(*当ページは2020年3月27日に更新されました)
「転職有利になるために、簿記会計を学校や通信教育で取得したい。」「簿記1級を持っておけば、転職や就職に有利なのでは?」
おはようございます。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。
今回は転職や就職活動の際に考えがちな資格について書いていきたいと思います。
このページでは簿記に加え、どの資格が転職に有利になるのか? どの資格が実際に収入は上がっていくのか?についても、僕の経験から振り返ってみて、あなたの転職で有利になるのか?について考えていただきたいと思います。
それでは、よく考えがちな簿記の資格はどうなのでしょうか?内定をもらうのに有利になるのかについて実際のところを考えてみます。比較的取得しやすいイメージもありますよね?あなたも気になるところじゃないですか?
簿記は転職に有利な資格なのか?日商簿記1級保有者が考えてみる
実際に僕は高校時代に簿記1級を取得しました。
簿記と言えば最初4級か3級から取り組む人が多いと思います。僕は4級からでしたが、社会人は3級が多いのかな?
簿記は、最初はとにかくちんぷんかんぷん。当時は高校生でしたから、尚更です。
でも、4級や3級を取得して大体のコツを覚えてしまえば、2級や1級を取得するのは、比較的簡単です。
商業高校に通っていた方は、取得している方も多いと思います。社会を知らない、財務諸表なんて見たこともない高校生でも取得できる資格です。
簿記は40代の転職に有利?
結論を先に言ってしまえば、簿記1級を持っていても40代以降の僕の転職活動を思い返してみれば、転職が有利になったことはありません。ゼロです。しかし、使い方によっては稼げる資格に化けます。
まずは、転職に限って解説します。
「簿記1級持ってるんですか?すごいですね」と言われることは稀にありましたが、それが決め手で内定をもらったことは1度もありません。
・理由をお伝えしますね。
・今の企業では、ニーズがあまりないことが挙げられます。
・簿記1級を持っている人が、そんなに活躍できる場所は
少ないのが実情です。
・今はツール(会計ソフト等)も充実しており、仕分けなどの
知識が無くても、PL(損益計算書)やBS(貸借対照表)が
簡単に作れてしまいます。
・今ではRPAの導入で、いちいち仕分けや財務諸表を作成する
必要が無いこと。RPAがすぐにやってくれます。
・そして企業の間接部門は淘汰されつつあり、事務職系は営業系に
配置転換されるなど、必要性があまり無い部門になっています。
・そして、仮に入れたとしても経理部署。その会社に数人いれば
良い部署ですね。
上記のような理由からです。RPA・・ロボティクスプロセスオートメーションの略(事務作業をするロボット)
ただし40代など中高年は、財務諸表は読めると思われていますから、分からない方は、その意味で勉強するのはいいことでしょう。
今までは、営業などが嫌だから事務など間節部門に就職して、できるだけ第一線に立たないで、人と関わらないで精神的に楽をしようという人が多かったと思います。
しかし、今からは企業も直接売上や利益に直結しない部署は縮小しているんですね。大企業ですらそうです。
それでも簿記のスキルを使って稼ぐには?化ける方法は?
会計の分野で独立起業すればいいのでは?と思う方もいらっしゃいますよね?
実態は、簿記資格取得者が税理士などになっても、食える人はごくわずかです。年収300万あればいいそうです。
つまりレッドオーシャンで、需要がないんです。相当な営業スキルがあれば別ですけど。
それでは、簿記の資格を稼げるように化ける方法はあるのでしょうか?
それは、独立したい方に毎回お伝えしているように、簿記の学校などを開く、簿記の指導者育成の学校を開く、簿記の学校を開くノウハウをコンサルするなど、指導する側で独立起業するのであれば道は開けるとは思います。
やはり、どの分野も指導する側が一人勝ちしてまうんです。
コンビニなどフランチャイズと全く同じで、指導されるフランチャイジー(オーナー)は搾取され、指導するフランヤイザーだけが儲かるというのと同じです。
ユーチューバーになっている税理士の方がいらっしゃいますよね?
あの方々ようにオウンドメディアを持って発信していけばいいのです。あなたのように、簿記が転職に有利なのでは?と考える方は多いのですから。
それでは引き続き、転職にはどんな資格やスキルが有利なのでしょうか?
転職にはどんな資格やスキルが有利なのでしょうか?
それは第一線で顧客相手にベネフィットを提供したり、売り上げを大きく伸ばしたり、実際に作業を楽にし、企業の経費も削減してくれる資格が有効だと思います。
例えば、簿記の知識を有効活用し【USCPA(米国公認会計士)】に取り組むなどが良いと思います。僕も学校に入って勉強しまくりました。
外国に進出している企業は、国際会計基準(IFRS)を使うので、企業にいれば大変貴重な存在になれます。
しかし、そもそもの英語力が必要です。英文会計などもニーズはあります。
外国語アレルギーがある人は、とっつきにくかもしれません。英語力とUSCPAの一石二鳥を狙ってやる!と言う方には、とても向いています。
それでは、英語力は転職の武器になるのでしょうか?結論から言うと、英語力は今でも十分、転職に有利なスキル(スキルなのかな?)になります。
英語は外国人や外資系企業で働く人、日系でも外国人と仕事をしている職場では必須のスキルです。ただ、英語を武器に就職するのであれば、日系企業がいいです。
なぜなら他の人ができないからチャンスも拡大。収入も大きい。
外資系ではみんな話せるので収入面での優遇は全然ありません。
他にもAIエンジニア、プログラマなどは今後も有効でしょう。他にも知的財産関連や中小企業診断士、社会保険労務士などはいいかもしれません。
食えない資格の代表格・・簿記会計、フードコーディネーター、栄養士などで転職を目指すのであれば、少し考え直したほうがいいと思います
それよりも、あくまで転職を目指すのであれば、英会話スクールや公務員受験などにお金と時間を作ったほうが100倍食いっぱぐれないようになります。
このサイトでは公務員転職必勝法や英会話上達法なども書いています。自己投資で同じ数十万程度出すなら、将来性を考えてそのほうが良いと思いませんか?
そんなことも考えながら、今後の転職や就職に備えてきましょう。
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