ネクストキャリア実現サポーターでライフコーチのがみさんです。
このページでは、経済的に困窮しており食べるものにも困っている方に向けて「フードバンクを利用するにはどうしたらいいか?」についてお伝えします。
お子様がいらっしゃるご家庭、なかなか仕事が見つからない方、シングルマザー、シングルファザーのご家庭など、おなかが空くのに食材を買う余裕がない方のお役に立てるページです。
フードバンクなどの情報を知らないばかりに、お金がないからとお子さんにご飯を食べさせてあげられないご家庭が急増していると聞きます。
利用方法を知り、さっそく食料をもらいに行ってください。何も恥ずかしいことではありませんよ。
【フードバンク利用するには】利用した経験から具体的に説明します
【フードバンクのイメージ】
実は私も東京在住時代にフードバンクに助けられた経験があります。
借金の返済もあと少しで終わるという時にリストラに遭遇したので、本当に食べるのに苦労していました。パックのご飯に格安の納豆をかけて1日1食、時にはかっぱえびせんだけという日も多かったです。
完全に栄養失調でした。鏡で自分の顔を見るたびに衰えていくのを痛感したものです。
そんな時になぜかタイミングよくテレビで「フードバンクの特集」をやっていました。
その中で、あるお母さん(中学生の男の子を育てているシングルマザー)が、「フードバンクがなければ私は死んでいたかもしれません」とおっしゃっていました。私もそんな状況でしたので、迷わず連絡したんです。
あなたもそうですが、あなたのお子さんに、私のような思いをしてほしくありません。
人はタイミングや会社の経営状況、社会情勢次第でその時の状況は変わるものです。
助けてほしい人がいる反面、助けたい人も数多くいます。
今は特に正直に「助けてほしい」と人に頼り頼られることが大切な時代ではないですか?
フードバンクは、そのような人々をつなぐ役割を自らボランティアなどで担っていただいているNPOなどのことです。
政府やあなたがお住いの地方自治体でも推し進めていますし、たいていはお住いの地域にあります。
是非あなたがお住まいの地域 フードバンクと検索して調べてみてください。連絡先が書いてありますので、電話し指定日に食料を受け取りに行ってください。
毎月数万円かかる食費をほぼカットできるのは大きいですよ。
私はそのおかげで借金も終えることができ、また再復帰できたのですから。
フードバンクを利用する時のちょっとした知恵
フードバンクを利用する際に知っておいた方が良いと思った知恵を共有しますね。
①私が利用した時は、当日の配布開始1時間ほど前から長蛇の列ができていました。
日本人、外国人、カップル、親子、おじいちゃんからお孫さんまで総出でこられているご家族もいらっしゃいました。
東京だったので多かったのかもしれませんが、やはり多くの方に人気がある食品、食材から無くなっていきます。
1時間以上など早めに行くようにしましょう。
②いただける食料は、お米、パン、お菓子、調味料、スープ、野菜、果物、ジュース、レトルト食品など数多くの種類があります。
東京は1人につき1セットとスーパーのかごに入れられており、「他にも何か持って帰りませんか?」とボランティアの方が親切に教えてくれます。
③かばんはスーツケース、大きめのバッグなどを2つ以上持って行ってください。
フードバンクでは想像以上にたくさんの食料をいただけます。ご家族がいらっしゃるなら一緒に行った方がたくさんもらえます。
④パンなどは冷凍しておきましょう。食べるときに電子レンジで解凍するだけで食べられます。
⑤お子さんがいらっしゃるならお菓子、ジュースなども出来るだけもらってください。
フードバンクを利用する手順
フードバンクを利用する手順は、いたって簡単です。
お住いの地域のフードバンクに電話し場所と日時を聞いて、当日そこに行くだけです。
ただし、(東京だけかもしれないですが)1回目は無条件で食料、食材をもらえますが、2回目以降はお住いの役所に相談し推薦していただく必要があります。
2か月目、3か月目ももらった方が良いので、ぜひお住いの役所に相談に行ってください。
窓口や手続きについては、初めてフードバンクに行ったときに担当の方が丁寧に教えてくださいます。
ご飯を食べられないのでは、お仕事や勉強もできないと思います。
困ったときはお互い様です。早く申し込んで、お子様にもおなか一杯食べさせてくださいね。もちろん、あなたもおなか一杯食べてくださいね。
【全国フードバンク推進協議会】のHPを貼っておきます。
【セカンドハーベストジャパンは以前より有名な団体です】
【消費者庁:主なフードバンク活動団体】
ここから下は、フードバンクのことについて書いています。
まずは、今まで書いた部分を早速行ってください。
また、一番下にフードバンク以外のセーフティネットをまとめたページのリンクを貼っておきます。是非ご活用ください。
フードバンクのイメージ
フードバンクをざっくり図に表すと上記のようなイメージです。
日本だけでなくアメリカなど外国でも行われている社会貢献活動です。
寄付する企業、農家、団体にもメリットが大きいんです。
例えば、
・フードロス(食料廃棄)問題を解決する方法の1つです。
・フードロスといっても賞味期限が短いなどではありません。賞味期限が過ぎた食品もありません。
単純に売れなかった、余りそう、品質に問題はないが印字、包装などのミスがあったので販売できない・・・このような問題を寄付という形で解決できます。
・社会貢献・・社会貢献したい企業は、今後ますます増えると思います。今後支持される企業は、社会貢献している企業です。
あなたもいただいた食品のメーカーに感謝し覚えていると思います。
生活が軌道に乗ってきたときに、あなたが食品を買いたい企業として記憶に残ると思います。
このような信頼残高の積み重ねは、企業や団体にとって非常に大切なことです。
フードバンクに寄付された食品、食材は、社会福祉施設などへも届けられています。
再び書きますが、「困ったときはお互い様」です。お金だけでなく、食費品や情報などの共有で助け合っていきましょう。
【消費者庁:主なフードバンク活動団体】
農林水産省のフードバンクについての資料も貼っておきます。
他にも現在使えるセーフティネットをまとめて紹介しています。
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