40代の転職面接対策:内定をもらえる質問や受け答え方は?NG問答は?

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※当ブログは、ライフコーチの私が主に40代以降に様々な転機を乗り越えてきた経験をもとに書いています。
主に、
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・公務員から起業や民間へ転職
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(*このページは2023年4月28日に更新されました。)

『今度は生まれてはじめての転職の面接だ。気合入れていかなきゃ。』『私いつも面接で落ちるの。なんで?』

ネクストキャリア実現コーチのがみさんです。

今回は、前回まで3ページにわたって紹介してきた、面接対策の最終段階です。

次のページまで続きます。

前回までは、

・転職面接対策40代準備編①(面接に落ちる人の特徴)

・転職面接対策40代準備編②(面接に合格する人の特徴)

・40代の転職面接対策:当日編 内定をもらう行動パターンは?

上記について詳しく書いてきましたが、今回は面接当日の受け答えについて書いていきます。

公務員転職でも民間企業転職でも使えることです。

このページを読むことで、あなたは選考の最終段階で有利に進めることができるようになります。

40代の転職面接対策:内定をもらえる質問や受け答え方は?NG問答は?

まず、面接の受け答えはメールのやりとりからはじまっています。

・あなたは先方から届いた面接案内に、どのように返答していますか?

お世話になります。了解しました。・・このふたことで済ませていませんか?

いまや『了解しました』は、良識がある大人のビジネスマンの間では、あまり使われません。

『承知いたしました』・・これが無難でしょう。

転職メールのやり取り・・返信

・先方から案内が届いたら、

まず返信タイトルに(10/18面接のご案内/山田 太郎)と名前をつけてください。

変身文は、

例)ご担当者様(名前が書いてあればその方の名前)

このたびは、面接へのご案内をいただきまして、まことに有難うございます。

2019年10月18日(金)午前11:00に、ご案内いただいた御社5階受付にお伺いいたします。

当日は何卒よろしくお願い申し上げます。

山田 太郎

連絡先:090-12341-5678

・・これで先方が受ける印象を良くしてください。

先方は、あなたを大人のビジネスマンと思っています。

20代のまだ大学生のような若者的な文章では絶対にいけません。

大人の会話は、この段階ですでに始まっていると心得てくださいね。

それでは当日の流れを紹介します。

私が受けた数多くの面接でのパターンです。

参考にしていただくと、スムーズに進むでしょう。

  • 転職面接時のスムーズな受け答えの流れ
    ・最初に面接担当者から聞かれがちなことの受け答え方
  • その場で二次面接につないでもらえるかもしれないテクニック
    ・①一次面接の担当者が知らないような、業界事情や新しい情報をさりげなく面接で話す。
    ・②自分がチームマネジメントをして出した結果と共に、具体的なアプローチ手法を説明する。
    ・③業界が抱える問題点を克服して来た、自分なりのノウハウを話す。
  • 他社は受けてますか?と聞かれたら?
  • まとめ
  • 40代の厳しい転職活動で好条件転職できた転職サイト2選(体験談付き)

