(2022年3月21日更新)
おはようございます。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。
僕はマクドナルド社員を長年していたため、サービス業も多く連休や週末に休むという概念がなかったです。
しかし、公務員時代は休みはばっちりお休みでした。
給料も休みも安定している公務員に転職できる道が、社会人経験者のあなたにもたくさんあるってご存知でしたか?
公務員になるには:意外と知らない民間企業から公務員転職
さて、公務員というと新卒で高い倍率で受験し、受かったら将来安心!という代表的な仕事という印象があると思います。
かくいう私も、新卒で公務員受験をしたことがあります。高校の時でした。県庁や市役所、郵便局・・・5個受けましたが、見事全滅! いまさら就職はないと思い、頭を切り替え、親に相談し急きょ大学を受けたのです。
私大の推薦入試でしたが、高校時代は成績が良かったので、簡単に推薦を受け、受験も楽勝だったのです。
我が家は6人家族で貧乏だったので、奨学金とアルバイトで学費を工面し、4年間通いました。
大学時代で何が良かったかというと、地獄の高校時代から天国へ!(高校当時、僕はバスケをしており、むちゃくちゃ強いチームだったので、毎日が地獄の特訓。)それを経験した僕には、大学は天国でした。
しかし、なんといってもよかったのはアルバイトでした。
後に就職先になるマクドナルド。まったく興味がなくデパートでバイトしたいと思っていた僕は、友達が面接に行くからという理由で、いわば付き添いで面接に行ったわけです。
すると、朝と晩に働ける大学1年生ということで、一発で採用されました。(3人とも)当時は?マックのアルバイトといえば、かわいい女の子ばかりいる環境で、毎日遊びに誘われるという、なんとも恵まれた環境でした。初めての彼女もそこでできました。
しかし、仕事はまさにブラック。誘った友人の1人は2日で辞め、もう1人は3か月で辞めました。しかし、根性だけはあったことと、慣れてくると環境がすごく楽しく思え、マネージャーになり、結局4年間バイトしました。そして、そのまま就職試験に至ったわけです。社員としては17年勤めましたが、その後チャレンジしたのが公務員です。
さて、マックの詳しいことはまた別の機会に触れるとして、公務員になった経緯をお伝えします。
とある事情でマックを辞めなきゃいけないと思い、最初に転職活動をしたのが39歳の時でした。何の転職術も戦略もなかった僕は(なんせ初めての転職で、そんなこと誰も教えてくれない)とりあえず転職サイトをインターネットで探しました。その中で1番目立ってたのがリクナビネクストです。
登録した日からオファーが届くようになりました。暇を見つけてはサイト内で仕事を探していたのですが、もちろん民間企業ばかりが載っていました。
しかし、ある日ふと目にした求人に驚いたんです。佐賀県庁の求人でした。
佐賀県庁で、民間企業の出身者を公務員として大募集
募集5名。というものでした。さっそく県のホームページを見てみると非常に魅力的に感じたんです。今からは行政改革をしていかなければならないと!
なるほどー。公務員もそういう人(民間で頑張ってきた人)を求めてるんだ! そこでふと頭をよぎったのが、地元鹿児島でも県庁や市役所の職員を募集していないか? まさか他の地方自治体でも募集していないか?
それがあるんですね。当時はまだ少なかったけど、今やどこでも募集しているという状況になっています。年齢制限も割と緩く、若手だけでなく、50代でも募集しているんですね。
ちなみにこれは都庁の職員募集です。
こんな便利なサイトもあります。
さて、一般的に募集開始は6月から8月が多いようです。1次試験結果が11月から12月に発表され、2月ごろ2次試験。そして採用されれば4月1日入社です。(初入庁は4月1日がほとんどですが、そうではないところもあります。)
僕は前職を3月31日までしっかり勤務し翌日の4月1日には県庁職員となっていました。初入庁の日は嬉しかったですよ。なんだか入学式みたいに新鮮な気持ちでした。
いま11月ですから来年度の入庁に間に合いませんが他の転職活動もしながら来年の6月ごろからの試験に向けて準備を進めるのにはよい時期かもしれません。(場所によっては今も募集・・しかし少ない)
公務員受験の申し込みは紙ベースです。ここでも前回やった(あるいは今行っている)自分の棚卸しが非常に役立ちます。申込期限は手帳に書くなどして絶対に忘れないでくださいね。
さて、では何を準備すればいいのか?ですよね?それが知りたいんですよね?
