(2022年6月24日更新)
「一般教養対策もした。キャリアのアウトプットも完璧!もう公務員の称号はもらった!」「1年学んだ塾の先生からも太鼓判をもらった!」
おはようございます。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。
あなたの公務員転職対策は、いまどの辺ですか?冒頭のセリフのような万全の方もいるでしょう。塾でも先生から「君なら間違いなくいけるよ!」と言われている方もいらっしゃるかもしれませんね。
もちろん、今から公務員を受けようと将来の人生設計を真剣に考えている賢明な方も多いと思います。
当サイトで常々書いているように、社会人の公務員転職は、経験や専門性とアウトプット能力(公務員になってから生かせる行動力)を上手くアピールできれば、一般教養試験で合格点さえ取れれば、そんなに難しいことではありません。
数多くの地方自治体が募集しているので、どこかしらで大チャンスが生まれる可能性は高いものです。
でも選考は相対評価。ライバルとの競争です。公務員採用側も「この人もあの人も採用したい!あ~どうしよ~~」と考えているのが本音です。
そのようなわけで、あなたは出来るだけアピールすることと同じくらい、不合格になるリスクを極力避けないといけません。
そこで今回は、「社会人経験者の公務員転職で、面接官を困らせる典型的な応募者のパターンを紹介します。
このページを読むことで、あなたは公務員試験の土壇場で、墓穴を掘らなくて済むようになります。
公務員転職面接でこんな社会人経験者(応募者)は面接官を困らせます
今回はこの流れで解説しますね。(当サイトは社会人経験者の公務員転職対策を、僕や同僚の合格体験から具体的に紹介しています。是非ブックマークしてお役立てください。)
- ずばり!公務員転職面接で面接官を困らせる社会人経験者とは?
- 公務員転職面接に挑む社会人経験者が肝に銘じておくこととは?
- 公務員面接で面接官を困らせないようにする対策とは?
- 公務員転職面接で面接官を困らせる社会人経験者のまとめ
ずばり!公務員転職面接で面接官を困らせる社会人経験者とは?
それでは公務員の転職面接で面接官を困らせてしまう社会人の応募者を、箇条書きで紹介します。
想定問答で考えたことを丸暗記。面接官の目を見ずに、ずっと話し続ける人。
面接官は答えに対し、質問にしっかり答えるということを重視していますが、何も100%正解を求めている訳ではありません。
答えを面接官が持っているわけではないのです。言い換えれば公務員が答えを持っていれば、何も社会人経験者を採用する必要はありません。
それに、100%大正解です!という答えなんてないのが普通ではないでしょうか。
面接官が知りたいのは、あなたがその問いかけに対して、しっかり認識しているか?面接官が言いたいことを汲んで、あなたなりの考えを述べられるかということが知りたいのです。
あなたもご存じの通り、経済活動などは日々目まぐるしく変わる生き物です。昨日の正解が今日は大間違いということも大いにありえます。
学校のお勉強だけ優秀で、試験で合格して入庁した既存の公務員には、この視点が著しく欠けています。
だからこそ、あなたの状況に応じた柔軟な考えや行動力が欲しいのです。
このような背景の中、あなたが1つの正解(と思っていること)を暗記して、ただただ抑揚もなく話し続けるとなると、面接官もげんなりしてしまいます。
そのような優等生的な答えは誰でも持っているからです。
答えに詰まり沈黙してしまう
これは暗記したことだけ答えようとする人、準備不足の人にありがちな傾向です。
①の続きになりますが、あなたが質問に答えた直後に、「それでは●●のように状況が変化したら、あなたはどうしますか?」と質問されたら、暗記したことを答えるだけの応募者は、一気に答えに窮してしまいます。だんまりで冷や汗…
いざ公務員になって痛感するのは、正論と現状は違うということです。「そんなことは分かってるよ。それがうまく進まないから困ってるんだよ!」というのが本音です。
面接の際に暗記した答えだけを述べて、おまけに面接官と目も合わせずに話すのはコミュニケーションができない人とも受け取られます。
住民にはいろいろな人がいます。そういう住民相手に仕事をするのが公務員です。
社会人経験者ならではの、柔軟な発想とコミュニケーション力は最低限必要なので、面接では大正解を答えることに意識を集中するのではなく、面接官と会話のキャッチボールをするくらいの、社会人経験者としての余裕を持って臨みましょう。
暗い。真面目過ぎる印象・こんな人は既存の公務員に山ほどいる。
これについては想像しやすいのではないでしょうか?