40代の転職面接対策:スムーズな受け答えの流れ

*まず先方が名刺を渡しても、自分の名刺は渡さないでください。

人事部長などは??となります。

実際に私は人事部長から『今日面接に来た50歳の人、名刺渡してきたんですよ。ちょっとおかしいですよね?』と言われたことがあります。

最初に面接担当者から聞かれがちなことの受け答え方

『●●さんの自己紹介と職歴を簡単に教えてください。』

大体がこのパターンで始まります。

特に一次面接では、間違いなくこのパターンです。

自分の棚卸しをしているあなたにとっては、ここは簡単だと思います。

こんなところでも、自分の棚卸しは生きてきます。

しっかりおこなってください。

軽く年齢と名前、出身地を伝え、一番伝えたいことをまずは話してください。

転職成功術通りに進めているのであれば、職務経歴書の先頭に職務要約を書いていると思います。

例えば、

『私のコアスキルは、●●株式会社で培った●●です。、、、』と職務要約を説明し、続けて職務経歴を順番に説明してください。

強調したい会社を長く、それ以外は軽くで構いません。

大事なのは、いまの自分のキャリアを形成するまでの流れを、ストーリーとして話すことです。

形成したキャリアやノウハウを使って出した成果を伝えると効果大です。

このようにストーリーで話すと、相手にも伝わりやすくなります。

時間にして3~4分ほどです。

長くなりすぎないようにしてください。

✅先方が求めているキャリアと、自分が伝える自分自身のキャリア・人物像にギャップがないようにすることが重要です。

✅一次面接の人事担当者の役割は、あなたの情報を具体的に聞き取り、ふるいにかけ、二次面接に進めるかどうかの判断をすることです。

✅求める人物像とあなたの人物像にギャップが出ないこと。・・ここが最重要事項です。

【あなたの代表的なKPIを教えてください。】と聞かれることも数多くあります。

✅KPIとは、キープロセスインジケーターの略です。

簡単に言えば、あなたがその数値結果を出すために行ったプロセス(戦略・戦術・マネジメント・工夫など)のことです。

『すみません、KPIって何ですか?』と聞かないようにしましょう。

一次面接の担当者は、うわべをよく観察します。

2次面接になると、相手はあなたの味方になっていることが多いので、少しのことは大目にみてくれるとは思いますが、基本的なビジネス用語などで詰まらないようにしましょう。

40代の転職面接対策:その場で二次面接につないでもらえるかもしれないテクニック

40代でキャリアがある場合、一次面接の担当者が上司や、ひょっとしたら役員などにその場で二次面接に繋いでくれるパターンも数多くあります。

社長や役員、人事部長などは、『良い人が来たら、僕につないでくれ』と、人事担当者に伝えていることも多いのです。

そこまできたら、あなたの勝ちです。

ではどんなテクニックがあるのでしょうか?

①一次面接の担当者が知らないような、業界事情や新しい情報をさりげなく面接で話す。

一次面接の担当者が知らないような、業界の事情や新しい情報をさりげなく面接で話すことは結構有効です。

一次面接をする人事担当者は、あなたよりキャリアが浅い、年齢も下のパターンが多いものです。

当然、あなたのほうが大人だし、業界事情には詳しいはずです。

②自分がチームマネジメントをして出した結果と共に、具体的なアプローチ手法を説明する。

自分がチームマネジメントをして出した結果と共に、具体的なアプローチ手法を説明するのも有効です。

これは、その手法をうちでも活用してほしいと思わせるテクニックです。

③業界が抱える問題点を克服して来た、自分なりのノウハウを話す。

業界が抱える問題点を克服して来た「自分なりのノウハウを話す」ことも有効です。

業界には共通した問題点と言うものが存在します。

あなたが受ける会社にも、その問題点は存在すると思ってください。

その問題点を解決してくれる人は、ぜひともほしいものです。

他にも部署によっては、強くてコスト削減できるサプライヤーなどを知っておけば、有利になることがあります。

*あなたが何をしてくれる人か?・・これを伝えるのが上記です。

そうなると、一次面接の人事担当者は『この人は是非とも採用したい。でも自分では判断できない。でも、他社にはいってほしくない』・・こう思うものです。

だから、上席に繋いで話をしてもらい、その場で内定ということも大いにありえます。

他社は受けてますか?と聞かれたら?

大半の面接では、『他社を受けていますか?進捗はどんな感じですか?』と聞かれます。

もし聞かれても、堂々とありのままを伝えてください。

『他は受けていません。御社に決まったら他は受けません』と答えたら、もし本当だとしても、『うそつきかも』と勘繰られてしまいます。

相手は人を勘繰るプロだということを認識しておきましょう。

『御社がはじめての面接で、他は書類選考の段階です』・・このように答えておけば無難でしょう。

★最後に必ず聞いて欲しいのが、『今後の流れを教えてください』という質問です。

『入りたいと思ってくれているのかも』と思われます。

40代の転職面接対策まとめ

あなたにとって試される場であるのと同時に、相手にとっても試される場が面接です。

駆け引き上等の精神でいきましょう。

最後に、相手は40代の大人と会話していると思って面接を設定しています。

それを裏切らないように、落ち着いた話し方で、いかにも交渉中という雰囲気で挑んでくださいね。

 

次回は、『こう答えたら必ず落ちる』ということについて書いていきます。

 

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