【40代起業にフランチャイズ】を選んだ同僚が多いので現実を共有します

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※当ブログは、ライフコーチの私が主に40代以降に様々な転機を乗り越えてきた経験をもとに書いています。
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(2023年7月16日更新)

「俺ももう40代か、、会社辞めて独立したいな。」「40代で起業はフランチャイズが無難かな、、、」

ネクストキャリア実現コーチのがみさんです。

40歳過ぎると自分の今後について、どうしても色々考えちゃいますよね。40歳手前でも考えてしまうと思います。

そういう僕も全く同じでした。

だからフランチャイズで独立することも、もちろん考えました。

雑誌アントレなど読み漁っていましたよ。

僕は最初に17年勤めた会社が日本マクドナルドだったので、マクドナルドのオーナーになった先輩、マクドナルド以外のフランチャイズに加盟した先輩、同僚を数多く見てきました。

そもそもがマクドナルドのフランチャイズオーナーになるのが自分の目標だったんです。それほど大好きな仕事でした。

それに、マクドナルドの当時の直営社員は転居を伴う転勤だらけ。私も14回転居しました。

これには当時40手前の自分も家族もさすがに参ってました。

だから、どうしても九州にオーナーとしてマクドナルドのお店を構えて落ち着きたかったんです。

しかし、当時は業績不振で社長が原田泳幸さんに代わり、業績不振の要因でもあったフランチャイズの展開が数年ストップされました。

こうして、私をはじめマクドナルドのフランチャイズオーナーを目指していた社員は、はしごを外されたんです。

経営判断とはいえ残酷でしたよ。

でも、もともと独立志向が強いため、どこかのフランチャイズに加盟し独立していった同僚は多かったです。

40代起業にフランチャイズを選んだ同僚が多いので現実を共有します

このページでは、40代で起業したいと思っている方がフランチャイズを選んでもいいのか?フランチャイズ以外なら何がいいのか?などの参考にしてほしいと思います。

このページの流れ
  • フランチャイズで独立起業した40代の同僚が選んだ先は?
    ・コンビニオーナー
    ・ほっともっと
    ・飲食店
    ・ハウスクリーニング
    ・ちなみにマクドナルドは?
  • 40代でフランチャイズ起業した同僚の今は?
    ・複数店舗の契約をするオーナーも(コンビニあるあるです)
    ・意外にも年齢がネック(体力、跡継ぎ問題もある)
  • 実は僕も49歳の時にフランチャイズで数か月働きました。実態は?
  • 40代が低リスクで起業するには?何がおすすめ?

フランチャイズで独立起業した40代の同僚が選んだ先は?

※ここで紹介する事例は、あくまでも僕が知る範囲で元同僚や知り合いの実情であることを予めご承知おきください。

40代で独立起業した同僚が選んだフランチャイズは、これらが多かったです。

●コンビニオーナー・・セブンイレブンが多かったです。夫婦で経営ですね。

●ほっともっと・・お持ち帰り弁当のチェーン。

●飲食店・・もつ鍋、ラーメン、やよい軒、ファーストフード、カレー(ココイチ)

●ハウスクリーニング

それぞれに見ていきます。

コンビニオーナー

コンビニ、特にセブンイレブンのフランチャイズに加盟してオーナーになった同僚は何人かいらっしゃいます。

大半は九州時代の同僚であり、九州でフランチャイズをされています。

セブンイレブンは売り上げこそ上がるものの55%がいきなり本部に持っていかれ、残金で在庫仕入れ、人件費、オーナー夫婦の給与、その他経費を賄う必要があり、管理もかなり厳しいようです。

