(2023年4月3日更新)
『おれ、転職回数多いけど、面接大丈夫かな?』『転職回数のこと、色々突っ込まれるかな?』
おはようございます。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。
今回から短いシリーズですが、パターン別の40代転職面接の受け答えについて紹介していきます。
転職は周到な準備が、あなたとご家族の今後の人生を左右します。面接で採否が決まるのです。
せっかく面接までいけたのですから(あるいはいく想定で)しっかりケーススタディしてくださいね。
私も実は大きな転職を5回経験しています。参考書籍や私の経験も踏まえて書いていくので、あなたが面接でスムーズに行くようお役立てください。
40代転職面接で落ちるのを回避するための想定①:転職回数が多い
転職理由が何であれ、転職回数が多いのは、間違いなく注目されます。
事前提出した書類や転職サイトに書いた回数は、先方の人事部も見ています。
(回数ごまかしは絶対NG、所属期間も今は前職に探りを入れるなど、人事部は調査している可能性もあります。個人情報なので、本来は開示してはいけないのですが、人事部長があなたの前職に知り合いがいたらアウトです。同業界に転職するのなら、特に注意しましょう)
しかし転職回数が多くても、40代のあなたを面接に呼んでくれたのです。
ここは喜んで感謝すべきところです。
ただ、あなたを見る人事担当者の考えはこんな感じです。
①またすぐに転職するのでは?
②うちでは長く働いてくれるのかな?
これらの、相手の心理状態を予め想定しておくことは、40代の転職にとっては非常に重要です。
想定した上で、あなたはスムーズに答えを返す準備をしておかないといけません。
私も1社1社全ての転職、退職理由をまとめていました。
◆転職回数が多い人の答え方
まずは誠実に、自分の転職回数が多いことを認めましょう。
リストラや会社の倒産などは相手も理解してくれます。
ただ、あなたが行く会社が全てリストラや倒産すると思われたら、相手には悪印象しか与えません。
『この人を採用したら、うちも潰れるんじゃないか?』
このような心理が働きます。
特に経営者は怖がります。
自己都合だらけでは、あなたはただのわがまま人間だと思われます。
じゃあ、どう答えたらいいの?
ここで先程の、転職回数が多いのに、あなたを面接に呼んでくれたのは何故か?を思い出してください。
あなたが必須な人材なのかも?と思ってくれているんです。
一番無難なのは、会社の体制や環境が変わり、あなたが目指す方向性と全く違ってきたと答えることです。
これなら会社批判にもならないし、あなた自身の大きな問題とも受け取られません。
また、職務経歴書に軽く書いておくと、あまり突っ込まれません。
一番いけないのは、心身の健康問題が理由の退職。
あなたは40代です。
私もそうでしたが、面接では、あなたの健康面は大丈夫なのかを気にする会社は多いです。
身体だけでなく、特に精神的な不健康は敬遠されがちです。
あと、若手ではないので、キャリアを重ねるための転職という答え方もどうかと思います。
キャリアを理由にするなら、『30代までは色々な職種にチャレンジして、自身のスキルを磨くことに集中していました。
だからこそ、前職では集大成として良い仕事が出来、実績を出せました。
再現性の高いスキルを身につけられたと自負しています。
御社にご縁があれば、今まで培ったスキルやノウハウで、最大限貢献したいと考えています。』
このように答えると、相手に好印象を与えます。
ただし、転職回数が多いからということから、『御社では定年まで末長く貢献したいです。』
などとは答えない方が得策です。
あなたはまず、使用期間から始まるパターンが多いです。
採用の段階で、あなたを末長く雇用したいとは、相手は考えていません。
『そんな約束はできません』
と返されてしまいます。
これは採否にあまり関係ありませんが、無難に賢く答えておきましょう。
以上、考えられる想定問答を挙げてみました。
次回からも面接について色々書きますが、あなたの転職がうまく行くように、戦略を立てる材料にしてみてくださいね。
ニーズが多いので、質問の答え方をまとめています。↓
40代転職面接で「困る質問」への答え方まとめ
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