年上の部下との接し方:一回りほど年上の部下の上司になったら?

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※当ブログは、ライフコーチの私が主に40代以降に様々な転機を乗り越えてきた経験をもとに書いています。
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年上 部下 接し方

(2022年11月19日更新)

『今度入社して来たおじさん、俺より10歳も年上だよ、、』『今まで部下は年下というのが普通だったから、どうやって接したらいいのか分からない、、、』

・・こう悩む20代、30代の若い管理職は多いと思います。

おはようございます。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。

さて、ここで非常に大事なことをまずは認識しておきませんか?

確実にいえることは、あなた自身もいつか年上部下になる可能性が極限まで高いと言うことです。

なぜなら、リストラの線引きの基準が、以前のような能力ではなく、「能力+下げられた上限年齢(今は30代でもリストラ対象)」になってきたからです。

そこで、今度あなたが何度も遭遇する年上の部下との正しい接し方について紹介していきます。

これを知った上で、年上上司と接すると、あなたが今の会社や転職先で生き残る可能性が、飛躍的に高まります。公務員、民間企業どちらも同じです。

それでは早速、、、

年上の部下との接し方:一回りほど年上の部下の上司になったら?

私は35歳の時に、マクドナルドでエリア責任者になりました。

その時の部下は、店長8名とアシスタントマネージャーが20数名ほど。

アシスタントマネージャーは、入社間もない20代の若い人が中心でしたが、店長は8名中7名が40歳を超えた年上で、1人が1歳年上でした。(平均7歳年上)

当時はマネジメントの仕方やモチベート、指導、人事考課に本当に苦労しましたが、中には私の元で大きな成果を出してくださった方も何人かいらっしゃいます。

そして出世していかれました。

その出世していかれた年上部下の方から学ぶことは非常に多く、私のその後の能力アップに大きく貢献してくれました。

このような観点から述べて行きます。

  • 年上部下との接し方①:決して馬鹿にしてはいけない。あなたに跳ね返ってきます。
  • 年上部下との接し方②:中高年だからと言って、デジタルに弱いとは限らない
  • 年上部下との接し方③:周囲はあなたの接し方・器を見ている
  • 年上部下との接し方④:組織の問題点や機会点を俯瞰し、ボトルネックを掴んでいる可能性がある
  • 年上部下との接し方⑤:本当に使えないお荷物は相応の処遇を考えることも仕事
  • 年上部下との接し方まとめ

年上部下との接し方①:決して馬鹿にしてはいけない。あなたに跳ね返ってきます。

あなたより何歳も年上の部下といっても、もしかしたら過去にとんでもなく凄い仕事をやってきたかもしれません。

今の私の職場はインフラ系なので、当然コールセンター部署があります。

そして多くの派遣社員が働いています。40代、50代の方も数多くいます。

そのコールセンターの30代の男性管理職が、ある残念なことを言っていました。

『あいつら派遣は、どうせ一時的に稼ぎたいだけなんだよ。』・・彼は派遣には挨拶もしない人間です。

私は『こいつ、、、何も分かってないな、、』と感じてしまいました。

なぜなら、私は40代、50代の派遣の方のバックボーンをよく知っているからです。

過去に【エレクトロニクス系企業の海外拠点で拠点長をしていた方】【日立の支社長をしていた方】【富士通で、IT黎明期に色々な企業の基幹システムを構築してきた方】【トヨタの海外工場長】

こんな方が、特に40代、50代には多いのです。

しかも彼らは、好き好んで派遣をしているわけではなく、時代がそうさせてるだけ。

彼らも生き残りに必死で、当然派遣をしながら次の手を打っています。例えば事業を準備しているとか。

あなたより、知識も経験も出してきた実績も、ずっと上というパターンが多いのです。

そしてそういう方は、特に中小企業の場合、社長に好かれます。

社長は経験や実績の少ないあなたより、色々な経験や知識のある人の話を聞きたがります。

20代、30代のあなたより、40代、50代の人を誘って飲みにいったりもします。

私もたまに社長や拠点長から『●●くんのこと、どう思います?しっかりやってくれてますか?』と聞かれたりします。こんなこと多いですよ、

●●くんって、私の上司です。

『よく頑張っていると思いますよ。私にも敬意を持って接してくれます。部下の私に助言を求めてきたりしますよ。将来頼もしいですね。』と答えていますが、それは彼がそういう人だからです。