あなたが一緒に働くことになる、特に若くて学校からそのまま入庁した公務員は、あなたに対して羨望の眼差しを送って、「この人と働きたい。この人から何かを得たい!」という人が少なくありません。
既存の公務員の特に若い人は、さすがに頭は良く志が高い人が多いのも事実です。
しかし、それが叶わなくて目が死んでいる人も少なくありません。
公務員という閉塞感たっぷりのお役所仕事と、大人の事情を盾にする疲れ切った上司や議員にすっかり疲弊されるがままになっています。想像できるでしょ?そんな中にあなたが入っていったら、もう希望の救世主です。
そんな人が暗くて真面目過ぎて、何を考えているか分からないような、若い公務員の今の上司のような人だったらどうでしょうか?
想像に難くないですよね?
暗くて真面目過ぎる公務員は既存の公務員の中にたくさんいます。十分足りています。同じような人を採用しようとは採用官も考えていません。
それよりは、少し型破り的で豪快で、そのうえで組織で働くということもしっかり認識している人。裏表がなく人に対して分け隔てがない人。そういう人が好まれるのは間違いない事実です。
抜きんでたハイレベルのAIのプログラミングができるなど、かなりの専門職でない限り、組織で公平性と公正さをもって仕事をする上で、コミュニケーションスキルはMASTです。
暗い印象は与えないようにしましょう。
本当に公務員になりたいのかわからない人
「あなた、本当に公務員やりたいの?」・・こんな人って、実はけっこういるらしいんです。
僕は入庁してから、面接官だった本部長や、仲良くなった人事課長や人事課の主査から聞いたのですが、「本当にうちに来たいのか分からない人がいるんですよ。こっちは本当にうちに入ってくれるのか、毎年ひやひやしながら採用活動しているのに…」
前回この記事でも書いたように、本当に公務員になりたいのか分からない応募者では、採用側の採用するリスクは一気に高まります。まず採用されないと考えたほうが良いでしょう。
あいまいな態度や、熱く語りすぎて「この人って、今の会社で十分活躍してそう。遺留されたら会社を辞められない人だ。」と思われないように気を付けましょう。
準備不足の人も、同じように「そこまで公務員になる気がない人」と思われやすいので注意してくださいね。
実績と公務員としてやりたいことに一貫性がない。話していることに一貫性がない。
あなたの会社や周囲にもいませんか?すぐに取り繕うとしている人。
何か質問したら、一貫性がない答えを返してくる人。その場を何とかして取り繕って逃げようとする部下とか。
こういう人は、日ごろ何も問題意識を持たずに、ただ何となく仕事をしている傾向が高いものです。
おそらくプライベートな環境下でもそうなのではないでしょうか。
何も考えずに、ただその場その場で何となく判断して生きている人。
こういう人は、実は決断力が著しく欠けています。決断力が早い人とは、いつも何かに対して考え続けている人であり、問題意識と自分なりの仮説を立てて、何らかの行動を起こしている人です。
日頃、何も考えもせずに問題意識も仮説思考もない人が、いざ何か重大な決断をする時に、自信を持って決断することはできません。つまり優柔不断な人は、何も考えないで生きて、問題意識も抱かずに仮説も立てないで仕事をいる人です。
そういう人は、他の表現で「話していて思考が浅い。話に深みがない人。」と感じられてしまいます。
このような人は、公務員試験だけでなく民間の転職や今の会社。結婚や恋愛、異性との会話。他人との日常的な会話でも、底を見透かされてしまいます。
答えに正解がないとはいえ、あなたの答え方がブレブレで一貫性がなく、ただその場を繕うような態度では、面接で受かるはずがありません。
公務員面接で面接官を困らせないようにする対策とは?
当サイトで一貫して書いているように、社会人の公務員転職成功の鍵は、日ごろからの準備の仕方が握っています。
その準備とは、公務員選考試験本番において余裕を生み出すような準備です。このようなことを当サイトでは超おすすめしています。
①時事や最新テクノロジー、新しく出てきたビジネスワード、国や受験する地方自治体が抱えている問題点と生かせる機会点。・・これらの大量インプットと大量インプットを毎日行う。(1日3テーマ)
②今の仕事や日常の中で、自分の行動習慣や言動を見直し、何気ない日常でも何かを考え問題意識を持つこと。そして仮説を立てて行動してみること。
これだけを行うことで、うえで書いた面接で困ることのほぼ全てを解決できます。
それらを含めた具体的な対策をまとめていますので、当サイトを上手く活用していただけたら嬉しく思います。
公務員転職面接で面接官を困らせる社会人経験者のまとめ
ここまで読んでくれてありがとうございました。
公務員試験で面接官を困らせる社会人経験者って、実は民間企業でも日常生活でも、あまりぱっとしない人ではないですか?
あなたはそういう人ではないと思いますが、もし準備が不足していると感じているのであれば、面接本番で上記のような「面接官を困らせる応募者」に変身する可能性もあります。
準備は周到に!・・このことを意識して公務員転職の成功を賢く目指していきましょう。
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