(このページは2022年8月10日に更新されました。)
『民間企業と公務員のエントリーシートは違うの?』『公務員転職のエントリーは、どんな事を考慮して書けばいいの?』
おはようございます。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。
今回は、公務員転職に有利なエントリーシートの書き方について書いていきます。
このページを読むと、あなたは公務員転職だけでなく、民間企業に転職する際にも、簡単に有利なエントリーシートが書けるようになります。
◆公務員転職のエントリーシート作成手順と考慮すること(社会人)
まず、あなたに念頭に置いてほしいことを書いていきます。
- 公務員転職のエントリーシートは、提出する自治体などにより形式が決まっています。
文字数が制限されている自治体もあります。
- エントリーシートと同時に、アピール論文や選考用の課題小論文の提出を求める地方自治体もあります。
僕が合格した佐賀県庁も、エントリーシートと課題小論文の提出を求められました。
今はこのような自治体が増えているようです。
上記は、民間企業に提出するエントリーシートと大きく違っているところですね。
このような地方自治体を受けるのであれば、あなたはとても有利に闘えることになります。
なぜなら、十分に調べて準備することで一般教養試験の点数だけでふるいにかけられにくくなるからです。
そこで、あなたには戦略が必要になります。
- それは、あなたがキャリアを通じて培った専門性や強みを、さり気なく盛り込んで強調していくことです。
これは非常に重要なポイントになります。
先方が興味があるのは、あなたが何を行政にもたらしてくれるか? ということ。
また、あなたが専門分野だけでなく、行政改革をやってくれるキャラであるかということをアピールしてください。
これらを頭にしっかり入れて以下の順で作成すると、あなたは面接もとてもスムーズに進めることができるようになります。
①公務員転職のエントリーシートを書くための準備
②公務員試験のエントリーシート作成
③ここまで出来たら、履歴書の作成です。
④転職サイトにも、エントリーシートをコピペしておきましょう。
⑤ここまで順番通りに出来たら、公務員転職のエントリーシートも、
苦もなく書けるはずです。
①公務員転職のエントリーシートを書くための準備
まず、公務員だけでなく民間企業転職でも、これを外すとロクな結果にならない【自分のキャリアの棚卸し】を是非行なってください。
使うツールは、マイクロソフトワードかグーグルドキュメントが良いでしょう。
理由は、保存できるから。
保存できるということは、転職サイト登録と水平展開、職務経歴書の作成にコピペと修正が出来るということです。
また、ヘッドハンターやエージェントにメール送信する際にも便利です。
キャリア棚卸しは、以下のような順番で行います。
1.あなたの職務経歴を最初の会社から順に、会社名、在籍期間、職位を書いて見出しにしていきます。
まずは、あなたの職務経歴を最初の会社から順に、会社名、在籍期間、職位を書いて見出しにしていきます。
提出するエントリーシートは直近のものからが多いのですが、自分の棚卸しに関しては最初の会社から書いていきます。
理由は、あなたの成長のストーリーをあなた自身が把握できるからです。
2.見出しを書いたら、次に職位ごと、プロジェクトごとに行なってきたプロセスとマネジメント人数、数値結果を書いていきます。
見出しを書いたら、次に職位ごと、プロジェクトごとに行なってきたプロセスとマネジメント人数、数値結果を書いていきます。
ここで大事なことは、思い出す限り全て書き出すことです。
失敗経験や退職理由、短所も書いてください。
これは、あなたの失敗パターンをあなた自身が把握するためです。
エントリーシートに書く必要はありません。
整理は最後で構いません。
3.ここまでで自分が歩み成長してきたストーリーやあなたがプロジェクトや新しい職位に抜擢された理由をあなた自身が分かってきます。
ここまでで、自分が歩み成長してきたストーリーやあなたがプロジェクトや新しい職位に抜擢された理由をあなた自身が分かってきます。
転職経験があるなら、あなたが転職に成功した理由も分かります。
4.あなた自身のキャリアがストーリーで分かったら、職務要約を書いていきます。
あなた自身のキャリアがストーリーで分かったら、職務要約を書いていきます。
あなたはこの時点で、あなた自身のコアスキルや強みが分かっているはずです。
何故、成果を出せたのかも分かっているはずです。
ここまでが自分棚卸しの順番です。
自分棚卸しをやるメリットは、後々から気づいてきます。
例えば、頭が整理されているので、エントリーシートや面接で強調したいことが、スラスラ伝えられるようになります。
自分の棚卸しは、忘れずに保存してくださいね。
②公務員試験のエントリーシート作成
まずは自分なスタイルで書いてください。
自分棚卸しをもとに、職務要約→職務経歴の順に書いていきます。
職務経歴の最初からは、直近の会社のか最初の会社になります。
一番自信があるコアスキルをアピールできる会社を自分棚卸しからコピペしてきてください。
この段階から整理が必要になります。
気をつけてほしいのは、民間企業の人事担当者は簡潔さを求めるのに対し、公務員の採用担当者は、全てを読みたいということです。
公務員は文章を読むのを苦にしません。
公務員のエントリーシートは、アピールできることは全てアピールしてください。
③ここまで出来たら、履歴書の作成です。
これまでの作業のおかげで、公務員選考の履歴書はスラスラと書けるはずです。
④転職サイトにも、エントリーシートをコピペしておきましょう。
転職サイトにも、是非エントリーシートの内容をコピーしておいてください。
転職サイトに記載しておくと、受験したい自治体以外にも、思わぬところからオファーが来たりするものです。
ビズリーチなどは、オファーが直接来ることがあります。
⑤ここまで順番通りに出来たら、公務員転職のエントリーシートも、苦もなく書けるはずです。
ここまで順番通りに出来たら、公務員転職のエントリーシートも、苦もなく書けるはずです。
また、面接でもスラスラ答えられるようになっています。
最後に大事なことですが、あなた自身のコアスキルや強み、成長のストーリーが分かっているので、提出する論文やプレゼンも、あなたの経験やあなた自身の言葉で相手に難なく伝えられる状態になっているということです。
公務員転職の攻略は、このように全体に好影響を与えるように進めることが肝になります。
都庁などは60倍ほどの倍率ですが、ここまでやり込む人はあまりいないでしょう。
ライバルに勝つためには、このような戦略、戦術で効果的に進めていけば有利になります。
社会人経験者の公務員転職は賢く頑張りましょうね。
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