(2023年1月8日更新)
『転職先の上司は俺より10歳下?』『俺、前の会社で長いこと部長やってて、部下は年下ばかりだった、、』『プ、プライドがぁぁぁ。。』
そのしょうもないプライドは捨てましょう。じゃないと転職なんてできません。
こんにちは。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。
あなたが40代で転職するに当たって、特にはじめての転職の方に意識して欲しいことがあります。
それは【転職先の上司は、あなたより年下ばかり】という現実です。
99%そうなるでしょう。公務員でも民間企業でも全く同じです。
そこで今回は、【転職先で一緒に働くことになる、年下上司との上手な付き合い方と、絶対にやってはいけないこと】について解説していきます。
年下上司との付き合い方:40代転職あるあるを逆手に取る戦略と10個の戦術とは?
この順番で解説していきます。
①相手を先輩として敬いながら、さりげなくサポートする。
②細かい気配りで、器の大きさを示す。
③仕事への真摯な向き合い方。
④題が豊富。
⑤武勇伝は話さず、キーマンにだけしっかり伝える。
⑥人生の先輩ビジネスマンとして相応しい話し方。
⑦日報など文章・レポートでビジネススキルを示す。
⑧女性の先輩には特に気を使う。
⑨見た目には、今まで以上に気を使う。
⑩最低限のPCなどデジタルスキルは身につけておく。
※絶対に新しい職場でおこなってはいけないこと
年下上司との付き合い方まとめ
あなたは年上の部下を受け持った経験がありますか?
あるとしたら、その時に相手のどのような点を尊敬できましたか?
それがわかると、今後のあなたの振舞い方やストレス回避策がわかってきます。
大事なことは、
●相手を変えようとは決してしないこと。
●年下上司と同じ土俵ではなく、社長など会社のTOP層と同じ土俵を見ておくこと。
●自分の振舞い次第で、相手の接し方や、会社内での評価が決まるはっきりと自覚しておくこと。
↑これらが大切なことで、あなたを結果的に助けてくれる行動になります。
私は40歳の時に、マクドナルドから佐賀県庁へ人生初の転職を経験しました。
公務員と言う特性上(年功序列)、入った年齢で職位が決まっていましたが、先輩の多くは年下でした。
当然、彼らから学ぶことが山ほどありました。
その後、民間企業に45歳で転職したときは、上司はほとんどが年下でした。
そして、年下上司、先輩との有効な接し方を身につけてきました。その中の代表的なものを紹介していきます。
年下の上司との付き合い方①:相手を先輩として敬いながら、さりげなくサポートする
こういう状況下では、相手が年下とか上司とか考えるより、相手がこの会社での先輩だと心から思うことが大切です。
すると、不思議と自分の変なプライドなど持たなくなるものです。
そしてもっと重要なことがあります。
ビジネス現場で困難なことを潜り抜けてきた経験は、あなたの方が数多いと言うことです。
あなたが経験して身につけた知恵は、新しい組織を救う可能性だってあるんです。
若い上司を先輩だと敬いながら、さりげなくサポートしてあげる態度が、大人のビジネスマンとしての貫禄です。
決して威張らず、偉そうにせず、さりげないサポート。
最初は職位では負けているけど、人間的魅力で自然に職位が上がる。
言い換えると、周囲があなたを上げてくれる。
・・こういう態度や考え方は、社長や直属以外の上司、女子社員、その他の社員も見ていますよ。
※女子社員の力・・あなどれません!
