公務員って楽な仕事なの?ある意味当たっていてある意味そうじゃない話

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(2023年4月1日更新)

「なんだか公務員って楽そう…ずっと座って仕事できるんでしょ?」「私、事務仕事がいいから公務員って理想かも。」

おはようございます。【ネクストキャリアサポーター】でライフコーチのがみさんです。

あなたも公務員の仕事って、めちゃくちゃ楽そうだと思いませんか?僕もマクドナルド時代は「1週間でいいから公務員やってみたいな。」なんて思っていました。

そして県庁に入庁して公務員の仕事をしていたら、公務員の仕事には楽な面と、楽ではない面に直面することになりました。

そこで今回は、公務員の仕事は楽なの?公務員に楽じゃない仕事ってあるの?という点について紹介していきます。

このページを読むことで、あなたは公務員の仕事のイメージが分かるようになりますよ。

公務員って楽な仕事なの?ある意味当たっていてある意味そうじゃない話

このページの流れ
  • 公務員の仕事ってどんな感じ?楽なの?社会人経験者の場合
  • 公務員の仕事の楽じゃない部分とは?
  • 民間企業出身者の公務員の仕事のイメージは?
    ・まちづくりを例に。
  • 公務員の仕事は楽なの?まとめ

公務員の仕事ってどんな感じ?楽なの?社会人経験者の場合

あなたは公務員の仕事を実際に見たことはありますか?

区役所や市役所の窓口で、住民票や保険などの手続きで見る機会は多いと思います。なんとなくあのようなイメージがありませんか?

僕も入庁前はそんな風に思っていました。忙しそうではありますよね?

事務作業をたんたんとこなす。ただそれだけ。多くの方がそのようなイメージを持たれていると思います。

確かに僕が入庁した後に感じたのは、仕事の大半が事務作業だということです。ほとんどの仕事がそうで、肉体労働などはした覚えがありません。

立ち仕事もたまにしかしたことがありませんでした。それもたまに数時間とか。

肉体的には楽。身体がなまって仕方がない。なんせ膨大な事務作業を座ったまま行うのが公務員です。

あなたが入庁しても、専用のデスクとPCは用意してあるはずです。

このようなことから考えると、公務員は肉体的には楽だと言えます。

そこは既存の公務員も民間企業出身者も変わりません。

それでは公務員の仕事で、楽ではない面ってどういうこと?知りたくないですか?続けて紹介しますね。

公務員の仕事の楽じゃない部分とは?

あなたは今、公務員転職のために頑張って勉強しているか、公務員になろうかな~と興味を抱いている段階だと思います。

「何だか公務員試験って難しそう。本屋で参考書見たけど、げんなりしちゃったよ。」・・こんな風に思いませんでしたか?

実はそこが公務員の仕事の楽ではない面にも繋がってきます。

公務員試験までは、それほど感じないのですが、いざ公務員になってみると、これが結構難しい。(事務内容の)レベルが高いし、既存の公務員は賢くて、ずる賢くもある。脳みそはかなり使います。

公務員は変化を好まない優等生

今もそうだと思いますが、条例などはあまり変えたがらない。面倒くさがる。決まったことをししたがる。超保守的。前例がないものはしたがらない。

でも、日々の事務量は半端なく多いのです。たまに法律を読み込んだりして、整合性があるかも調べないといけません。

想像していただければわかるのですが、公務員のほとんどは、安定を求めて学校で一所懸命勉強して成績も良かった人たちです。

先生に合格点(100点)をもらうのが、彼ら彼女らのやりがいです。上司も当然そうなります。

ところが、社会は学校みたいに明快な答えがないのは、あなたもご存じの通りです。

色々な問題が日々変化していく中で、住民に対して公平・公正さをもって取り組まないといけません。

それに最近は住民からのクレームも激増し、うつになる公務員も多いんですよ。

住民からの相談を、自分が答えを持っていない状況で聞かないといけない部署もあります。これも結構大変。

このような状況で、課内ではよくため息が聞こえてきます。

公務員は権威に弱くて忖度の達人

中でも既存の公務員は、議員や住民の中で一目置かれている人物にはめっぽい弱いというか、その意見を強く意識します。

上司の顔色を伺うのは超得意。

県知事や市長(副も含む)、本部長などの意見に忖度して、上司が「これが正解だ!ここを目指す」と言ったことに沿うように、仕事の中身を持っていきます。忖度の達人達です。そういう人が出世しています。

空気を読みまくるんですね。

それに「デスクに座ってする事務こそが仕事だ」と既存の公務員は考えていますので、住民とワークショップやディスカッション、現地調査などで外出(出張)しようとしたら届け出がいるなど、結構面倒くさいことをしないといけません。

あなたがいた会社のように、ホワイトボードに訪問先と時間だけ記入して気軽に外出できないのも公務員の変な一面です。あまり外出ばかりしていると、今度はさぼっていると思われかねません。

彼ら既存の公務員はそんなに外に出ません。

そして議会前や議会中には、上司もあなたもめちゃくちゃ忙しくなります。資料作りに忙殺されてしまいます。

このような人々の中で、あなたは知事や市長からのミッションを進めるのです。

慕ってくれる若者は多いのですが、彼らも担当が違うし上司の目を気にしまくっていますので、協力者ではない。

飲み会などでは色々本音を言ってくれるんですけどね。

そんな閉塞感たっぷりの中(特に本庁)にいると、一刻も早く外に出て住民と仕事をしたくなるはずです。

もちろん部署によっては多少違いはあると思いますが、行政職は似たようなもんです。

あなたにとってのインセンティブは、民間企業出身者だからこそ任せてもらえる仕事と、間違いなく安定する収入と生活です。

だから、あなたは割り切って、少し肩の荷を下ろして仕事を勧めた方が、長い目で見て賢明です。

そうじゃないと、精神崩壊…なんてことにもなりかねません。

僕は公務員になって、身体がなまったことより、精神的なストレスで人生最大に激太りしました。元に戻すの大変でしたよ。

民間企業出身者の公務員の仕事のイメージは?

そんな公務員ですが、民間企業出身者はどのような仕事をするのか、イメージしやすい記事を書いています。

興味があればご覧ください。

公務員がするまちづくりってどんなこと?社会人経験者の場合は?

公務員の仕事は楽なの?まとめ

公務員の仕事は楽なの?楽じゃない仕事ってどんなこと?について書いてきました。

まとめると身体はめちゃくちゃ楽。頭脳と忖度、作業量はけっこうハード。精神期には民間企業顔負けにしんどい。これが真相です。

あなたも公務員になったら、割り切って公務員のペースより少し早い速度で仕事を進めるくらいがちょうどよいです。

前例がないとできないと言われたら、こっそりNPOなどの人達と前例を作れば、すぐに物事は進みますし、本庁では周囲に合わせて(キャラは明るく)、外出先ではのびのび自分らしく仕事をしていくのが、社会人経験者の仕事の進め方です。

だから、あなたもずる賢くある必要も出てきます。

せっかく安定という最高のインセンティブをもらえるのです。

割り切って公務員としての仕事をできるだけ楽にするように、あなた自身が心がけてくださいね。上司はそんなこと知りませんし経験もないですから。

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