（＊このページは2023年4月9日に更新されました。）
『会社に滅私奉公。俺もずいぶん長いこと頑張ってきたな。疲れも相当溜まってるし、退職したら1年くらいのんびりしょうかな。』
ネクストキャリア実現コーチのがみさんです。
今回は、退職後に意図的にブランクを1年つくり、その間の過ごし方で、その後の人生が激変した人たちの実話を、私の周囲から紹介していきます。
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あなたもこの現実を知ることで、退職後にどのように過ごせばいいか分かってきますよ。
興味がある方は、現代の50代・60代の就業実態調査も併せてご覧ください。
職業や職務形態、職位だけでなく、今も結婚しているのか？健康は？経済的な問題は？などが、よく分かる調査です。
【40代で将来が不安なら、いま知っておきたい50代・60代の就業実態調査】
そうとうヤバイ状況です。実際に私の故郷にも、コンビニや肉体労働をしている50代、60代、70代の方がたくさんいらっしゃいます。それにこの調査は2011年のものです。
昨今の日本が抱える問題を考えたら、とんでもなく深刻化していることは、容易に想像できませんか？
転職活動におけるブランク1年の結末：地獄行き編【実話】
それでは、地獄行きとなった人を3名紹介します。
いずれも40代・50代で退職した人々です。
- ①アパレル会社の社長を51歳で退職・1年ブランク後に
大●建託で地獄の営業マン⇒59歳で退職に追い込まれる -
②マクドナルドの店長を47歳で退職・1年ブランク後に
大東●託行き、、その後また転職し今は月給25万60歳。 - ③建設会社の企画室長を55歳で自己都合退職・1年ブランク後
住宅管理会社転職⇒年下上司からの指導に耐えられず、
3ヶ月で退職し今は60歳無職（49歳で購入したマンションのローンあり） - 退職後、のんびりと1年過ごした人はこうなる
- もしあなたが40代でブランク1年を悠々と取ってしまったのなら？
- 英語など自己投資は40代転職でも有利になるのか？
- 40代でも公務員転職は十分可能です
①アパレル会社の社長を51歳で退職・1年ブランク後に大●建託で地獄の営業マン
私の妹のだんなさんの実話です。
彼は九州で大手のショッピングセンター傘下のアパレル企業のバイイング部長でした。
しかし、不況のあおりをモロに受け、親会社は倒産しました。
しかし、アパレル愛の強い仲間4人でお金を出し合い、アパレル部門を引き継いだのです。
妹は社長になるのだけはやめてと言っていましたが、いつしか彼が社長に、、
かなりのやり手なのですが、不況には勝てず、ついに買収されてしまいました。
しかし、親会社の経営方針と合わずに1年で退職。
何十年も第一線で頑張ってきたので、その後は失業保険をもらいながら1年間のんぶりと子供達と遊びながら、大好きな晩酌を毎日しながら過ごしていたのですが、ついに失業保険も切れることに。、、
そして転職活動を52歳でスタート。
どこも採用してくれず、大●建託の面接に、、（よくあるパターンです）
『家族のためなら休まず、長時間労働でも、何があっても頑張れますか？』という質問に『はい！頑張ります』ということで採用されました。
その後、頑張っていますが、毎月3千軒の飛び込み営業をしており、全然契約がとれないそうです。
まさに、生き地獄状態です。
追記：実は2019年暮れに妹から連絡があり、彼はよく勉強もせずに変なビジネスに投資し、親から500万を借りないといけないほどの大損害を出してしまったそうです。会社にも迷惑がかかったようで、話し合いの末、自己都合退職し、今はタクシー免許取得に向けて学校に通っています。息子（甥）は今年就職ですが、娘（姪）は高校1年でアルバイトもしています。
②マクドナルドの店長を47歳で退職・1年ブランク後に大東●託行き、、その後また転職
この方は私の部下でした。自己都合退職した当時は47歳でした。
スピードーの速いマクドナルドの改革についていけず、自ら退職していかれました。
彼も1年間はのんびり過ごしたそうです。
ビールと釣りが大好きなおじちゃんです。
彼が通風になり出勤できず、その間に彼の店で強烈なクレームを受け、会議中だった私に本部から連絡が入り、相当苦労した覚えがあります。
彼は失業中は釣りに酒にドライブにと、のんびり過ごしたとのこと。
彼も失業1年後に転職活動をスタートしたのですが、全然決まらずに、中高年の最後のお決まりの大東●託へ入社しました。焦り始めてから10円ハゲが数個できたそうです。
元来、人当たりがとても良く、おじいさん、おばあさん相手の営業は性に合っていたらしいです。
