(*このページは2023年3月21日に更新されました。是非ブックマークしてお役立てください。)
「目標を設定して日々こなしているけど、この方法って合ってるのかな?」「なかなか目標を達成できない、、、なんで俺こうなっちゃうの?」「この進め方、方向性がずれてないか?・・」
こんにちは。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。
今回は前回の【自分SWOT:隙間時間の活用より自分時間をごっそり作る方法①】に引き続き、目標やアクションプランの設定のための【究極の思考法】ブレインダンプの作成方法について解説します。
ブレインダンプを活用することで、公務員転職や起業、転職やを目指すあなたは、今フォーカスすべき大事なこと、頑張る理由、正しく最短距離の方向性が明確になりまよ。
もちろん、今頑張っている仕事も自分時間も確保しながら成果を出すことができるようになります。
(自分が置かれた環境分析が第①ステップです。このページから来られたあなたは、まずは前のページ【自分SWOT:隙間時間の活用より自分時間をごっそり作る方法①】から順にお読みください。リンクは下に貼っておきます。)
自分時間をごっそり作り成果を出す方法②【ブレインダンプすると効果絶大】
このページは隙間時間で非効率に勉強するより、自分時間をごっそり確保したい方向けです。興味がある方は読み進んでお役立てください。
ブレインダンプを目標設定前に行うと、「これしかない!」というアクションプランが明確になり効果的に成果に直結するので、しっかり読みながら実践してみてください。
僕自身も10年前から行っています。
方向性がブレないし無駄が無いので、自分時間をごっそり作っておまけに成果も出したい方にはとてもおすすめですよ。
ビジネスマンならブレインダンプと言う言葉は聞いたことがあるかもしれませんね。
念のため、知らない方のために詳しく解説します。
- ブレインダンプとは? 【必ず成果が出る究極の思考法】
- ブレインダンプの目的は?
- ブレインダンプ作成時の考え方の順番
- ブレインダンプを行う環境は?
- ブレインダンプで紙に書き出すカテゴリー
- ブレインダンプで使用する道具
- ブレインダンプの書き方
- 最後にブレインダンプまとめ
ブレインダンプとは? 【必ず成果が出る究極の思考法】
ブレインダンプとは・・アメリカのビジネスエリートの中で今や常識の【仕事のパフォーマンスを究極に高める手法】です。
有名なアメリカの【コピー1本で数億円を稼ぐ】トップコピーライターは仕事の前に必ずブレインダンプを行うとのこと。
彼曰く「どんな学習も修練もブレインダンプなしでは意味を持たない。もしもブレインダンプを取り上げられたら、私の成果報酬は間違いなく10分の1以下になってしまうだろう」とのことです。
ブレインダンプは非常に優れた目標設定術・アクションプラン作成術です。
ここで使うブレインダンプは、谷澤潤さんという方が長年ご自身で実践され自身が経営するビジネスを大きく伸ばしたものを、現代日本のビジネスマンに合わせて超詳しく書籍にしているものを使用します。
とても分かりやすく段階ごとにまとめて書かれています。
ブレインダンプはネーミングのとおり、ブレイン(あなたの脳みその中身)をダンプ(どさっと全ておろす)する思考法です。
ブレインダンプの目的は?
ブレインダンプの目的を一行で言うと、「人生における全てのことを無駄なく方向性も確かに進めるために【これしかない!】というものを発見することです。
まさに【これしかない!という究極のアクションプランとTo do list】を作成するために行います。
7つの習慣と非常に相性が良い方法です。つまり、「緊急じゃないけど重要なこと、最優先事項を優先する」に通じてきます。
それではブレインダンプを行う順番を解説します。
ブレインダンプは4カテゴリーに分けて書き出しますが、全てに共通する考え方の順番がこれです。重要ですので覚えておいてくださいね。
ブレインダンプ実施時の考え方(順番)
①アイデアを生み出す。脳にインプットする。 ②脳を整理する。脳の中身全てを出しつくす。 ③行動リストを作る。行動の優先順位を決める。 ④行動リストを実行する。(to do list や 第2領域)*第2領域は【重要だけど緊急性が無いもの】次のページで解説しています。 ⑤見直し・・PDCAを回す。 |
ブレインダンプを作成する時は、場所選びがとても大切です。続いて作成環境について説明します。
ブレインダンプを行う環境は?
