(*このページは2022年11月11日に更新しました。)
『毎日めっちゃ忙しい、、帰ったらくたくた。公務員に転職する社会人って本当にいるの?』『実際、公務員の勉強って会社辞めてからした方が有利じゃないの?・・でも、仕事しないと生活できないし、、、』
おはようございます。【ネクストキャリア実現サポーター】でライフコーチのがみさんです。
今回は私や同期、後輩の経験から、公務員転職に成功する人の中で働きながら勉強や準備をして来た人はいるのか?
働きながら勉強するより、会社を辞めて勉強したほうが有利なのでは?について書いていきます。
公務員転職は働きながらでも可能?実際に合格した人は?
結論を先に言うと、公務員転職の準備は働きながらでも十分可能です。
こういう私や同期も働きながら勉強しました。
ここで、公務員に限らず他の国家資格や英語など、習得の難易度が高いものもみていきましょう。
紹介する人は、全て僕の知り合いです。
国家資格や英語などを取得するために勉強した人は、働きながらだった?それとも?
- 弁護士の場合
- 公認会計士の場合
- 英語の場合(TOEIC400⇒700レベル)
- 簿記1級の場合
- 社会保険労務士の場合
- 公務員の勉強を会社を他の資格と比較
- 上記に共通していることは?
弁護士の場合
私の福岡の知り合いに司法試験3回目で合格した弁護士がいます。
彼は元々、パナソニックの知的財産部にいた人です。
仕事を続けるうちに、弁護士になろうと思ったらしいです。
彼はパナソニックをきっぱり辞めました。
それから貯金で生活し、弁護士の勉強をスタート。
独学か学校で学んだかは聞いていませんが、合格前の2年間は、大阪の浮浪者が占拠しビニール小屋を建てて住んでいる公園で生活しながら勉強したとのこと。
3回目の前には、『次落ちたら、俺もこの人達と同じ浮浪者人生なんだな、、』
と思いながら、死ぬほど頑張って勉強したとのことです。
ビニール小屋なので、もちろんエアコンなんてありません。
ビールか何かのプラスチックケースの上で勉強していたらしいですが、かなりの強者ですね。
見事に3回目で合格し、今では博多の有名弁護士事務所で高収入を得ながら、大活躍しています。
統計的に弁護士になれた人は、合格前に無職だった人が95パーセント。
働きながら司法試験に合格した人は、僅か5パーセントというデータがあります。
それでは、司法試験に次ぐくらい難易度が高い公認会計士はどうなのでしょうか?
公認会計士の場合
公認会計士も弁護士と同じく、合格前の1、2年は無職だった人が90パーセント以上というデータがあります。
ただしこれは日本の公認会計士のパターンです。
アメリカの公認会計士(USCPA)の場合は、働きながら取得した方もたくさんいらっしゃいます。
この違いの理由は、日本の公認会計士は上位何人が合格というように、相対評価で合否が決まります。
それも毎年変動します。
反面、USCPAは合格点を取れば全員が合格という絶対評価です。
どちらがいいかは判断が分かれるところですが、近年は取得しやすいUSCPAを勉強する人が急増しています。
グローバル展開している企業は、国際会計基準(IFRS)を取り入れています。
国によって会計基準が違うと、財務諸表も作れません。
そのような理由からも、かなりのニーズがあり、USCPAを勉強する人の方が多い傾向があります。
私のトリドール時代の先輩は、働きながら大阪の学校に通い、1回でUSCPAを取得しました。
学校にはたくさんのOLさんも来ていて、通うとモチベーションが上がるという変な頑張り方でしたが、国家資格は取ったもん勝ちです。
公認会計士の場合、日本の公認会計士なら無職でひたすら勉強。
アメリカの公認会計士USCPAの場合は、働きながら学校や通信教育が大半というのが事実です。
英語の場合(TOEIC400⇒700レベル)
英語については、転職にも有利で割と身につけやすいスキルですね。
資格というより、スキルです。
私は駅前留学NOVAに3年間通いました。
好きでも元々得意なわけでもなかったのですが、会社の業務や出世の面で必須だったので、働きながら通いました。
結果はTOEIC400未満から720程になり、その後の海外事業部や外資系企業での仕事に大いに役立ちました。
もちろん、年収アップや転職には、とても有利でした。
英語は働きながら勉強する人が圧倒的に多い代表的なものですね。
簿記1級の場合
簿記1級取得のために、わざわざ無職になって猛勉強する人は、あまりいないと思います。
高校生でも日商簿記1級はとれますし、私も高校3年で日商簿記1級を取りました。
簿記は3級を取ってしまえば、1級までは割と楽勝です。
何故なら、最初はロジックがサッパリ分からないから。
4級を取れるほどになれば、基本的なロジックは理解しているということなので、あとは難易度が上がるだけです。
簿記は2級までが個人商店の会計。
1級は株式会社の会計。
日商簿記はそれに工業簿記が加わります。
しかし簿記には大きな問題があります。
それは、簿記1級を持っていたとしても、凄いねとは言われますが、転職や出世には全くと言っていいほど有利にはならないことです。
管理職や店長など簿記会計が出来て当たり前。
経理部などは必須。
つまり、出来ないと評価が下がるどころか、仕事になりません。
有利ではないけど、財務諸表くらいは読めて会社や部門の問題点が分かるくらいでないといけない、言わば仕事のための必須スキルですね。
社会保険労務士の場合
簿記と違い、社会保険労務士は収入アップに繋がります。
社会保険に加入していない企業なんてありません。
その割に会社内に社会保険業務をできる人は、ほとんどいないのが実情です。
私のマック時代の部下は25歳で辞めて、派遣社員をしながら、1年で社労士の資格を取りました。
彼は大阪で社労士事務所を開業し、今や従業員30人を雇用する大社長です。
収入も仮想通貨に投資し、あっという間に億万長者になりました。
年収は3000万は下らないそうです。
判断が良かったんですが、へえ〜あいつが?というほど、出来が悪かった部下です。
資格にも稼げる資格とそうでない資格があることを、彼は徹底調査したんですね。
あっぱれです。
それでは公務員は上記と比較してどれくらいなのでようか?
公務員の勉強を会社を他の資格と比較
公務員の難易度は、弁護士や公認会計士と社労士の中間くらいだと思います。
つまり無職でも働きながらでも、十分に狙えるレベルです。
私や同期はみんな働きながら勉強しました。
社会人経験者のキャリア採用なので、直近10年のうち、7年連続で社会人経験がないと受験資格がないというものが、ほとんどの公務員にはあります。
また、直近でどのような仕事をして成果を出したか?
どのような専門分野でノウハウがあるか?
これらが選考の大きな判断基準だから、働きながらの方が有利という事情もあります。
もちろん、一次選考の教養対策は塾や通信教育で学びました。
あまり教養対策に何年も時間をかけられないので、忙しい社会人には通信制の塾が向いています。
1.2年で公務員に合格したいなら、塾は活用した方がずっと早いし、肝心な自分の専門分野を磨く時間が取れます。
公務員転職や国家資格など上記に共通していることは?
上記全てに共通していることは、勉強することに一点集中して、1年から3年ほど、脇目も振らず勉強しまくった人だけが合格したということです。
仕事を辞めて時間があるからと、ダラダラしたり、趣味やレジャーに時間を使ったりする人は、働いている人よりずっと不利です。
大学や高校受験と全く同じですね。
あなたがもし公務員に合格したいなら、時間は有効に使い、1年間ほど一点集中して勉強し、ほかのことは合格してからやるくらいの気持ちで取り組めば叶うでしょう。
まずは決めること。
そこから始めましょう。
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