1年目になんと年収1,800万になり、課長に出世したそうです。
ところが、管理職という仕事は彼には合っておらず、しばらくして、また転職してしまいました。
そこも、中高年の墓場のような職場です。月給29万のマンション管理会社の仕事で契約社員をしています。
彼の救いは、マックの退職金でマンションのローンの残債を全て払ったことです。
③建設会社の企画室長を55歳で自己都合退職・1年ブランク後住宅管理会社転職⇒すぐ退職し今は無職
この方も短期間ですが、一緒に働いたことがある当時57歳の方です。今は60歳になっている頃です。
地場の銀行を30歳で辞め、その後は建設会社の経営企画室長。
そこで経営陣と意見が合わず退職し、この方も1年間の失業期間をフルに満喫し、私の職場に転職して来ました。
この方は上の2人よりたちが悪かったです。
なんといっても、パソコンが全然使えない。
コピペはもちろん、【保存】すらできないのです。
聞けば、以前は職場の女性社員が全てやってくれていたとのこと。
いったいどれだけ楽をしてきたのでしょう。
どれだけ仕事をしてこなかったのでしょう。
転職してきても、経営企画室長の態度はそのままで、パソコンの基本操作を威張って聞いてきたりしました。
教えてもらって当たり前の態度。
完全な時間泥棒、、、
そして口癖は、『（45歳の）支店長からの指導に耐えられない。プライドが…』…こんな40代、50代は多いですよ。
本当に残念な60前のおじさんでした。
おまけに家を49歳で購入していました。マイホームローンは、まだたっぷり残っています。
そして、せっかく転職できたその会社を、3ヶ月で退職しました。
付いていけなかったのです。
その会社は50代でも普通にパソコンを業務で使います。
転職して来た彼が、あごで使えるような社員はいない。
今頃どうしてるのでしょうか。。。20代の若者と一緒にアルバイトでもしているのかな？上司は当然、20代か30代でしょう。
退職後、のんびりと1年過ごした人はこうなる
以上、失礼とは思いつつも、①②③の身内の例で挙げたように彼らには共通点があります。
せっかく1年間と言うフルに自由に使える時間が合ったのにも関わらず、自分の弱点の克服やスキルを身に着けるなどの自己投資を何もやらずに、ただのんびりと休暇を満喫していたということです。
このようになることは容易に予想できたと思いますが、のんびりしているうちに時間だけが経過したのでしょう。
彼らは休暇を満喫後、数年の間ぜんぜん休暇を取得できていませんし、行く末も見えておらず、この期に及んでも何も準備していません。
もうすぐ彼らは60歳になります。
あなたがもし退職することになって、転職先が決まっていないとしても、失業期間は次の成功例でも挙げるように、是非危機感を持って有意義に使うことをおすすめします。
【こちらは天国行き編です】
もしあなたが40代でブランク1年を悠々と取ってしまったのなら？
もう悠々自適な期間を取得しているのであれば、すぐにでも再就職活動をスタートすることをおすすめします。
ここで重要なのは、『この1年間何してたんですか？』と必ず聞かれるという事実です。
40代や50代でブランク1年って、普通の人は考え付かないです。だから当然『何かわけがあるのかな？何か勉強でもしてたのかな？』と人事担当者も思います。
そこであなたには、今まで培った以上の能力を身につけることをおすすめします。
極端なことを言えば、もう半年ほど転職せずに、食えるスキルを身につけると割り切っても良いと思います。
私はのんびり過ごした過ごしたわけではないですが、サラリーマンは離れていたので、自動車系の期間工をしながら、英語を猛勉強し、同時進行で転職活動をしました。
おかげで東証一部上場企業の海外事業部に、年収960万円で再就職できました。
まずは転職サイトにしっかり登録して、自己投資することをおすすめします。
40代の厳しい転職活動で好条件転職できた転職サイト2選（体験談付き）
40代の厳しい転職活動の中で、実際に好条件転職を叶えた転職サイトを共有しています。
ネット検索すると出てくる「40代おすすめ転職サイト」はほぼ全て使ってきましたが、この2つの転職サイトは秀でていましたよ。
40代が転職サイトや転職エージェントを使う際に工夫しておくことも豊富に共有しています。
40代の厳しい転職活動で好条件転職できた転職サイト2選（体験談付き）
民間企業経験者は公務員転職という選択肢もあります
30代、40代でも公務員転職は十分可能です。
1年間猛勉強してみるのも賢いですよ。
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