(2023年4月6日更新)
『エントリーした会社から返信が来た!楽しみ!…え?見送り?なんで?俺が?』『さっき返信届いたけど、またきっと見送りだよ。書類選考に落ちるのなんて慣れた。』
ネクストキャリア実現コーチのがみさんです。
転職活動頑張ってますか?
さて、いきなりのタイトルにびっくりしたかもしれません。
あなたが転職活動をしている時に、必ずぶちあたることがあります。
それが、「書類選考の厳正な審査の結果、今回はまことに残念ながら、見送らせていただきます」というものです。
転職が初めての方は、これがかなりショックだと思います。
僕なんかは慣れたもんですけど。今まで最低でも100通は、このようなコピペ文をもらったんじゃないかな。
最初は年齢のせいかな?と、単純に思って次から次にエントリーしてたんですけど、ある日『どうも、年齢だけじゃなさそうだぞ???』と気づいたんです。
今回は40代に限らず書類選考に落ちる理由について書いていきます。
転職で書類選考通らない?40代で書類も面接も落ちた?意外な理由とは?
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40代の書類選考は落ちるものと予め自覚して転職活動をすること
・・転職うつになる必要はない -
それでも40代が書類選考で落ちないようにするには?
・・職務経歴書は正しく作りこまれているか?大雑把なつくりではないか?
・・40代で将来が不安なら、いま知っておきたい50代・60代の就業実態
・・職務経歴書を作成する前に、自分のキャリア棚卸しはしたか? -
40代の正しい転職活動の進め方は?
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あなたが転職成功できたら気をつけて欲しいこと
- まとめ
今まで、1つの会社でそれなりに成果をだし、認められてきた方は特に、痛烈屈辱を感じるものです。憤りを覚えたりします。『俺のことを分かってない!』
でもこの現実は、誰にでも襲い掛かってくるんです。むしろ、選考落ちしないほうが珍しいんですよ。
40代の書類選考は落ちるものと予め自覚して転職活動をすること
まず分かっておいて欲しいのは、あなたが前いた会社を辞めた理由です。
会社に居場所がなかったり、リストラされたり。
色々あると思いますが、他の会社も大体同じような状況です。
それでも採用活動をして40代でもOKと条件なっている企業は、その会社に活躍できる場がある可能性が高いということです。
しかし、間口は狭いという事実もあるということも分かっておかないといけません。
20代、30代の人と比べると、今後活躍できる年数は限られますし、健康不安や親御さんのことも心配されます。
(健康のことやご両親のことは、特に40代後半では面接で高確率で聞かれます)
先方の会社も事情があり、採用したくても出来ない場合もあります。
特に令和大恐慌みたいに言われている今は、新卒でも内定取り消しなどあります。
だから企業も予算が削られます。
他にも今はタイミングではなかったり、それこそドライな会社もあります。
そこで恨んでも仕方ないんです。
ちっぽけな復讐は出来ますよ。例えば落ちた会社の商品やサービスは絶対に受けないとか買わないとかね。
しかし、そこに前向きな前進はありません。セコすぎる人間にはなりたくないものです。
『今回は縁がなかった。』『自分にはもっとふさわしい会社があるんだ』ということです。
大事なことは、そのくらいで転職活動を中断させないというメンタルの維持です。
40代じゃなくても書類選考に落ちても転職うつになる必要はない
40代。50代でリストラに遭い、就職活動することになった方は、特に落ち込み、転職うつになる方も実際たくさんいらっしゃいます。20代でも30代でも。【自分という人間を否定された】と思い込んじゃうんですね。
でもそれは間違いです。否定されたんじゃなく、いまその会社のタイミングと合わなかったということだけですから。上で書いた状況が先方にもあるんです。
僕は採用もしていたので分かりますが、素晴らしい方が何人も応募してきて、面接もして、何人も採用したくなるんです。あの人もこの人もと。それこそ全員採用したくなることもあります。
でも、企業には計画された枠と予算があるんですね。そして、情勢によって調整もします。良い候補者と思うけど落とさざるを得ないという状態になるものなんです。
だから、絶対に転職うつにならないでください。みんな同じ状況なのですから。
それでも40代が書類選考で落ちないようにするには?
しかし、それでも40代の転職活動は早く終わらせたいですよね?書類選考で何十社も落ち続けるなんて嫌じゃないですか?
そこで少し立ち止まって、あなたの転職活動の肝の部分である【職務経歴書】を見ませんか?
採用側として感じたのは、職務経歴書どころか転職サイトの登録さえ、しっかり出来ていない40代が非常に多いと言うこと。
あまりの適当さに、求職者のことが全然分からないものが意外にも多いものです。
だから、しっかり書いている求職者は、どうしても目立ちます。
職務経歴書は正しく作りこまれているか?大雑把なつくりではないか?
あなたの職務経歴書は、大雑把なものになっていませんか?
このような点を意識して作りこまれていますか?転職サイトの登録も同じです。
①読む側の立場に立って、見やすく構成されているか?
②最初に【職務要約】を書いているか?職務要約には、あなたの
コアスキルは書かれているか?
③あなたが一番アピールしたい、受ける会社に合ったスキルや功績がKPI
が分かるように、一番上に書かれているか?
④最初の1枚目~2枚目で、人事担当者が注目するような構成になっているか?
