(2022年1月18日投稿)
「なんで私行動できないの?行動すれば上手くいくのは分かってるんだけど、、」「なんで彼は行動しないんだ?」
おはようございます。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。
このページにたどり着いてくれたあなたは、ご自身が行動力がない。だから、行動力を高めたい!
また、あなたの会社の部下が行動してくれない。チームとしての成果が出ない。
こんな感じでお悩みなのではないですか?
そこで今回は、あなたやチームの方が「行動力を高めるにはどうしたらいいの?」「そもそも行動力がないのはなぜ?」ということに触れていきます。
行動力を高めるには?意外と気づいていない部分とは?本当に意識の問題?
行動力を高める方法には、「意識」「とにかく動く」「決断力がある」「習慣化」などが言われていることが多いんじゃないですか?
また、性格の問題だと思っているんじゃないですか?
はたまた、リーダーのあなた自身の問題だと思っていませんか?
間違いではないし、結果そこにつながることなんですけど、その背景や根っこを考えたことはありますか?
僕らコーチングスキルを使って仕事をする者は、行動を制限させているもの、行動できないようにしていることを、まず最初に探って、行動できるようにしていきます。
色々な方法もあると思いますが、よかったらコーチング目線でもヒントにしていただくと、あなたのお役に立てると思います。
行動力がない、行動をゆがめているものの正体は何?
まず、行動力がない、行動に制限をかけているものの正体は何なんでしょうか?
あまり考えたこともないですよね?
でも、、、「私っていつもこうなの」「僕の失敗パターンなんだよなぁ、、」ということは、思い浮かぶのではないでしょうか?
実は行動はこのように作られていると言われています。
【成果】
↑
【行動】
↑
【感情】
↑
【信念(悪い思い込み・変な思い込み)】
行動⇒成果・・よく言われがちだけど、実はそれだけではない
行動が成果につながるのはイメージできるし、特に企業などでは、「成果を出すために行動しなさい!」「行動しないから成果が出ないんだよ!」といわれることが多いのではないでしょうか?
僕がサラリーマンをしていた時もそうでしたし、僕が上司の時もそう思っていました。
そして、戦略や戦術、アクションプランまで一緒に練って、途中でパオフォーマンスレビューしてなど、色々おこなっていました。
しかし、その部下の方が他の部署に行ったり上司が変わったりすると、とたんに行動もできないようになり、成果も出せないようになっていたんです。
そこで23年前に出会ったのがコーチングです。
当時はまだテクニックレベルでしたけど、いま仕事にしてみて、行動力の正体に気付くようになりました。
行動を制限したり止めたりゆがませるもの・・感情
あなたは同じように会社に行って、同じ行動をするにしても、感情によって行動の量や質が変わってきませんか?
・朝からゆううつだったり、悩みがあったり、彼女から振られたり、通勤中に嫌なことがあったり、上司に怒鳴られたり、、、
・逆に朝からとても嬉しいことがあったり、上司に褒められたり。中には意中の異性と話すことが出来たりなんてのもあると思います。
この2つでは、同じ仕事をするにしても行動の質や量などのパフォーマンスも変わってくるんじゃないですか?
体調やメンタル的なことなどコンディションも関係してきませんか?
自分の状態が悪い時は、受け取る情報もネガティブなものになったりするものです。逆もそう。
だからアンガーマネジメントなどが何年も前から言われています。
でも、感情を選んでいるのは、あなたや部下の方です。
同じ現象でも、良くも悪くも本人が選べるんです。
これは相手の機嫌が悪い、相手ががっかりしたなども同じで、相手が勝手に怒ったり期待しているだけ。
相手の問題ということです。
感情を選択する秘訣は、その現象に対する【意味づけを変える】ことです。
また、7つの習慣でいう【最優先事項を優先する】【インサイドアウトの自分になる】ことで、多くのことは解決できたりします。緊急事態に振り回されたり、外部の影響を受けにくい自分の軸が出来上がります。
いつも忙しそうな人は、インサイドアウトではなく、アウトサイドイン(外部からの影響で自分の感情や状態がコロコロ変わる)習慣を持っていることになります。だからキレやすかったりするんです。
それでは、感情さえ選ぶことができれば、量も質も望ましい行動力を発揮できるのでしょうか?
実は、感情のさらに下に、信念(思い込み)が存在します。
行動力を高めるには信念(ビリーフ)を変える必要がある
良い思い込みならいいんです。
でも、行動を制限したり、行動力がない人にさせてるのは、根っこに変な思い込みがあるからです。
この行動に制限をかけているものをリミティングビリーフと言います。
リミティングビリーフは、幼少期の生い立ちや親御さんのしつけ、学校の先生からの影響、学校での嫌な出来事(いじめられたなど)が大きく影響すると言われています。
また、社会人になってからも会議で張り切って発言したら、上司から思い切り怒られた、無視された、嘲笑された、全否定された、、こんなことも影響してきます。
ちなみに僕が生まれ育った鹿児島県は、薩摩藩時代より「義を言うな(文句を言うな)」、我慢しろ、耐えろ!と言われて育てられる人が非常に多い。僕もそうでした。
だから、社会に出たときに大変苦労します。
会議で発言できない。異性に告白できない。言いたいことを言えない。やりたいことができない。
じゃあ、いざ「発言しなさい」「やりたいようにしなさい」と言われても、長年しみついた思い込みで過ごしてきたものだから、どうしていいか困ってしまうんです。
県外で就職して長年働いた人は鍛えられますが、ずっと鹿児島に住んでいる人は、そのままの思い込みで年を重ねてしまいます。
この「義を言うな」などは、今の若い方も言われてきたそうです。
このリミティングビリーフを良いビリーフ(エンパワリングビリーフ)に変える方法も意味づけを変えることです。
そして、「それは良くない思い込みだよ。」と言ってあげることです。
あなたの思い込みは、他人が見たら大したことなかったりします。
また、あなたの部下やお知り合いの変な思い込みは、あなたから見たらというものもあるんじゃないですか?
間違った思い込みを、気づかせてあげるのもリミティングビリーフを外すきっかけになります。
小さな成功体験を積んでもらう、承認してあげるなども有効です。
行動力を高めるには自分が悪しき習慣と思っていることをやめるのも必要
ついついユーチューブを見たりなどスマホをいじっている、やらないといけなことがあるのにテレビやネットフリックスを見てしまう。ダイエットも早起きも。
目の前の欲求や先延ばし癖を改善することも行動力を高めるうえで大切なことです。
これには、「いまどうしてもしれをやるべき理由」を日々確認するのが有効です。
相手が部下なら、確認していけば行動力は高まってきます。
ご自身なら、自分で日々「行動すべきべき理由、行動しないと、どんな現実が待っているか?」を、確認することをおすすめします。
行動力を高める方法のまとめ
最後までお読みいただき有難うございました。
行動力がない、なかなか成果が出せない根っこには、【リミティングビリーフ(知らず知らずに身についた悪い思い込み)】と【感情の選択ができないようになっている】ことがあることも分かって頂けたでしょうか?
あなたご自身でもあなたの部下でもご家族でも意識していただくと嬉しく思います。
【私の専門分野です】
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