私もコンビニオーナー募集(ローソン)の面接会に行ったことがありますが、オーナー夫婦の月収は2人で30万前後とおっしゃっていました。ちなみに、これは平均です。

多くのオーナーは夜中に働いている印象がありますが、あれは夜間の人件費を抑えるためです。

従業員は最低時給スレスレで働いている方も多く、今はあなたもご存じのように外国人で回しているコンビニも多いです。

オーナーの奥さんは、昼間に働くなど夫婦すれ違いで経営しているところが多いようです。

ほっともっと

ほっともっとのフランチャイズオーナーになられた方もいらっしゃいます。

お弁当の需要は以前は高かったのですが、今は厳しいと聞いています。

あのボリュームで出来立てのお弁当なのに300円台~500円台で販売しています。

お客様からしたら嬉しいことですが、店舗は原材料費を売り上げの50%以上、本部に支払う必要があります。

この原材料費と値段の安さがオーナーを苦しめているようです。

それに配達の需要もコロナ禍で増えたので、そこにチャンスはあるものの、スタッフ配置など、とても苦労しているようです。

ほっともっとのフランチャイズをするなら、今なら郊外で配達用の車を購入し、大量に配達する先を探す努力も必要だとおっしゃっていました。

ほっともっともお店を複数に増やすことになるオーナーが多いため、配達車も店ごとに必要です。

ウーバーイーツなどのデリバリー専門サービスが普及している都会は、それらも使って工夫した方が良いですね。

仕込み作業も多いので、人件費も最低時給ギリギリに抑えながらお店を回しているようです。

飲食店・・もつ鍋、やよい軒、ファーストフード、カレー(ココイチ)

もつ鍋やココイチなど昼食、外食のフランチャイズオーナーになられた方も多いです。

もつ鍋やココイチのフランチャイズオーナーになった方は、そこそこ上手くいってる方が多いイメージがありました。

(ただ、時期は10年~20年前のことです。)

コンビニやほっともっとなどのように原材料費や本部に払うフィーが高くないのが大きいようです。

コロナ禍の影響を受けていないはずがないので、外食、昼食など飲食系はよく考えて選んだ方が良いと思います。

マック以外のファーストフードのオーナーをされている方は聞いたことがないです。マックの事情を知っているだけに、他のファーストフードはあまりやりたがらないのかもしれません。

ハウスクリーニング

ハウスクリーニングのフランチャイズオーナーになった方も1人知っています。

有名なおそうじ●舗です。

その方の経営能力もあったと思いますが、結果は1年で1,000万以上の負債を作り離脱されていました。

営業力などもかなり必要な業種なのかもしれません。

ちなみにマクドナルドは?

元同僚の中でマクドナルドのオーナーになった方は少なかったです。

フランチャイズ制度凍結が解除されたのが僕が辞めた数年後だったので、そのころからオーナーになる方が数人いらっしゃいました。

マクドナルドのフランチャイズオーナーになるのは基本マクドナルドの直営でエリア責任者以上だった方です。

それに加盟にかかるコストが2,500万必要です。

それでも買い取れないので、運営しながら払うことになります。

原材料費こそ売り上げの30%ちょっとですが、人件費、家賃、広告宣伝費、フランチャイズフィーなど出ていくお金が多く、郊外のドライブスルーでない限り、相当厳しいと思います。

それに他のフランチャイズと違い、厨房機器など設備にかかるコストが半端なく高いです。

運営レベルのチェックも厳しく低レベルの運営を続けると権利をはく奪されます。

マックの直営でそこそこの実力者だった人でも厳しいので、未経験者には向かないフランチャイズです。

経営能力があり、複数店の経営ができ、九州や四国など家賃が低い郊外のドライブスルーなどの当たり店舗を割り当てられると上手くいく可能性は高くなります。

40代でフランチャイズ起業した同僚の今は?