人事担当者の行動も想像してみてください。良く考えて作りこまれた目立つ職務経歴書は、読んでいる人も想像しやすいし、上司に見せたくもなります。
そのような人が面接に行く時は、面接担当者は上司から『良い人だったら呼んでくれ。その場で僕が最終面接をするから。』などと伝えていることも多いのです。実際僕も一次面接だけのつもりが、すぐに最終面接になった経験は何度もあります。
職務経歴書や転職サイトの登録は、絶対に手を抜かないで、①②③④を意識して作りこんでください。
40代で将来が不安なら、いま知っておきたい50代・60代の就業実態
それでは何故、40代は特に転職活動を慎重に好条件転職を目指さないといけないのでしょうか?
ここに50代・60代の就業実態調査を調べています。2011年のものが最新だったのですが、今は更に深刻化していることが分かります。
驚くのが、就業状態だけでなく、職位や職種、雇用形態だけでなく、家族形態や健康面も激変しているという実態です。
恐ろしい実態が待ち受けていることが分かっていただけたでしょうか?
それでは、少しでも有利に転職活動をするにはどうすればいいのでしょうか?
職務経歴書を作成する前に、自分のキャリア棚卸しはしたか?
実は大きな鍵は転職活動スタート時のあなたの行動が握っています。
あなたは、職務経歴書を作成する前や転職活動をする前に、あなた自身の棚卸しは済ませたでしょうか?
転職活動は、あなた自身を商品として売り込むプレゼンのようなものです。
あなたも今までいた会社で、取引先やクライアント相手にプレゼンした経験があるのではないですか?会社の経営陣や上長にも。
しっかり準備しませんでしたか?数字やプロセスをサマリーしたのではないですか?
人生の大事な時に、この作業をしないということは、自ら書類選考を落ちる方向に持っていくということです。稟議書が全然通らないのと同じですね。
40代の正しい転職活動の順番は?
40代に限らず、正しい転職活動の順番というものが存在します。
①自分のキャリアの棚卸し
②ラフな職務経歴書の作成
③履歴書の作成
④転職サイトの登録
⑤提出用の職務経歴書の作成
これが正しい転職活動の順番です。これができていないと、いくらエントリーしても、余程の人不足でブラックな企業でない限り、見向いてもくれないでしょう。
あなたが転職成功できたら気をつけて欲しいこと
あなたが採用された会社に内定し、もし面接や採用の担当になった時は、いっきに強い立場に立つようになります。人生を賭けている40代の求職者の生殺与奪件を、あなたは持つことになります。
それまでのあなたの苦労なんてすぐに忘れがちになります。しかし、決して忘れないでください。
あなたが強い立場(面接する側)になった時は、応募者(いまのあなた)の心境も考えて、ちゃんと考えてコピペでない返事をして欲しいし、合格でも不合格でもちゃんと期日までに連絡をしてあげるということを考えてほしいのです。
不合格の返事はなるべく早くほしいですよね?
よく弱腰、逃げ腰の卑怯な面接官がやる方法があります。「内定の場合だけ、1週間以内に連絡します。」というもの。
そして不採用の場合は放置。…このようなことはしないでくださいね。
これは不合格を告げるのが嫌で逃げてるだけなんですよね。
期限を守らないのはもってのほかです。
人を1週間も待たせて音沙汰なし・・・こんな会社は見限ってやる!という気持ちを持てばいいし、逆にあなたが採用する側になった時に、卑怯な返事の仕方はしないで欲しいと思います。
誠心誠意、合格でも不合格でも返事をするということ。このことだけでも、あなたの会社や人徳は尊重されるんです。不合格の方も今後お客様になってくれるかもしれないのだから。
このようなことは、なぜか因果応報的に巡ってきます。不思議なもので。
僕が落とした方がフェイスブックで連絡をくれたりすることもあります。『お元気ですか?』と。
本当に嬉しかったです。次、採用枠が空いたら彼に声をかけようと思ったものです。
人数枠が足りず申し訳ないと思いながら落とした時でも、たまたま候補者とあなたの立場が違っただけ。
下手したら逆かもしれなかったのですから。
今のあなたの気持ちを、是非忘れないでいて欲しいと思います。
40代の転職で書類選考通らない?まとめ
今回は40代の転職で書類選考落ちまくる人、せっかく面接に進んだのに落ちる人の理由と対策について経験から共有させていただきました。
一度挫折を体験した方は強いです。弱い立場の人の気持ちもわかります。
イケイケだった過去から比べると、今は何故こんなふうになってしまったのか?と自分を責めたくもなりますが、そうではないです。
たまたま今の苦境にいるんですよ。人生、必ず波はあるんですから。
あなたが20代前半の若い社員を見て、「若くていいな。可能性に満ちてる」と羨望のまなざしで見てても、その
若手がいつまでも若いわけではなく、彼も同じように30代、40代に苦境にぶつかるんです。
僕はそういった例をたくさん見てきました。
誰にでも巡ってくる試練を、転職術を持って乗り越えていきましょう。
大丈夫、必ず道はあります。頑張りましょう。
応援しています!
40代が好条件転職を叶えるために必須の転職エージェントは?
これは、数多くの転職サイトを登録し使い倒した中で、実際に好条件転職できた「40代におすすめの転職サイトと転職エージェント」です。
以下の3回の好条件転職を40代で叶えました。
・私が40歳で公務員転職。
・45歳で人生どん底から年収960万の転職を実現。
・49歳で身体を壊しいったん帰省し静養後に弁当屋でノリ弁を作っていた時に、以前知り合ったヘッドハンターからの神電話で、2週間後に海外事業を六本木に持ってくる責任者に転職。
効果は実証済みなので、よかったらご活用ください。
40代の厳しい転職活動で好条件転職できた転職サイト2選(体験談付き)
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