークして、あなたが望むネクストキャリア実現にお役立てください。がみさん

ライフコーチがみさんプロフィール

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(*このページは2022年11月13日に更新されました。)

『安定したいから公務員になりたい。でも、、リスクもあるって聞いたし、公務員に転職して後悔したって人もいるみたい。』

おはようございます。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。

今回は、公務員に転職するとリスクもある?ということと、もしリスクがあるとしたら何?ということについて書いていきます。

公務員に民間から転職するリスクは何があるの?元公務員が解説

私は初めての転職先が、県庁の職員。

いわゆる公務員でした。

当時40歳での転職です。

以前は17年間日本マクドナルドで、毎日エキサイティングな仕事を楽しみながら、高収入で家族も大満足。

でも、唯一心配だったのが壮絶な転勤の連続。

私は17年で14箇所も日本全国を転居しました。

子供がまだ小さい頃はよかったのですが、さすがに学校に行くようになると、2回も3回も転校させるのには、さすがに気が滅入りました。

本人達はそういうものだと割り切っているようでしたが、せっかく仲良くなった同級生と別れるのは辛そうでした。

本当にかわいそうでしたね。だから公務員試験を受けたんです。

そこで感じた公務員のリスクについて書いていきます。

公務員転職したらリスクはあるの?

民間から公務員転職すると、考えようよってはリスクはあります。

例えばこんなことです。

①忖度ばかりで事務作業・・公務員の仕事には、はっきりいって向き・不向きがあります。

新卒で入庁した方は、あまり感じていないようでしたが、それまで自分の思うままに刺激的な仕事をして来た人にとっては、忖度ばかりで退屈な仕事には向かないでしょう。

大きなプロジェクトを1~3年受け持つことがありますが、異動は必ずあります。

それに、大きなプロジェクトを達成しても、それは自分の手柄ではなく、県知事や市長、本部長の手柄です。

なぜなら、公務員は知事や市長のスタッフだからです。

だから、基本的には仕事はあまり面白くありません。

他に趣味など打ち込むことが無い人は、うつになる人も多いです。

そういう点では、達成感と栄誉がほしい人、自分が満たされないと嫌な人は公務員に転職して後悔、、、ということになります。

②公務員は精神的に楽かも?は大きな勘違い

もしかしたら「公務員は気楽で精神的に楽かも」と思っているなら、それは大きな勘違いというものです。

精神的な苦労は民間企業も公務員も変わりません。

体力的には楽かもしれませんが、精神的には楽ではないです。

私には今も現役公務員から「うつになり悩んでいる」「うつで休職している」「公務員を辞めたい」という相談が良く来ます。

しかし、公務員にはこのようなメリットがあります。

●うつ病などでも休職しやすい。休職しても給料は出る。

●休職後に職場復帰しやすい。

この2点は民間企業よりずっと気楽だと思います。

③成果と連動しない給与

公務員の給与は細かい給与表で決められています。

年齢や職位ではっきりと決められています。

私みたいに、成果と給与やボーナスが連動している外資系企業にいた者にとっては、非常にはがゆいものです。

反面、年功序列で定年(現時点で60歳。おそらく65才に延長するでしょう)まで心配しなくても、収入が上がり続けるのは公務員だけでしょう。

私はマックで1,000万円前後もらっていましたが、40歳で公務員になったときに、年収600万前半に落ちました。

ところが、マクドナルドには1989年入社の私の同期は、私が知る限りいません。

転職か独立、リストラで退職しています。

現役のマックの、当時の私と同職位の方の今の年収は500万円ほどと聞いています。

民間企業にはこれ(リストラなど)がありますので、公務員の収入がリスクとは一概にはいえません。

公務員の場合、60歳になる頃には、年収800万円ほどはあるでしょう。

先日、国家公務員の収入が7年連続でアップというニュースが流れました。

来年度は年間27,000円上がるそうです。

地方公務員も国家公務員に倣いますので、もちろん上がるでしょう。

今いる業界や会社が今後ますます成長し、今の収入も600万円以上あり、さらに上がり続けるなら、公務員に転職するということは、経済面でリスクかもしれないですね。

④副業ができない?

副業ができないから、将来に備えられないという方もいらっしゃるようです。

働いてみて思ったのですが、大っぴらにどこかで働くなどの副業はさすがに出来ません。

しかし、ブログなどはできます。(将来に備えてメディアを育てるという意味で)

投資は何か言われる筋合いもありません。

副業ではないし、そもそも投資は現役公務員の多くがおこなっています。

今ではサイトアフィリエイトやブログアフィリエイトをして、今あまり稼げなくても60過ぎてから大きく稼げばいいやと思っている方もいらっしゃいます。

PV(アクセス)を増やしておき退職してから広告を貼れば良いという考えです。これなら定年などで退職してもセカンドキャリアにスムーズに移行できますよね。

大胆に大きく稼いでいる公務員は、奥さま名義でブログで運営し奥様の口座に振り込んだりしているようです。本当は自分が運営しているのに名義上は奥様のお仕事という考えですね。

自分の収入が不自然に多いと、さすがに懲戒の対象になりますので(ある意味)賢い考えです。

ブログ収入が多ければネットビジネスへ移っている方もいらっしゃいます。でも、早まらないでくださいね。

でも、公務員の退職金は決して多いとは思いません。特に中途だから新卒公務員よりはずっと少ないです。そのような意味で将来の準備はしておいた方が良いと思います。

公務員も、しっかり準備している方が良いです。

副業の構築で将来の準備という点で言えば、公務員も民間企業も変わらないのではないでしょうか?

要はその人次第。

備えるか備えないかだけです。

それに、本業の収入が安定的に途切れずにリストラもほぼないとなれば、公務員で賢くブログなどで(稼がないけど副業)準備するという点はメリットかもしれないですよね。転職活動しなくても良いわけですから。

本業が面白くない分、副業で自分らしく準備すれば良いと割り切ると、仕事でうつになることもないかもしれません。

公務員転職リスクまとめ

今回は「民間から公務員に転職するリスク」について、大きく分けて3点挙げました。

言い換えれば、公務員に転職するリスクはこれくらいしかないと言うことです。

あなたが、自分の人生は家族を安定的にずっと幸せにしたいというのなら、公務員転職はすばらしい決断だと思います。

あなたが、もし公務員転職を目指すなら、これらをよく考えてみて判断されると良いと思います。

あなたが野心家で、人生でどでかいことをやって自分らしく充実した人生を送りたい!

そして、若いうちにでっかく稼ぎたいと言うのなら、公民は絶対に向いていません。どこかで辞めたくなります。そこだけはあなたの性格やご家族とよく相談して決めてくださいね。

 

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