40代でフランチャイズ起業した元同僚は、上手くいっている人とそうでない人がまっぷたつに分かれています。

本部のサポート体制、ブランド力、オーナーを稼がそうとしているか?お店の立地など色々な要素が絡み合って上手くいくいかないが分かれているようです。

複数店舗の契約をするオーナーも

また、コンビニ、ほっともっと、ココイチなどのフランチャイズオーナーになった方は、もれなく複数店舗を抱えています。

次から次に店舗を購入しないと収入も上がらず、下手したら近隣に出店され、泣く泣く契約するオーナーも少なからずいます。

意外にも年齢がネック(体力、跡継ぎ問題も)

また、40代でフランチャイズ起業した方が契約した当初は考えもしなかったことで苦労しています。

それは年齢が重ねることからくる体力、気力の低下です。

店は増えて従業員も増えて、、、でも年齢は重ねて、、、と、オーナーのパワー低下が意外にもネックになります。

僕が50代なので元同僚もそのくらいです。

先輩や元上司などは60代、70代になっています。

自分が引退することも考えないといけません。

その時にお子さんを後継者にするのか?契約をやめるのか?など色々と苦労されているようです。

賢く幸運にも良い店のオーナーになった方は、最初の契約10年ほどでさっさと稼いで資産を数千万作り、契約満了で手放しています。

フランチャイズオーナーをするなら、できれば50代には引退できるような戦略を持っておく方が良いかもしれません。

実は僕も49歳の時にフランチャイズで数か月働きました。実態は?

僕もフランチャイズで働いた経験があります。

48歳の時に健康状態を悪くし、45歳で転職した会社を辞め、一時的に鹿児島市に戻り静養した後の数カ月です。

ほっともっと(お弁当屋)でした。

待遇は契約社員でしたが、実質アルバイトのようなもの。

他のアルバイトは、時給700円台(当時の地域最低時給)で働いていました。

売上げは1日平均12万。

いくら鹿児島が田舎とはいえ、鹿児島市は人口60万人以上の地方でも中堅都市です。

その中の繁華街近くで立地は悪くないのに、この売り上げ。その他にも5店舗お持ちでした。

従業員は強制的に休日は週1日だけ。

実質8時間労働ですが、昼間4時間。途中、4時間ほどの休憩があり、夜のピークと閉め時間に4時間の計8時間など、飲食アルアルの中抜きがありました。

働いている人は、80%が他に働き口がない60代以上の方。

お弁当の大量配達のために、朝から仕込みのため、無時給のサービス労働が日常茶飯事でした。

オーナーだけは会社含む新車を10台お持ちでしたが、それは昔稼げた時に経費で購入したものでした。オーナーの家族だけは良い暮らし。

でも、従業員は最低時給で週休1日(サービス残業が普通)の奴隷扱い。

そういう経営をしているものだから、決め事など守る人はほぼいませんでした。

人望ゼロ(これ、結構ブーメランで返ってきます)。

私は再就職先が決まったので数か月で辞めましたが、他の方は恐らく今も働いていると思います。

今は結構苦しく、オーナー自身が70前で跡継ぎがなく苦しいと聞きました。

新型コロナも追い打ちをかけたと思います。

40代起業でフランチャイズまとめ

40代は年齢的にも経済的にも極力大きな失敗はしたくないものです。

フランチャイズなら何となく奥さんやご家族も安心してくれるかもしれません。

でも、収入や運営実態を考えると、大げさなほど慎重に考えて調べた方が良いと思います。

なんとなく始めると地獄を見るのは間違いありません。

それに、せっかく一国一城の主なのに、本部やSVに色々指図されサラリーマン的な気分になる人も多いと聞きます。

しかし、それが安心材料になる人がいるのも事実です。

40代で起業するときは、失敗しても何回でも軌道修正できるビジネスモデルが望ましいと僕は思います。

フランチャイズでこさえた借金を返済するために、タクシー運転手になった方を何人も知っています。

フランチャイズオーナーになるならオーナーの手元にお金が残るようになっているフランチャイザー、時流に合った稼げるビジネスモデルをしっかり選んでくださいね。

また、フランチャイズ以外の起業方法もありますので、それも考えて比較してみることをおすすめします。

 

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