公務員から民間企業への転職は正解か?自分の経験から実情解説

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※当ブログは、ライフコーチの私が主に40代以降に様々な転機を乗り越えてきた経験をもとに書いています。
主に、
・民間から公務員転職
・公務員から起業や民間へ転職
・40代以上の転職・副業・起業
など生き方のヒントになると思います。ぜひブックマークして、あなたが望むネクストキャリア実現にお役立てください。がみさん

ライフコーチがみさんプロフィール

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(*このページは2023年3月24日に更新されました。)

『あんなに一生懸命頑張って勉強して公務員になったのに後悔している、、』『俺、行政で新しい日本を担っていく立場になりたくて公務員になったのに、やっていることは忖度ばかりで全然やりがいがない、、』

おはようございます。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。

いつもは私が民間企業から県庁職員として公務員に転職成功した経験から、同じように社会人経験者枠で公務員転職したい方に向けて戦略と戦術を具体的に紹介しています。

このページでは、その逆パターンの【公務員から民間企業への転職】事情について書いていきます。

この【公務員から民間企業への転職事情】については、下記6ページに分けて書いていきますので、是非参考にしてみてください。(毎日1ページずつ更新します。)

①公務員から民間企業に転職するのは正解か?自分の経験から実情解説(このページ)
②公務員から民間へ転職したいって言うけど、民間企業ってどういうところ?
③公務員から民間企業へ転職したらどうなる?経験から解説
④公務員から民間企業転職に向いている人とは?タイプは?
⑤公務員から民間へ転職して後悔するタイプとは?向いていない人は?
⑥公務員から民間企業に転職成功するための転職術・失敗回避策
●公務員から転職に欠かせない転職サイト必須3選はコレ!理由も解説
●【公務員の賢い起業準備】自分の経験とクライアントの経験から共有

ちなみに私は民間企業から公務員に転職したことも、公務員から民間企業へ転職したことも一切後悔していません。

どちらも良いところ悪いところがありますし、どちらもやりがいがあるからです。

公務員から民間企業への転職は正解か?自分の経験から実情解説

まず私の経験を少し紹介させてください。

私は22歳から勤めた日本マクドナルド時代に、39歳から公務員転職の対策を始め、1日の失業期間もなく佐賀県庁の職員へ公務員(正職員・主査)として転職しました。

入庁したのは2006年4月1日。

40歳になっていました。

ちなみに1回で合格です。

そして、3年弱ほど公務員を務め退職しました。(その後はカフェ経営を経て民間企業へ転職)

それでは公務員のあなたが民間企業へ転職したい理由はなんですか?

検索したらこんな結果を見つけました。↓

・やりがいがない。

・残業がある。

・同じ事の繰り返し。

・将来が不安(??)

ちょっとびっくりしたのですが、こういうことで転職したいのなら、私は『絶対に転職しないでください』と進言します。

なぜなら、これらの理由は民間企業でも普通にあるからです。

民間企業に過大な期待をして、今あなたが持っている安定という立場を失ったらどうなりますか?

それに、公務員はうつ病になる人が多いといいますし、私も同じ職場にそういう方がいらっしゃいました。

しかし、公務員はうつ病で休んでも、その身分は保証されます。

民間企業はうつ病で休むと、社会復帰が難しい以前に、退職に追い込まれて生活が不安にさらされるなどのリスクがあります。

私がどちらも見てきた経験から言えることは、うつ病などになっても、民間企業ではそれを言いにくいし、言ったら最後と思うから、隠す人も多い。

反面、公務員は比較的言い易いし休みやすい。おまけに復帰しやすい。だから表面だけの数字を見ても、あまり意味がないのです。

それでは公務員から民間企業へ転職する人の実情を説明します。

公務員から民間企業へ転職はうまくいくのか?・・転職活動は?

民間企業は即戦力を求めています。

それも1年ほどでチームを率いて成果を出せる人材を求めています。

もちろん専門性と成果を出すノウハウがないと、あまり買ってもらえません。

あなたはどうですか?