前提として丸一日。どんなに時間を取れない人でも、最低でも6時間以上。
ブレインダンプのためだけに使う時間確保と集中できる場所が必要です。
↑これが最も大事だと思ってください。言い換えればこれなしに行ってもいいものは作れません。
職場の近くなどで気分的に【仕事のことを客観的に考えられない】環境下や急かされたり切迫した状況下では効果はありません。
正しい考えが出て来ないからです。
ゆったりリラックスできる時間をたっぷり丸1日確保してください。
僕の場合は家でも職場でもなく、休みの日にカフェで行うようにしています。
なじみの店なので、8時間以上居座ってブレインダンプを行いました。
もちろんコーヒーを5杯ほどは買いましたが、集中できる場所が何より大切です。
ここで8時間確保することで、その後の帰り道や家にいるとき、仕事中でもどんどん出てくるようになります。
イチロー選手も言っている【初動が何より大事】という言葉そのものです。
行動力がある人は素晴らしいと思いますが、何も考えずに行動すると「引き返し」「やり直し」「勇み足」になってしまうことも多いですよね。そういう方はブレインダンプを特におすすめします。
そして、頭の中身全て・・【脳が脱水症状になるまで、もうこれ以上は絶対に出て来ないと思うまで】カラーペンで書き出します。
すると脳が整理され、やるべきことや優先順位が明確になります。
ここまでブレインダンプを行うと更に更に次々と出てくるようになります。
また、ブレインダンプを行うことで無駄が無くなり、最短距離で目標に到達できるようになります。
あなたがブレインダンプを行えば、僕と同じようにうなるはずです。【究極過ぎる】
引き続き、冒頭で書いた4種類のカテゴリーについて説明します。
ブレインダンプで紙に書き出すカテゴリー
ブレインダンプには4つのカテゴリーがあります。
原則としてステップ1から順番に進めてください。
ステップ3と行っている時に、「あ!またステップ1を思いついた」などもあると思います。
その時は、戻って追記してください。
それでは解説します。
step1:欲しいもの、やりたいこと、なりたい状態を全て紙に書き出します。・・あなたが将来叶えたい夢や願望です。
ステップ1では、欲しいもの、やりたいこと、なりたい状態を全て紙に書き出します。
あなたが将来叶えたい夢や願望、なりたい状況のことです。
注意)よく夢を叶える方法で紹介されているものの代表的な方法として「夢をノートに書き出して期限を記入し、目に見える場所に貼り付けましょう」というものがあります。
あなたも夢を紙に書いたことがあると思います。でも、夢がかないましたか?
残念ながらこれだけでは夢は叶わないことが圧倒的に多いのです。
その理由は切迫感や追い込まれ感など【どうしてもやらなければならない】という【行動と習慣に結びつく動機】がふわふわしすぎて、行動が長続きしないからなんです。
信念や執念も弱いのでどうしても緊張感が生まれません。中には願えば叶う、祈れば叶う、(行動もなしに)引き寄せるなどは論外です。
step2:現在(ここ2週間ほどで)やらなければならないことを全て紙に書き出す。
ステップ2は、現在(ここ2週間ほどで)やらなければならないことを全て書き出すワークです。
・・いま決まっていることで構いません。
ここは最後にまた追加することが増えるので余白がたくさんあってもOK。
ステップ2で決めたことが日々のto do listになります。また、PDCAを回すのもここで行います。
step3:仕事のアイデアを全て書き出す。・・いま考え付くもの全てを書き出してください。
ステップ3は、仕事のアイデアを全て書き出すワークです。
いま考え付くものを全て書き出してください。
ステップ1とステップ2を行っているので、結構出てくると思います。
step4:現在抱えている悩み、不安、様々な問題、借金などを全て書き出す。・・【これがやらねばならぬ理由=執念】になります。
ステップ4は現在抱えている悩み、不安、様々なあ問題、借金などを全て洗い出すワークです。
まさに、「やらねばならぬ理由」です。
これがあることで行動しないといけない状況になります。
step1を叶えるためにはここがとても重要です。
