(*このページは2022年11月11日に投稿されました。)
「年度末までに予算を使い切らないと、次の予算が取れないぞ!」「何か金使えること考えよう!」
こんにちは。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。
今回は、公務員のびっくり税金の使い方について紹介していきます。
どうも新卒で入った公務員って、お金が自動的に入ってくると思ってるのか、仕事って何のためにしているのか、、理解に苦しむことは多かったです。頭はとても良いのにね。
このページでは、13年前の当時に僕が驚きまくった税金の使われ方について書いていきます。
まじでびっくり!公務員の税金に対する金銭感覚いろいろ
あくまで僕がいた13年前の県庁の話ですが、今は多少厳しくなっているとはいえ、根本は変わらないと思います。
15年近く前、岐阜県庁での税金の裏金問題発覚に端を発し、全国の市役所や都府県庁、地方の役場に至るまで全国で調査が入り、全て漏れなく裏金工作を普通に日常的に行っていたことが明らかになりました。
色々な手口で業者からキックバックをもらったり、、、と話題になりましたね。覚えていらっしゃいますか?
中には税金の使い道が分からない。でも集めた税金は使い切らないといけない・・ということで、役所の焼却炉でお金を燃やしていた地方自治体がいくつも発覚しました。
いまや当時からいる管理職が毎月の給与から天引きで返している状態です。その額は10年で1,000万円ほどにもなるということでした。
ところで、他の目に見えない部分はどうなっているのでしょうか?
①年度末の市役所への高圧的なプレッシャー工事指示
以前も書いたのですが、国家公務員は県庁や都庁の職員に威張って接してきます。
県庁職員は市役所の職員に威張っています。
若い方や民間経験者はそんなことないのですが、中高年になるほどその傾向は強いと感じました。
年度末はこれがエスカレートします。
「おい!今年度の予算どうやって使い切る?」「何かネタはないか?」などの会話が課内で起こってきます。
そこで、市役所にもプレッシャーをかけるのです。「何かないか?」・・・と、、、
僕がいた県庁の課長は、率先して市役所の職員にあれこれ指図をしていました。
工事の一例を挙げると、どこかのほとんど誰も来ない公園にトイレをもう1つ造ろう!(すでに1つあるのに)というものでしたが、このような例を挙げればキリがありません。
お金を何とか節約しようとは思わないのです。みんな少ない小遣いで何とかやりくりしているのに、税金となると違ってくるんです。
お金があるから何かと理由を付けて使いきろう!・・県民に説明責任があるから目に見えて分かりやすいものにしよう!実績作らないと予算取れなくなるし、、、・・これが公務員の発想です。
翌年度の予算も、どこかの自治体や国家公務員が作成した案などをコピーして、自分の課の施策にしておいて、念のため獲得しておくのです。
そこには明確な根拠はあまりない施策が多いのも事実です。まさに付け焼刃的。だから使い切らないのです。
日頃はのんびりしているし、計画もあまりないので、夏休み最終日の小学生の宿題のようなことになってしまうのです。
だからこそ、民間企業出身のあなたは、県民の声や様々な戦術で得たデータを元に施策を考えないといけません。
そして、進捗の説明をする場を設けたりして、県民にプレゼンしたりしないといけません。
でもよく考えたら、あなたが今までやってきた仕事と何ら変わりません。むしろこういうことは厳しかったと思います。
あなたは先輩公務員に染まらず、彼らがやっているしょうもないことは気にせずに、自分の役目をこなしていけばそれでいいんです。
②驚きの文房具専用の棚
僕がいた県庁での実態なのですが、課の壁に沿って棚がびっしりと並べられていました。
鉄製のロッカーみたいな棚です。
そこには恐ろしい数の書類のファイルが並んでいるのですが、等間隔で文房具専用の棚が設置されていました。
僕の課には3つありましたが、ほとんどの地方自治体はこんな感じでしょう。
その棚を開けるとびっくり!
下から上までびっしりと文房具が入っていました。
おそらく10年は使い切らないほどびっしりと色々な文具が入っていました。
まだ税金の使い方に厳しくない頃まとめて購入したのか、古臭い文房具の数々でしたが、そのような棚がいくつもあるのです。
余裕で文房具屋を開店できるほど、バラエティーに富んでいましたよ。
③整理してびっくりの各課の倉庫・・なんで野球のグローブが!?
僕がある日、課の倉庫に初めていた時のことです。(このような倉庫は課ごとにあることが多い)
あまりにもぐちゃぐちゃで整理されていないので、僕が整理したのですが、それはそれは大変でした。
文書用のファイルが数100冊以上。不要なもの、使えないものまで、色々なものがそこら中にぶんなげてあるのです。
中にはレクリエーションで使う野球のグローブやテニスボールにラケット。なぜか分からないけど、運動靴。。
よく分からないものが多数、そこら中に置いてあるのです。
昔の公務員って税金使ってやりたい放題だったんだなあと思った瞬間でした。
今は改善されていて欲しいものです。
④掃除は掃除のおばちゃんがやるものと思っている先輩公務員
本庁などは特に掃除のおばちゃんがいます。
これはあなたがいるオフィスでも変わらないと思います。
しかし、あなたは自分のデスクくらい片付けたり拭いたりするでしょ?
先輩公務員はそれすらしません。
デスクの上には膨大な資料や書類が山積み。だいたい30センチほどは積まれていました。
どの資料がどこにあるのかは、そのデスクの人しか分からない。
もちろん、ファイリングされた資料もありますが、作成途中の資料はそのままデスクの上に放置したまま帰るのが先輩公務員です。個人情報?あまり考えていない人が多かった気がします。
課長だけはしっかりやっていた様に記憶しています。さすが課長になれる人は違うなと思いましたが、よその課の課長は分かりません。
僕が前職時代のように、就業時にデスクを拭いていたら、それを見て驚いた女性上司から「あ、掃除はしなくていいのよ。掃除の人がやるから」と言われました。
本当に驚きましたけど、あなたはこんな風潮に染まらないでくださいね。
以上、いくつか書いてきましたが、先輩公務員はお勉強はできるけど、脳みその構造が???な人も多いです。
もちろん、しっかりした人もたくさんいます。
あなたが公務員に合格したら、新しい風と共に社会の一般常識も態度で示してあげてくださいね。根は良い奴らばかりなので。
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