(2022年6月27日更新)
「公務員に興味があるけど、収入とか求人情報には詳しく書いてないんだよね。」「俺、40代で家族もいるから、公務員になって給料20万とかしゃれにならない。」「社会人経験者の場合、公務員転職したらキャリア給みたいなのあるの?」「せめて年収以外でメリットがあれば、まだ勉強頑張れるんだけど」。。。
おはようございます。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。
今回は、あなたもきっと気にしている【民間企業出身者の公務員の年収】について、僕のリアルな経験から書かせていただきます。
30代前半の同僚や当時47歳の僕の上司(課長)の年収、公務員の収入以外の恵まれていることについて紹介していきます。
地方公務員の年収ってどれくらい?40代社会人経験者の僕の場合は?
今まで読んでいただいている方はご存じだと思いますが、僕は39歳の時に公務員転職を決断して勉強し、40歳の時に日本マクドナルドのエリア責任者から佐賀県庁の職員に転職しました。
いわゆる地方公務員です。
その経験を元にリアルな部分を紹介します。今回はこの流れです。
- 地方公務員の年収は年功序列なの?
- 40代地方公務員の年収は?給料は?ボーナスは?手当は付くの?
- ちなみに30代公務員の年収はどれくらい?
- 民間企業出身者の公務員転職の場合、キャリアは年収に考慮されるの?
- 地方公務員の年収以外のメリットは?
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地方公務員の年収は年功序列なの?
あなたも聞いたことがあると思いますが、公務員は年功序列です。
もちろん同期や同年代入庁組と出世競争はあります。
でもそれは、入庁後何年も経過してから出世したい人の中で競争が行われるもの、ポストが空くから誰かを選ぶ的なものが多いのが現実です。
出世したい人もいるし、のんびり安定的に長く仕事したい人は出世に興味がない。その人の考え方次第です。
しかし民間企業出身者の場合は、スキルやノウハウ、経験とキャラを見込まれて採用されているので、後者ののんびり組では(最初の数年は)ちょっと苦労するかもしれません。
でも、民間企業のような熾烈な競争やプレッシャーはほとんどなく、公務員同士和気あいあいと仲良くやっています。
僕はバリバリ仕事して、成果が年収にダイレクトに反映される外資系出身だったので、かなり拍子抜けしました。
上司からはっきりと「公務員は成果より年功序列です!!!」と言われました。
各地法自治体では、全員に配布される冊子の中に【収入表】が細かく記載されています。
僕の場合40歳だったので、その早見表に書いてある通りの金額がしっかりと支給されていました。
40代地方公務員の年収は?給料は?ボーナスは?手当は付くの?
僕は39歳で合格したので、入庁時は【主査】という職位でした。入庁時は40歳になっていました。
職位の階段も、ものすごく多いのです。副課長や副部長など、やたらと「副」が付く職位が多いのも公務員です。
同期が3人いたのですが、3人は31~32歳と若かったこともあり、主事という職位でした。
主事の上が主査ですが、仕事を進める上では関係ありません。
特に民間企業出身組は関係なかったですね。しかし、年収が少し変わってきます。
つまり、僕は40歳だったから主査であり、同期は30代前半だから主事という職位だったのです。年齢で決められたようなもの。
年収は月給、勉強代(いわゆる年2回のボーナス)、各種手当で構成されます。
佐賀県庁(地方公務員)の僕の場合、月給は36万ほどでした。
それに交通費や家賃補助、家族手当など色々付きます。40万円ほどはもらっていました。福岡から通っており、通勤手当は多かったです。
ボーナスは1回あたり65万ちょっとです。年収にすると610万ちょっとでしたよ。
ちなみに30代地方公務員の年収はどれくらい?
同期入庁の3人は、僕より少しだけ少ない600万足らずの年収だったようです。
以前より増えた人、大きく減った人などいましたが、仕事内容や職場環境、福利厚生、休みやすさなどから考えると、全員が満足して安堵しているのが分かりました。
それほど民間企業では大変だったということです。
「収入は半減したけど、公務員の方がずっといいです」と、次の年度に入庁してきた後輩が話していたのが印象的です。
民間企業出身者の公務員転職の場合、キャリアは年収に考慮されるの?
そういう地方公務員ですが、あなたのキャリアは考慮されるのか?・・気になりませんか?
答えを言いますね。
選考では大いに考慮されるけど、年収にはほとんど、いや全然考慮されません。
理由は、民間企業のような自由な裁量がなく、決まったルールで人事課が決定するからです。
だから、あなたがいくら民間企業の部長をしていたからと言って、年収1500万円もらえると考えていたらがっかりします。
逆に安定的に定年まで「年収が600万円から800万くらいまで少しずつ上がり続けるから安心!」と長期スパンで考えられるなら、魅力的な年収だと思います。
入庁当時の僕の上司(課長)は47歳で、年収は750万~800万円ほどだと話してくれました。
当時なら「ゲ!少な!」と思う人も多かったと思いますが、今の社会情勢を考えると、むしろ喜ぶの人が圧倒的に多いと思います。
地方公務員の年収以外のメリットは?
年収も大事だけど、僕はこれらのメリットもとても大きいと感じました。
●何と言ってもリストラに危機感を感じなくて良い環境で安心して働ける。
●年収が下がりにくい。下がるとしたら全員その地方自治体の都合で下がります。
●定年まで働ける。
●都道府県(区・市)が運営している旅館などに格安で宿泊できるなど。(佐賀県は7円で1泊2日でした。その後70円に値上がりしましたww)
●手当はしっかり支給。
●有給休暇の完全取得は義務。絶対。強制。
●健康診断は都道府県や区、市の大きな病院で、いたれりつくせりの診断を受けられる。無料。
●婚活でモテる。
●メンタルケアやケガ。病気で長期間休んでも給料は支払われる。
他にもありますが、こんなところが大きいと感じました。
地方公務員の年収まとめ
地方公務員の年収その他について、だいたいイメージしていただけたでしょうか?
大きく稼げる可能性がある会社で、とんとん拍子に出世して若いうちに大きく稼ぎたい人。
一発ドデカイことを考えて、独立起業したい方じゃない限り、少なくとも定年までは安定して働き、退職金もしっかりもらえて、定年後に夫婦でのんびり趣味と実益を兼ねた暮らしをしたい方は、公務員の転職は賢明な選択だと思います。
年金ももらえます。退職金は思っているより早くなくなりますので、公務員時代にしっかり貯蓄や安全な財テクをしておくことは大切ですよ。セカンドキャリアも考えて準備しておいた方が良いでしょう。
公務員の仕事は社会的意義の大きいものが大半です。
人々の生活になくてはならない公共サービスをするのが公務員です。
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