step1と内容がダブル項目もありますが、ステップ1、ステップ4どちらにも書いてください。
僕は結構ダブります。・・このstep4は毎日読み返してください。目に見えるところに貼るとすればstep4で作成したものが効果的です。
カテゴリーは大体分かっていただけましたでしょうか? それでは続いてブレインダンプで使用する道具を紹介します。
ブレインダンプで使用する道具
僕がブレインダンプを行う際に使うものを共有します。
紙(スケッチブック)
100円ショップで売ってます。谷澤さんは788mm×1091mmの模造紙を使っていらっしゃるようです。僕は257mm×364mmのスケッチブックを使っています。理由は持ち歩けるからです。
ペン(12色以上のサインペン):これも100円ショップで売っています。
上記2つが揃っていることがとてつもなく重要です。
僕は最初システム手帳に3色ボールペンで書いていました。
しかしアイデアがどんどん出てくるので、1時間もしないうちに「こりゃだめだ!」と思い、すぐに100円ショップに買いに行きました。
ブレインダンプ作成時の最大のポイントは時間をかけるということです。だから集中できる環境を確保しました。
なぜなら1時間ほどでささっと作って「よっしゃできた~」では全く意味が無いからです。
搾り出す行為を行いきっておらず、あなたの脳みそからすぐに取り出せる簡単なものしか書いていない状態で終わるのはもったいない話です。
ビジネス経験が長いあなたは、もしかしたら書き出すのは簡単と思うかもしれません。
でも、脳みそが悲鳴を上げるまで絞り出すのがポイントです。
経験豊富なあなたでもなかなかチャレンジし甲斐があると思いますよ。
あなたと家族の人生のための行動計画です。真剣に時間をとっておこないましょう。
*ブレインダンプは、これでもか!と丸一日ほど時間をかけて脳みそが脱水症状を起こし悲鳴を上げるくらいにやらないと意味がありません。
まさしく【もう出て来ない】と思っても、決めた時間までとことん考え続けて搾り出すと言う感覚です。
全部出たと思ってもまだまだやるんです。
だから時間をしっかり確保することが大事。
大丈夫です。2~3時間も経過するとどんどん出てくるようになりますよ。
★ここで少し:圧倒的にらくらくと成果を出し、家族サービスやじむ通い、趣味や自己投資、遊びも華麗にやってのける【できるやつ】の秘密は、上記のような方法で目標設定をする際に前準備に時間を十分かけているからです。
目標も行動計画も作らず行き当たりの人。根拠のないずれた目標設定をして何かあるとブレまくる人と大きな差が生まれるのは当然ですよね?
当然、前者のほうが人生は幸せなものになります。
それでは道具まで紹介したところで、ブレインダンプの書き方を紹介します。
ブレインダンプの書き方
これは2019年の目標設定のために僕が書いたブレインダンプの1枚です。見せるのは恥ずかしいので裏返してあります。イメージをつかんでください。
★上の写真のように画用紙に①~④のカテゴリーごとに、それぞれ1枚すつ目一杯埋める感覚で書いていってください。
埋まらないほど出てくるようなら2枚以上使っても構いません。思いつくままどんどん書いていってください。順不同でもいいと思います。
*ただし注意点は、カテゴリーごとに最低1枚は埋め尽くすように書いていってください。
埋まるまでは終了してはいけません。できるだけ大きな画用紙を使うのはそのためです。
★必ず12色以上のカラーペンを使用してください。ボールペンではだめです。書いているうちに気づいてきますが、このカラーペンが大きな力を発揮してくれます。
色分けに決まりはありません。あなたなりの決め事を作ればOKです。
例えば中心に赤字で「この2週間でやらなければならないこと」と期間を書いて、その周囲に色分けして書いていけばOKです。
写真のように目一杯出しつくすまで書いてくださいね。
ブレインダンプを行う際の注意点
ブレインダンプを行う際の注意点を共有します。
ブレインダンプは、絶対に手書きでおこなってください。
ブレインダンプは、PCの前などに座って場所を固定して行うものではありません。
あなたも何かアイデアを出したり思考をフル回転させるときは、いつもと違う場所でおこないませんか?