私は数回転職をしていますが、はっきりいって【公務員の経験】が評価されたことはありません。

カフェを清算して東証一部上場の日系企業へ好条件で転職できたときも、公務員の経験は何も聞かれませんでした。

むしろ、その前のマクドナルドでの経験を大いに生かして欲しいと言われました。

これは公務員が悪いとか能力がないなどということで決してはなく、民間企業の経営者や人事部長などは、公務員という仕事の本質を理解していないことに起因しています。

つまり活躍する姿を全然イメージできないんです。

だから、特に30歳を過ぎてから公務員から民間企業へ転職する人は、大いに苦労することになります。

汚れ仕事や地べたを這いずり回って営業した。売り上げを死ぬ気で取って来たなどの修羅場をくぐった経験もないので、『弱いんじゃないの?すぐ辞めるんじゃないの?』と思われてしまうことも大きく関係しています。

だから、最初の職場が公務員だった人は特に、転職活動は賢く戦略をもっておこなわないといけません。

だって転職したいんでしょ? 自分の人生を自分らしく過ごしたいんでしょ?

実は公務員から民間企業への転職を目指している人は、私の同僚でも結構いました。

漠然と『俺の人生、、なんでこうなっちゃったんですかね?』なんて若者もいましたが、しっかり戦略を持って準備している人もいたのです。

あなたには是非、そういう勝ち組になって欲しいと思います。

代表的な2人の戦略を紹介します。

公務員から民間企業へ転職成功させる賢い戦略

あなたがまだ20代の若手なら、たいていの企業は『若くて役所仕事に染まっていない』という理由で採用してくれる可能性は大きいですが、あなたが30代や40代なら戦略が必要になります。

①国連へ転職すると準備していた人事課長

私が佐賀県庁で尊敬していた2名のうちの1人がこの方です。

彼はいかにも仕事ができるという感じの人事課長でした。

彼は早稲田大学から頼まれ、毎月非常勤講師をしていました。

公務員をしながらも、一流大学で講義までしていたんです。

そこに至るまでは、やはり公務員としても大きな成果を出してきた方です。

彼の目標は、国連の職員になることでした。(国連が民間かどうかは置いといて)

そのため、英語をはじめ国際感覚を身につけようと、日々勉強していました。

私もまちづくり担当をしていた時に、早稲田やその他のゼミ、サークルの学生が会いに来てインタビューを受けたことが数回あります。

このように、せっかく利用できる立場があるのだから、それを利用しての転職が一番賢いと思います。

他にも市長や県知事になる公務員もいますので、そういう政治家への道を目指すのもありだと思います。

②帰宅後は自習。土日は学校に通い、一発で1級建築士の国家資格を取得した30代の同僚

彼はNくんといって、家族もある30代前半でしたが、建築関係(デザイナー)の仕事をしたいと常々思っており、学校に通って一発で一級建築士の資格を取得しました。

県内の公共の建築物にも彼が設計したものがありました。

線は細いけど、全然ブレない男でしたよ。

設計やデザインが好きな彼ですが、建築現場の泥臭い汗臭い雰囲気が好きだそうです。

元々勉強ができるから、あなたも公務員に合格できたはずです。

私が一緒に働いた公務員は、やはり全員地頭はよかったです。

それを生かして、N君のように食える資格(士業など)を取得してから転職するという賢い選択が、公務員から民間に転職する人には一番合っていると思います。

また、WEBマーケティング、IT関係を学んでからでも良いと思います。

企業では官公庁相手の担当者も求められます。

このページでは私が取った戦略は省きますが(他のページに結構書いているため)、せっかく公務員という立場があるうちに賢い準備をして、好条件の転職をすることを、私は経験からおすすめします。

何も自らイバラの修羅場にいかなくても良いと私は思います。

務員から民間企業への転職は正解か?まとめ

ここでは民間企業へ転職したいと希望する方に向けて書きました。

せっかく安定している公務員の立場から民間企業に転職する時には、単に「公務員を辞めたい。民間企業は自由そう。」という安易な考えは持たない方が賢明です。

あなたは民間企業で働いている多くの人が憧れる職業にいるということも忘れないでください。

どうしても民間企業に転職したいなら、1年間ほどは準備の期間を持ちましょう。

公務員が嫌で嫌で仕方がないなら、休職してじっくり考えても良いと思います。休職中に準備もできます。

しっかり戦略を持っていきましょうね。

今後も「公務員から民間企業転職や起業」について記事を書いていきますので、是非ブックマークして参考にしてみてくださいね。

 

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