わかりました。僕が実際に公務員転職対策で行ったことを記しますね。
僕は、一般の公務員参考書はほとんど行いませんでした。(もちろんしたほうがいいんですよ)
何をやったかというと、アウトプットの練習です。
あなたは今、自分の棚卸しをしていると思います。これってすごく重要です。まさにアウトプットですよね。サイト登録もアウトプットです。まさに自分売込みのプレゼンをしているのです。
もちろんアウトプットするからにはインプットが必須です。
これは欠かさないでください。
そして、もう一つ僕が実践していたことがあります。これは公務員になってからも毎日続けましたし、今も毎日実践しています。
それは、自分自身が新聞記者、ライターになるという戦略です。
あなたは新聞を購読していますか?または購読していなくてもインターネットで日々さまざまな記事を目にしますよね?
それをただ読むだけではなく、同じタイトルに対して、自分なりの私見・・まさに自分の言葉で記事を書くのです。
最初はうまく書けないと思います。専門用語や細かいバックボーンなど分からないことだらけだからです。
しかし、そこは、インターネットで検索し、調べるのです。
注意してほしいのは、自分の得意分野や好きなことだけに絞らないことです。ジャンルは幅広いほうがいいです。
何故かというと、3か月も続ければ、一見関係なさそうなことでも、頭の中でつながってくるからです。
そうなると、調べなくても書けることが多くなります。僕は毎日手書きで、記者の記事をノートに丸写しし、
自分発信の記事を手書きで書いていましたが、今の時代、PCのワードなどのツールや無料ブログにアウトプットしていけばいいと思います。
ちなみにこれを続けると、現在の仕事でもかなり生かされてきます。
なんといっても会議やディベートで負けない、プレゼンも自然にスムーズに行え、顧客との交渉や関係づくりがスムーズにいき、本当の実力が身につくのです。
他人はこう言ってるけど、自分の意見はこうだということを習慣化していくんですね。
調べる能力も身に付きます。
公務員試験では、数枚のレポート提出を求められることもあります。僕の場合はこれが1次試験でした(4部)。
2次試験でも更に試験会場でのレポート作成やプレゼンがあったりと、日々習慣化していないと、苦戦することがあると思います。
せっかく目指すのであれば、準備をしっかりと行うことをお勧めします。
公務員になってたくさんの気のいい同僚とすぐに仲良くなりました。
人事の人ととても仲良くなったんですが、彼らの本音は「本当に民間企業の人が応募してくれるのだろうか?」「税金使ってやるのだし一か八かの賭けだった」だったらしいです。たくさん応募してきて嬉しい悲鳴だったんです。
相当慌てたらしいですよ。
公務員に合格してからは、いきなり中堅のポジションで、即戦力として迎えられます。突然、民間企業の社長さんや部長さんが頭を下げて頼みごとにくるなど、優越感に浸れます。給料もそこそこいいです。
ボーナスや退職金も必ず出ますし、自治体が運営している施設(旅館など)を格安で利用できたりします。
僕の場合は、前職の最終年収が960万円だったので公務員の650万円の年収にはかなりがっかりしました。でも、公務員の良いところは、その後収入が落ちにくいということです。
前職の社員はどんどん賃金カットされ450万円ほどになったようです。おまけに大リストラ。
でもよく考えたら今の時代で650万円の年収ってかなりいいですよね? おまけに下がらない。
その他福利厚生が充実しすぎています。
ちなみに僕がいた県庁では、県が運営する旅館を1泊7円で利用できました。700円じゃなく70円でもなく7円ですよ! ごはんまでついて。
独身の方は婚活中に「公務員というだけで」圧倒的な人気を得ることが可能なんです。まさにTHE 安定。
おまけに定年退職が2020年には65歳まで延長されるというサプライズが発表されましたね。
一般企業は60歳でいったん退職し半額以下の収入で再雇用が普通ですが、公務員は収入も下がらず逆に65歳まで上がり続ける可能盛大。
だって退職しないのだから。役職定年なんてのもありません。
僕が前代未聞の転職(マックから公務員)成功したのを知った同僚は、地元の市役所を受け見事合格し、楽勝で仕事をしています。
売り上げがどうのとか、利益がどうのとかのストレスは、あまりありません。
というか皆無。まあ、公務員という人種や議員という人種を相手にする変なストレスはありますけどね。
もしあなたが今の会社を一刻も早く辞めたいというのでなければ、来年の公務員受験に向けて準備するのも素晴らしい選択肢だと思います。
また、いま失業しても困らないという方(失業手当が入るとか退職金があるとか)も勉強に集中できる期間があるので良い選択肢だと思います。
失業中の方は時間があるので勉強するチャンスですよ。
公務員は、複数の自治体に応募できます。
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