年下の上司との付き合い方②:細かい気配りで、器の大きさを示す
疲れているようなら、ドリンクやチョコなどを差し入れするなど、さりげない気遣いをしてあげることも効果的です。
気に入られようとか、そんな小さい心ではなく、何も期待せず、大人のビジネスマンとしての振舞い方をしていると、居心地の悪さなんて感じません。
挨拶の仕方も、名前をつけてから『●●さん、おはようございます』と言うなど、相手が『覚えてくれてたんだ!』と感じるような工夫をしてみると、自分の居心地もずっとよくなります。
これは挨拶に限らず、相手の変化に気づいたときは具体的にほめること。『髪型変えました?よく似合ってますよ。』だけでも効果的です。
なぜなら、そういう声がけや気づきができる人は少ないから、あなたは一目置かれます。
掃除をしてくれている方に『いつも有難うございます』と声をかけてみるなど、大人として周囲への心配りがあると、不思議と居心地はよくなります。
そして、それを周囲はよく見ており、その人の口から思いがけない人の耳に伝わっていくものです。
それが思わぬ大出世や大抜擢につながることも多いのです。
自分からは求めないけど、いつの間にか周囲から押し上げられている。
・・こんな状況になれば、あなたは頼れるリーダーにだってなれます。
大事なのは、それを期待しての、わざとらしい行動は禁物だということです。
『さりげない何も期待しない、だけど大人の人間としての振る舞いをスマートにできる人』を目指してみてください。
年下の上司との付き合い方③:仕事への真摯な向き合い方
私も転職先の上司から、『がみさんの仕事への取り組み方を見習わせたいですよ。みんなにも見せてあげてください。』と言われたことがあります。
まだ転職して1ヶ月ちょっとでの出来事です。
転職先では、今まで以上に丁寧で誠実な態度で、仕事へ取り組むことを推奨します。
あなたもそうだったかもしれませんが、プロパーで長年勤めた会社では、色々なからくりや社内事情もわかって、コツみたいなものも掴んで、割といいかげんに仕事をしても何とかなったかもしれません。
時には適当な態度も、周囲は笑ってくれたことでしょう。
しかし、転職先ではあなたは新人です。そうはいきません。
今まで以上に、1つ1つの仕事に真摯に誠実に取り組む姿勢が、あなたを助けます。
そして少しずつ信頼されるようになります。
真摯で誠実に仕事に取り組む人を、例え上司であっても、適当に扱う気にはならないものです。
その態度は、尊敬してもらえますし、その上司も『自分もしっかりしよう』と思うようになります。
これは是非覚えておいてください。
年下の上司との付き合い方④:話題が豊富
色々な話題を知っていることは、周囲はあなたに一目置いてくれるきっかけになります。
いくら相手がその社内では先輩で上司だとしても、世間の常識には疎かったりします。
その上司も、通勤中はユーチューブ観たり、スマホで漫画読んだり、ゲームばかりしているかもしれません。
政治や国内外情勢、他芸人やアーティスト、話題の映画や書籍、趣味など、あなたの話題が多いほど、周囲とのコミュニケーションはしやすくなります。
子供の育て方や家庭内の問題を乗り越えてきた経験なども、相手から頼りにされるきっかけになりますよ。
年下の上司との付き合い方⑤:武勇伝は話さず、キーマンにだけしっかり伝える
あなたは今まで(特に飲み会などで)上司の武勇伝を聞いたことがありますか?
あるとしたら聞いていて楽しかったですか?
あまり面白くなかったのではないでしょうか?