もしこれが全くの逆だったらどうでしょう?うちのコールセンターの管理者のように。

もちろん、ありのまま答えます。

たちまち社長から見限られるでしょう。

このようなことは十分にあるので、あなたがするべきことは、せっかく安月給で部下でいてくれている年上の部下から、色々な経験や知恵、ノウハウを学び取ることです。

助言を求めるような接し方でいけばいいと思いますよ。

年上部下との接し方②:中高年だからと言って、デジタルに弱いとは限らない

世の中にPCや携帯が普及し始めたのは、私が20代のときでした。

その時にしっかりついていった人は、デジタルに強い方も多いものです。

その逆も数多くいますが、多くはその人が働いて来た環境によるものだと思います。

中高年=ITに弱いとは言い切れないのです。

手前味噌ですが、今の職場の若手で50代の私よりIT、WEBに詳しい人はほとんどいません。

こちらが教えているほどです。

これまでの人生を振り返ってみると、私みたいにITに疎くない中高年は意外と数多くいます。

仕事のスピードも当然早い。

中高年侮るなかれですが、彼らへの接し方も、もちろん助言をもらったり、茶目っ気を少し見せて教えてもらうという姿勢が、あなたを助けると思ってください。

年上部下との接し方③:周囲はあなたの接し方・器を見ている

あなたの部下や、同僚、上司、女性社員は特に、あなたの部下への接し方をよく見ています。

あなたは年上の部下以上に、器の大きいビジネスマンらしくしておかないといけません。

あなたが入社間もない新入社員に接するように、年上の部下に接していたら、周囲からどう思われるでしょうか?

または、その年上部下のことを愚痴ってばかりいたら?

100%に近い確率で、あなたの器は小さいと思われてしまいます。

それは結果的に、あなたの将来を閉ざしてしまいます。

今たまたまあなたの部下が年上だと言うだけで、それは既得権でも何でもないんです。

是非、敬意をもった接し方をしてください。

これもあなたを助けることになります。

あなたが何故年上部下を任されているのかを、しっかり意識してください。見られていますよ。

年上部下との接し方④:組織の問題点や機会点を俯瞰し、ボトルネックを掴んでいる可能性がある

あなたの年上の部下は、過去に自分自身も年上の部下も含め、多くの人をマネジメントした経験があったり、組織の責任ある立場に居たことがある人も少なくありません。

当然様々なケースを見ており、問題点のボトルネックを掴む能力を備えていたりします。

今のあなたが四苦八苦している問題点でも、年上の部下は『こうすれば簡単に解決するのに、、』と思っていることも多いのです。

あなたがすべきことは、その意見を吸い上げる仕組みを作ることです。

そして上司に相談してみたり、会議に上げて、それについて話し合ってみることです。

思わぬ改善のチャンスがみつかるかもしれません。

売り上げや利益を、飛躍的に伸ばすアイデアが出るかもしれません。

その結果、あなたの評価も上がり、あなたの昇進にも繋がるのです。

こんなチャンスをあなたは持っていることになります。

生かさない手があるでしょうか?

年上部下との接し方⑤:本当に使えないお荷物は相応の処遇を考えることも仕事

とはいえ、デジタルスキルがなく、PCもロクに使えない中高年。

年齢相応のビジネスマンとしての仕事ができない。

つまりサボって来た人。お荷物です。

また、若手と同じような幼稚な話題ばかりしている。

セクハラ発言をするなど、年上として尊敬できない場合は、公正に処遇を与えることも大事です。

こっちのほうが、あなたは苦しみ悩むかもしれません。

しかし、あなたは部下の人事考課をしないといけませんし、組織に有害な人物を放置する立場ではありません。

仕事をしない、簡単なPCスキルもないのに学ぼうともしていない、大人としての振る舞いができない年上部下は、会社のためと割り切って、配置転換や何らかの人事的処遇をすることを忘れないでください。

年上部下との接し方まとめ

色々書いてきましたが、全てはあなたが今後成長し、ビジネスで生き残るための戦略だとお気づきになられたと思います。

あなたもいずれ40代、50代になります。これだけは確実です。

そこに向かって吸収できるものは吸収し、色々な部下のマネジメントの仕方を身につけ、リーダーシップを発揮できるようにすること。

これがあなたが今やるべきことです。

あなた自身が『使えないおっさん』にならないように、意識して年上の部下と接してみてください。

 

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