公務員から民間へ転職して後悔するタイプとは?向いていない人は?

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※当ブログは、ライフコーチの私が主に40代以降に様々な転機を乗り越えてきた経験をもとに書いています。
主に、
・民間から公務員転職
・公務員から起業や民間へ転職
・40代以上の転職・副業・起業
など生き方のヒントになると思います。ぜひブックマークして、あなたが望むネクストキャリア実現にお役立てください。がみさん

ライフコーチがみさんプロフィール

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(2022年11月18日に更新されました。)

 『なんか毎日毎日怒られてばかり、、課長の意に沿わない資料は出せないし、係長は上司に忖度ばかりしてる、、仕事が面白くないから自由な民間企業に転職しようかなあ』

おはようございます。【ネクストキャリアサポーター】でライフコーチのがみさんです。

当シリーズでは、現役公務員から民間企業に転職する際に、予め分かっておいてほしいことを中心に、民間企業から公務員、公務員から民間企業に転職したことがある、私の経験から紹介しています。

ちなみに私は、公務員に転職したことも、民間企業に転職したことも、全く後悔していません。

どちらも良い面、悪い面があります。

さて今回は、前回書いた公務員から民間企業に転職した方が良いと思うタイプの真逆のタイプ。

公務員から民間企業に転職しない方が良いタイプについて書いていきます。

公務員から民間へ転職して後悔するタイプとは?向いていない人は?

4つの項目に分けて説明しますね。

①目的のない、ただ何となくの転職
②収入は決まった日に必ず振り込まれると思っている人
③競争したくない人
④時に冷酷になれない人
⑤ノンビリ屋
まとめ
●公務員から転職に欠かせない転職サイト必須3選はコレ!理由も解説
●【公務員の賢い起業準備】自分の経験とクライアントの経験から共有

公務員から民間企業転職して後悔する人①:目的のない、ただ何となくの転職

まず冒頭で書いた嘆きの言葉を思い出してください。

こういう何となくタイプは、民間企業に転職したら、地獄行きとなります。

明確な目的がないからです。

民間企業に行って、何かやりたい。

自分がやりたいことは、民間企業にしかない。

だから民間企業に転職するんだ!

こんな風に、自分がやりたいことを競争の中でやり切るくらいの強い目的がないと、たちまち後悔することになります。

公務員から民間企業に転職して後悔する人②:収入は決まった日に必ず振り込まれると思っている人

あなたは今まで給料やボーナスが入ってこなかったことがありますか?

絶対に振り込まれていたはずです。

民間企業でも普通の会社なら当たり前のことですが、その為には自分に甘えられた使命を必死にこなさないといけません。

それに収入は既得権ではありません。

職位だって既得権ではありません。

いつでも下克上できるし、下克上されるのです。

会社の業績が悪化すれば、収入カットやリストラは普通にあります。

いつ無一文になるかもしれません。

収入は自分の力で獲得するくらいの気持ちがないと、あなたは非常に苦労することになります。

また、マイホームローンが、まだまだ残っている方は、民間企業への転職はやめておいた方が良いです。

私は民間企業時代に、会社の業績悪化に伴う収入カットで、マイホームローンが払えずに泣く泣く二足三文で売って、1000万以上の負債だけ残り、おまけに賃貸に住んでいる同僚をたくさん知っています。

公務員から民間企業に転職して後悔する人③:競争したくない人

民間企業では競争は当たり前です。

会社同士の競争。

同僚との競争。

会社が、自分が生き残るために、アイデアを振り絞って、あの手この手で競争相手に打ち勝たないといけません。

怯んだり遠慮している人は、民間企業では生き残れません。

会議では意見してなんぼ。

何も発言しない人は、仕事する気がない奴だと判断されます。

競争が嫌いな、みんな仲良くタイプは、民間企業では役立たずです。

公共の利益、住民みんなの利益という考え方が、骨の髄まで染み込んでいる方は、公務員のままが良いと思います。

そうじゃないと、精神をやられますよ。

公務員から民間企業に転職して後悔する人④:時に冷酷になれない人

民間企業で管理職になり、部下を持つ立場になると、あなたは人事権という人間の生殺与奪権を持つことになります。

会社の利益にならない人、貢献しないどころか、足を引っ張る人は、容赦なく退職に追い込むこともあります。

その方が、会社、その人お互いのためだからです。

大概は自分が日頃仲良くしている相手です。

相手には家族もいることが多い。

でもそんなことは関係ないのです。

私も数人を退職に追い込みましたが、彼らからは、恐らく恨まれてるでしょう。

公務員の人事は、人事課が新しい年度に向けて行うもの。

部長や課長だって、人事権を持っていないのが公務員です。

民間企業は全然違います。

民間企業では、部下が上司に従うのは、上司が生殺与奪権を持っているからというのが大半です。

昨日の部下が今日から上司なんてことも当たり前にあります。

波風立てず穏やかに、長いものには巻かれて、、という方は、民間企業には向いていません。

公務員から民間企業に転職して後悔する人⑤:ノンビリ屋

今までのんびり仕事をしてきた方は、民間企業のスピードには面食らうことになります。

ハイスピードじゃないと、同僚や上司、他部門にだけじゃなく、取引先やお客さんにも迷惑をかけてしまいます。

期限に対する意識が、公務員とは全然違うのです。

私が公務員になった時の私と、社会人経験枠けら入った同僚の共通意見は、『公務員が1日かけて行う仕事は、自分達は半日もかからない』ということでした。

今日出された課題を明日朝まで。

『今から大阪に行ってくれ』

社長から『明日からインド行ってリサーチしてこい!』

なんてことは、普通にあります。

公務員の会議の復命が課長などに受理されるのは2しゅうかんごなど、私もびっくりすることが数多くありました。

民間企業では、いま行った会議の議事録は、会議終了後には直後に全員にシェアされます。

決めたアクションはすぐに行わないといけないし、それぞれ期限もあり、他にも仕事があるなど、全員が忙しく殺伐としています。

だからといって、決められたことだけをやるライン作業なんかは、あなたは望まないでしょう。

ただでさえクソ忙しい中で、他人を出し抜いて成果を出すくらいのしたたかさがある人が、民間企業では生き残れます。

今回は、代表的なものを4つ挙げました。

みんな仲良く、大学時代みたいな雰囲気がいいという人は、変な気を起こさないで、公務員のままが良いと思います。

マイホームローンがまだまだ残っている人も、買ったもんは仕方がないので、公務員のままが賢いです。

公務員から民間企業に転職して後悔する人:まとめ

上記4つを、むしろ楽しめるくらいの人は、民間企業に転職しても上手くいく可能性があります。

仲の良い人を出し抜いたり、蹴落としたり、ライバル会社を潰しにかかったり、言いたくないことも言ったりと、本来普通の人なら嫌なことをするのも民間企業です。

国民全員のお役に立つ公務員と、株主のために利益を出す民間企業では、これくらい違います。

あなたがもし、メンタルが弱くて競争が嫌なら公務員のままが賢明です。

民間にもそういう人はたくさんいますが、競争を避けてライン作業や、気楽な派遣やバイト、引きこもりになっています。

あなたはせっかく公務員になれたのだから、今回の記事が当てはまるのなら、民間企業には行くべきではありません。

是非参考にしてください。

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