そのほうが思考は働きアイデアは出るからです。
ブレインダンプをいつもと同じ場所でおこなうのは非常にもったいないと思います。
書いていくうちに、大きな画用紙を使うことと、カラーペンを12色以上使うことのメリットや意味が分かってきます。
用紙が小さいと何ページも書かないといけなくなります。それでは思考がつながっていきません。
それにカラーペンは裏にインクがにじみます。ペン(色)が少ないと自分が混乱してきます。
したがってブレインダンプはシステム手帳などにボールペンで行うのは向いていません。
システム手帳は、ブレインダンプで搾り出したものに優先順位を付け、行動計画を記入していく時にはじめて使用します。
自然と7つの習慣の第2領域(重要だけど緊急ではないこと)だらけになります。
「最優先事項を優先する」アクションプランが自然と作れるようになりますよ。
結果、自分の時間が圧倒的に多く確保できるようになります。
システム手帳は日々のスケジュール欄が広いものが理想的です。
フランクリンプランナーが最も適しています。
ブレインダンプを行い、出し尽くしたものの中から行動計画をシステム手帳に書くのですが、最も優先するのがカテゴリー②の【今(ここ2週間で)やるべきこと】です。
カテゴリー①、③や④を書いていくうちに、カテゴリー②は自然と増えているはずです。
システム手帳に行動計画を転記し期限を入れ、2週間ごとに見直します。
見直す際はまた白紙の画用紙を使います。(この2週間ごとの見直しは非常に重要です。必ず行ってくださいね。」
そしてシステム手帳には、中長期プランも入れると思いますが、一緒にカテゴリー④の【やらねばならぬ理由】も是非書いておきましょう。
そして毎朝読み、行動を起こす強烈な動機にしてください。
ここでビジネスマンのあなたならマインドマップがあるやん!と思ったかもしれませんね。
そうです。思考を繋げて連想ゲームのように整理していく方法がマインドマップなので、併用すると相乗効果が出ます。
★ただし、マインドマップとブレインダンプは似ているようで別物なので、ブレインダンプをおこなうためのツールとしてマインドマップを使えば良いと思います。
これ、おすすめののXMINDです。手書きじゃなくPCで便利に使いたいならこれが良いと思います。
無料版で十分ですよ。
ブレインダンプまとめ
このページでは、自分時間をごっそり確保する方法としてブレインダンプを紹介しました。
僕らは案外、自分が何を考えているのか、どんな可能性を持っているのかしらないものです。
ひょっとしたら過去の経験や読んだ本。聞いた話などあなたの脳みその中にしまいこんであるものの中に、とんでもない宝物があるかもしれないのです。それもかなり高い確率で。
そこでこのブレインダンプという手法で徹底的に搾り出す作業を行い、あなたの脳みその中にある宝物を引き出します。
コツは何度も書きますが、【時間は起きている間丸一日確保する】【最低でもリラックスして集中できる場所の確保】です。・・できれば連休初日などが適しています。
やる人とやらない人の差は大きく出ます。ブレインダンプを人生の習慣にすれば、隙間時間どころか自分の時間をたっぷり確保し成果までだせるようになります。
この自分時間を集中して将来のための【公務員転職】【英語の勉強】【投資や副業の勉強】などに充てればいいのではないでしょうか?
すると、近い将来に安定した収入や幸せが実現できます。
興味がある方はさっそくブレインダンプをおこなう日と場所を決めてみませんか?
ブレインダンプの著書について
大きな枠組みや実施方法は上記に書きました。
著書では谷沢さんの20年の経験からくる様々な工夫が紹介されています。例えば、脳が開放されてアイデアが湧き出る環境づくりや、やる気が起きないときの対処法、健康管理、捨てるべき習慣など色々。本当に詳しく書かれていますので、大変参考になります。
読みながら進めたい方はリンクを貼っておきます。ここで書いたこと以外にも工夫するノウハウなどが書かれていますので役立ちますよ。高くないので、読みながら進めることをお勧めします。
自分時間を大きく確保する仕事術関連
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