新しく入った会社でも同じです。
あなたの経歴は、多くの人に知られているはずです。
わざわざ自分の口から武勇伝は話さなくても、周囲はあなたに注目しています。
自分が行った仕事や意見、アイデアなどは、日報を出す相手にだけ伝えれば良いことです。
【あなたが只者ではない】と感じた人は、飲み会などで興味を持って、あなたに聞いてきたりします。
そのときだけ話して盛り上がればいいですよ。
面白がられますし、なにかと助言を求めてくるようになりますよ。
年下の上司との付き合い方⑥:人生の先輩ビジネスマンとして相応しい話し方
日々の話し方も、とても重要です。
いかにも大人の、いくつも修羅場をくぐって成果を出して来た様な雰囲気は、話し方にも現れます。
結論を先に、その根拠を後付で。理路整然と落ち着いた話し方をするよう、心がけましょう。
また、飲んだ席や喫煙所でも、??と思われるような話題は避けるべきです。
丁寧語で、大人のビジネスマンとして会話をするよう心がけてください。
また、若手が喫煙所などで職場の噂話や愚痴を言っていても、それには加わらないようにしてください。
年下の上司との付き合い方⑦:日報など文章・レポートでビジネススキルを示す
これは上記で書いたことの応用です。
ビジネス現場で培ってきた説得力は、あなたの方が上なんです。
それを端的に表すことができるのが、日報や稟議書、企画書などの文章です。
プレゼンもそうでしょう。
たった1枚のレポートでも、わかりやすく伝わる文章を心がけてみてください。
年下の上司との付き合い方⑧:女性の先輩には特に気を使う
女子社員は特にあなたを見ています。
差し入れなども、女子社員には特に効果的です。
反面、言動には注意してください。
女子社員との接し方が上手い人は、仕事もできるものです。
しかし、諸刃の剣でもあるのです。
セクハラと受け取られるような言動には、特に注意してください。
若い男性社員が下ネタで盛り上がっていたとしても、あなたは加わらないほうが無難です。
年下の上司との付き合い方⑨:見た目には、今まで以上に気を使う
おじさん=くさい、頭の毛が薄い、顔がたるんでいる、不潔というイメージが先行することを意識してください。
あなたはそれを良い意味で裏切ればよいのです。
出勤前にはシャワーを浴び、必要以上に脂肪は身につけず、ひげも剃って、スーツもシャツも靴もびしっとしている。
こういう大人の男性が、嫌がられるはずがありません。
中途半端な白髪放置や爪を切っていないなど、おっさん度に拍車をかけます。
加齢は仕方がありませんが、女性同様、年齢に抗う努力はしましょう。
こううところも、女性社員はよく見ていますよ。
年下の上司との付き合い方⑩:最低限のPCなどデジタルスキルは身につけておく
『使えないおっさん』と言われる筆頭は、【誰もが当たり前にできると思っているPC操作】ができないというパターンです。
私が知っている当時57歳で転職して来た方は、【ある企業の経営企画室の副室長】をしていましたが、PCのデータの保存もできませんでした。コピペももちろんできませんでした。
以前は、PCについては、なんと【女性社員にやらせていた】らしいのです。
たちまち、【使えないおっさん】の烙印を押されていました。
その方は、異常に【年下の上司からの指導】に対し、悔しそうにしていました。
そして3ヶ月で辞めてしまいました。
しかし新しい職場では、自分で全てする覚悟が必要です。
あなたがもしPCが苦手でも、数冊の本を読めば学べることです。
転職先で【教えてくれ】と言ったら時間泥棒になりますし、嫌われるだけです。
ドキっとしたのなら、さっそくPCは最低限使えるように勉強しましょう。
年下の上司との付き合い方NG編:絶対に新しい職場でおこなってはいけないこと
絶対に新しい職場でおこなってはいけないことは、以下の3点です。本当に注意してくださいね。
◆セクハラと受け取られるような発言は致命傷になります。
◆すぐキレる:こういう態度は、40代の転職者にとっては命取りです。
◆不潔な印象:いうまでもないでしょう。
年下の上司との付き合い方まとめ
以上、いくつかまとめてみましたが、40代で転職したあなたが、年下の上司と上手く付き合う秘訣は、自分の振る舞い方にかかっているということです。
自分が大人のビジネスマンとして振舞っておくと、自然と周囲から信頼を得られるようになり、大事な仕事を任せてもらえるようになります。
結果、最初は上司だった年下の方が部下になったり、頼ってきたりするものです。
ガツガツせずにスマートに!を心がけて振舞ってみてくださいね。
周りがあなたを放っておかないようになりますよ。
40代転職エージェントおすすめは?厳しい転職活動で助けられたのは?
40代転職エージェントおすすめは?厳しい転職活動で助けられたのは?
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